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ブログ 一覧 (カテゴリ:医療)

今までの ブログ の一覧です。

「最近血圧が高くなっていないんで、薬飲む必要がないんじゃないかと思っていたら、急に上がったときがあって、そういえばOS1をたくさん飲んでいた。やめたら下がってきた」

「OS1なんか飲む必要ないですよ。ただの砂糖入り塩水ですから」

「テレビでは『水だけじゃだめだ。塩もとらなきゃ』って言うでしょ。OS1のコマーシャルも頻繁に流れるし。箱で買っちゃったわ」

「室内でエアコンに当たる生活していたら余分に塩をとる必要なんてありませんよ。そうでなくたって食事でたくさん塩とっているでしょう。食事以外で塩をとるような人は道路工事とが屋根工事する人で、だらだら大量の汗をかく人くらいですよ」

以上患者さんとの話です。医療従事者の方ですが、やはりコマーシャルやテレビの影響は大きいんですねえ。一部分を取り上げてことさらそれを大きく論じるのは商品を売りたいメーカーや視聴者の興味を引き寄せいたテレビのやり方。その病気や症状がどうして生じるのかを人間全体、生活全体を視点に考えてみれば、こんな落とし穴に陥ることはないです。

木を見て森をみず

 

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今朝目を通した漢方の雑誌に、口内炎の治療に関する記事をみました。

口内炎に使える漢方は3種類あって、これは〇〇(生薬名)が入っているので、副作用で飲めない人がいる。そんな時は▽▽(漢方の方剤名)がいいです。6日で治りました。

という内容です。

「6日で治った!?」それは自然経過で治っただけだろ!普通口内炎は痛くなってから1週間かかります。

 口内炎の治療は痛くなる前にスタートする

が原則であることは、ヴィネは何度も言っています。腫れているときに治療開始すれば1日で治るのです。

今日来られた患者さんは何度も口内炎を繰り返す人で、1か月前に「痛くなる前の腫れている時期に治療開始しなさい」とヴィネがいったことを実践されて、実際すぐに治ったと報告されました。

毎回口内炎の患者さんには早期治療を伝えているのですが、実践する人はすごく少なく、さすがにヴィネの心も折れてしまいます。最近は1度言ってやってくれない人には次回は説明しないことにしました。でも今日のこの方の報告はうれしかったです。折れかけたヴィネの心も少しつながりました。この方はもう2度と口内炎で困ることはないでしょう。

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WHOは7月27日に、日本の新規コロナ感染者が1週間で97万人で世界最多だったと報告した。しかし感染者の全数把握していない国もあるので、日本が一番感染者が増えている国かどうかはわかりません。

日本に入国するのに陰性証明が義務付けられています。G7では日本だけです。こんな水際対策取っているのに世界一の患者数です。

テレビで町ゆく人たちを見ると、欧米でははほとんどがマスクつけていません。日本でもこの夏になって熱中症の危険性が増すとのことで、外でのマスク着用はしなくてもいいことになりました。ヴィネは果たしてどれだけの人がつけなくなったのか観察したところ、確かに少しノーマスクの人が増えたようです。アンディの散歩のときにマスクつけていない人10人見つけたら祝杯上げようと思っていましたが、7月の猛暑の日が続いた時に、一気のノーマスクが増えました。とはいってもやはり圧倒的に少数派ですけどね。

テーブルやいすの消毒の必要性がないと報道されましたが、一度っきりでいまだに無意味な消毒行為が続いています。アクリル板もむしろ換気を妨げる可能性があるけど、そのことを考慮している風でもない。むしろ「今一度感染対策をしっかりしてもらって」という専門家の言葉が、、同調圧力社会の日本では自粛警察の出現を招きそうです。

第7波の爆発的流行で、医療はひっ迫状態。当院でも発熱外来で半分くらいはお断りせざるを得ない状態です。その大きな要因はHER-SYS(ハーシス)です。国が一元管理するために導入した患者の登録義務です。当初120項目もの入力が必要で、全く現場を知らない官僚のやりそうなクソな作業です。現場からの不満が上がって、入力項目がかなり減りましたが、それでも報告自体がとても大変なのです。これがなければ患者さんを断ることはなくなると思われます。
 国はハーシスで一元管理するといってますが、それで何かいいことがあったのでしょうか?結局自宅待機患者140万人とか、救急搬送断られたりとか、ほとんど医療崩壊ですよ。おそらく一元管理なんてできていないはずです。

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在宅医療をやっていると

「ああ~、またか・・・」

と、全身から力が抜けて「もうこんな事にかかわりたくないなあ」と思うことがあります。

ある在宅患者の家に初めて伺った時に「はいこれが○○病院の余った薬です」と、悪びれた風もなく旦那が買い物バック一杯の薬を持ってきたのです。ざっと目を通すと、毎回90日分の処方が、3回分くらいあります。その80%ほどが使われずに残っていたのです。残り20%を服用していたかどうかはわかりません。もしかすると捨てていたのかもしれませんし、どこか部屋の別の所に紛れ込んでいるかもしれません。薬は喘息の薬とか高血圧とかコレステロールとか、睡眠薬とか精神科の薬とかでした。この方は認知症もあり、全く薬の管理ができていないのです。夫もほとんどかかわっていなかったようです。

しかしこれを処方した医師は、外来で患者を診察していてそのやり取りから認知症があると気づいていたはずです。それなのにちゃんと内服しているかどうか確認せず「また90日分出しておきますね」と言っていたに違いありません。残薬を調べる面倒な作業を完全に頭から消し去っているとしか思えません。

今回残薬の値段を調べたところ174,400円でした。問題は薬代だけではありません。結局この人は病院に行っても治療に結びつくことはほとんどやっていなかったわけですから、この方の再診料や検査料だって無駄になっていたのです。つまりこの方の医療費全てが無駄遣いされていたと考えられます。

降圧剤も飲んでなかったので、血圧だって高かったでしょう。しかし受診時に血圧測定するとか自宅での血圧はどうなのかという会話をしていれば血圧が高いことがわかって、薬飲んでいるかどうかに疑念がわくはずですから。

平気でこういう医療をやっているやつらのことを考えると、ヴィネは医者をやめたくなってくるのです。

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コロナ対策のために自己の免疫力をアップしたいと「腸活」なる行為が注目されています。

腸には免疫細胞の7割が集まっているので、腸内環境の大切さが注目されるわけです。腸は長さ約10メートル。およそ1000種類100兆個の細菌 が腸内フローラ(細菌叢)を作っています。腸内細菌を大きく3つに分けられます。そしてその割合が大切だといわれています。つまり善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7が良いとされているのです。そして善玉菌を増やすには発酵食品、食物繊維、オリゴ糖で、悪玉菌が増えるのは高脂肪食、高カロリーとのこと。

以上が受け売りの知識。「腸活」はやはりもののイメージがあり、浅くて軽いです。おそらくそんなもので健康、免疫力など保てません。ヴィネが20年以上も前から提唱している「腸より始めよ」は、もっと意味が深いのです。

人間が日常的に訴える不調は腹の不調が圧倒的に多いのです。下痢、便秘、腹痛、腹が張る、さらには。消化管というもっと広く考えると、胸やけ、のどのつまり、口内炎、口が粘る等々。枚挙にいとまがありません。これらすべての症状には原因があって、即対応するべき(手を打つべき)症状なのです。それをせずに何ら手段もなく「様子を見る」は無策といっていいです。「腸活」をしていてもこれらの症状に無頓着だと、あなたの「腸活」が正しいかどうかわかりません。つまり自分の「腸活」が正しい方向に向いているかどうかは、これらの腹の不調がないことを確認することでできるのです。

日々腸を考えて生きることであなたの健康長寿が達成されるのです。

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女性にはない、男性だけが持つY染色体。

男性が女性より寿命が見字形原因として、このY染色体が短命ということが一因かもしれないのです。
つまり加齢とともに細胞からY染色体が消えていきやすいのです。そうなると心機能が落ちて心不全になったり、大動脈の病気になりやすいのです。

まだY染色体を元気にする方法は発見されていませんが、ヴィネとしては有酸素運動を続けるとY染色体の寿命が延びる、という研究結果が出るといいなあと思っています。

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 4回目の接種を終えた対象者(高齢者)は4割日どまっています。

第7波の感染者が急に増えている状況から、医療関係者にも接種対象を広げて速やかな接種をするように働きかけています。しかしヴィネはコロナワクチンを打つと強い副反応が出ます。39度を超える発熱。悪寒戦慄。解熱剤を飲んで熱は抑えられても悪寒戦慄は治まりませんでした。そんなわけでもうワクチンは打ちたくないなあと思っていました。

ある患者さんが抗体価を調べたいといってきました。有料になると伝えたところそれでもかまわないといわれたので実施しました。すると9000単位以上の非常に高い抗体価の数字でした。「もしかするとヴィネもそのくらいの抗体価があるのかもしれない」と思うのは当然の流れです。

というわけでこの度測定してみました。そしてその結果は、

9822単位!!!

この検査会社の測定限界は9999,9単位ですからほぼそれに近いかなり高い数字です。因みに3回のワクチン接種して1か月後は9999.9以上、と測定限界を超えた値でした。

この結果を知ったら、強い副反応を我慢してまで4回目のワクチンを打つ必要はないと確信しました。しかしこの高い抗体価は全ての人が高い抗体価を保つとは言えませんが、少なくてもヴィネの同級生の医者も(具体的な数字は忘れましたが)かなり高い数字だっといっていました。

一方3回のワクチンを打っても感染する人は珍しくありません。その人抗体価が少なかったからだとは言えません。つまり今のワクチンはオミクロン株に対するワクチンではないから、いくら打ってもオミクロンのコロナには感染しちゃうといえるかもしれないのです。さらに今のワクチンを打つ意義は「重症化を3割減らす」と言われています。つまり今のワクチンはオミクロンの感染予防ではないのです。それに3割って数字は微妙ですねえ。ヴィネとしては「3割程度なら副反応の強いワクチンは打ちたくない」です。

秋には出てくるらしいオミクロンワクチンに期待をしたいです。

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。「泥縄」とは「泥棒が来てから縄をなう」という意味で、事が起きてから準備するてな意味ですが、ヴィネは何となく泥棒が来てから縄を探してくる程度の意味に考えていたのですが、実際「なう」という言葉の意味は、藁の状態から縄をよって作ることを指すので、もっと準備していない状態です。

さて、今時縄なんて常備している家はありませんでしょう。ましてや縄をなうことができる人はほとんどいないです。よって時代に合わせて新しいことわざが必要になります。そこでヴィネは「熱筋」を提案します。

「熱筋」とは、熱中症になってから筋肉を増やそうとする全く無計画なさまを指します。熱中症の根本対策は水分を体内にためることのできる筋肉の量を増やすことです。しかし筋肉をつけるのには時間がかかります。熱中症の時期になってから、もしくは熱中症になってから、筋トレして筋肉を増やそうとしてもそりゃ無理ですよ。また運動もせずに、筋肉を増やすためにたんぱく質をとることも、全く効果のないことです。

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昨日もほとんどの人が外でマスクを着けていました。

記録的な猛暑で熱中症の危険があるにもかかわらず、多くの人が不必要な場面でマスクをし続けているとして、日本医師会は29日、「距離が確保できていて、会話がほとんどない屋外ではマスク着用の必要はない」と改めて呼びかけましたが、まだわかっていないようですね、それじゃあ変わりませんよ。

一方厚労省は、屋外で距離が確保できている場合や会話がほとんどないときについて、マスク着用の必要はないとの基準を示していますが、これに対して日本医師会の常任理事は厚労省の基準は「医学的にも適切、妥当だ」と強調。厚労省も医師会も頭の固さが同じだからこんなことしか言えない。

医師会は、現状では「安心感と、周りから指摘を受けるのではないかという疑念」から、マスクを外す人が少ないとの認識を示した、というのですが、そこまでわかっていたらもう一歩踏み込めよ!

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コロナで亡くなられた方のお葬式はとても残された家族にはつらいものです。

そうでなくても入院中は面会できませんし、おそらく病状だってこまめに伝えられていないでしょう。そしていきなり「お亡くなりになりました」の宣告。さらにはお葬式では(感染予防とかの理由で)袋に入れられて、触れることもできず。参列者だってごく限られています。

これらが厚労省の指導の下にあったとはごく最近知りました。当初は葬儀社がコロナが怖くて独自の判断でやっていたのかと思っていましたが、そうではなくお上が知ったかぶりの指導をしていたということになります。

何が知ったかぶりかというと、コロナは死体から感染しないということです。これが死体に触れても感染するエボラ出血熱との違いです。コロナは呼吸器感染です。患者さんの吐く息やくしゃみ鼻水から感染するのです。だから亡くなられてもう呼吸をしなくなった患者さんからは感染しないのです。ビニール袋に入れる必要なんて全くありませんし、面会者を制限制限する必要もありません。

早いところ厚労省は普通の葬式に戻すように通知するべきです。

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