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欲求不満?の米朝会談 - ブログ

米朝会談では金正恩よりトランプが主導権を握っていたように見えます。握手するときは常にトランプから手を差し出し、さらに金正恩の肩をたたいたり背中に手を添えたりと、緊張がなかなか解けない金正恩を終始リードする形でした。メディアに対する発言もトランプばかり。

世界が注目した米朝会談ですが、非核化においては踏み込んだ合意には至らず。人権問題には触れず、拉致問題もどこまで圧力かけたかはなはだ疑わしい。内容的にはかならずしもアメリカ側に有利とは限らなかったようです。

一方北朝鮮側もすぐには経済制裁の緩和という約束は得られなかったようです。今後の成り行きが注目ですが、中々完全な非核化には応じないでしょうねえ。

また、朝鮮半島の統一はほぼないと言われています。この点はどの国も一致した意見のようです。韓国でさえ冷静に考えれば経済格差がありすぎて、統一したら経済の大混乱が起こるのは目に見えてますから、終戦を迎えても(今は休戦)国境は維持して人間の往来は少しだけ緩和程度でしょうかねえ。中国は統一に大反対ですもんね。絶対統一はあり得ない。

一方核の脅威は少しは緩まるでしょうから、普通は歓迎なのですが、北朝鮮が経済緩和の甘い汁をたっぷり吸って、「こりゃたまらんわ」とどんどん非核化を進めて困るのは、実は日本のはず。
実は日本(自民党政権)は北朝鮮を仮想敵国として軍備(自衛隊)を強化して戦争ができる憲法にしよう(これは安倍が政権中で一番やりたいこと)としてきたわけです。それをそそのかしているのはアメリカ。アメリカは日本に兵器を売って大儲けしていますから。北朝鮮の脅威がなくなると、選挙の時に国民の不安をあおって勝利してきたその大きな根拠がなくなるわけですから。(尖閣問題があっても、中国を仮想敵国とすることはできないはずです)

北朝鮮の一番の目標は体制維持。アメリカの目標は自国の安全と北朝鮮対策の軍事費の削減かな?中国は北朝鮮の存続。韓国は半島の非核化と終戦と緩やかな交流。そのあたりで行きつく先が落ち着いてくるのではないでしょうかか。そしてそのどこにも拉致問題の解決の重要性がないのです。トランプは会談の際に拉致問題にちょっと触れただけのはず。それよりもっともっと重要なことがあるんですから。完全非核化だって「そこまでは時間がなかった」と言っているくらいですから、拉致問題に触れたのは、わざわざ会談の前に面会に来た従順な飼い犬を、少しだけ喜ばせなきゃと思ったからですよ。そんなことも知らずに一人意気込んでる様は滑稽としか言いようがない。