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新着情報 一覧

今までの 新着情報 の一覧です。

西日本豪雨の被害がものすごいです。その被害の範囲の広さ、死者行方不明者の数、そして映像で見る土石流に巻き込まれた無残な家屋や自動車の数々。道路や橋もズタズタです。
あの家も車もみんなゴミになるのでしょうか?被害額は兆の単位にまでなるかもしれません。表向き元通りになるのにさえも数年じゃきかないでしょう。
数十年に一度の非常に激しい雨とか言ってますけど、その言葉を毎年聞いています。来年も、そして東京オリンピックの年も大災害に見舞われる可能性が少なくないです。たとえオリンピックの時に東京に集中豪雨がなくても、その直前に今回のような大災害が起きたら、オリンピックだなんて浮かれていられないはずです。

オリンピックで資材や人材が大量に持っていかれて、復興がスムーズにいくとは思えません。今更ですが被害大国の日本はオリンピック開催すべきではなかったのです。

このままじゃらちが明かない

そう思って急遽MRIを受けました。たまたま膝関節を専門とするスポーツドクターE先生に巡り合ったのが幸いでした。すぐにレントゲンとMRIをとってついでにアキレス腱の相談もしました。

そしてMRIの診断は・・・・。
「OA(変形性膝関節症)ですね」

その言葉は4年前にも聞きました。しかしO脚であることは認めますが、本当に?E先生が指摘するのは少し右の内側の関節裂隙が狭いこととわずかに関節面が乱れているところでした。そしてMRIは、内側の半月板が圧迫されて外に押されていることや、半月板が年齢的な変化でばさばさになっているようで、一部は切れているのだろう、さらには軟骨も少し表面が乱れているとのこと。

「これは進行性の病気で自然には良くなりません。もし今後もスポーツを続けるのなら骨切術という方法があります。」とのことです。骨切術って相当進行したOA患者に行うイメージがありましたが、むしろそういう人は人工関節で、ヴィネのような初期の治療には骨切術が適応のようです。しかしこの手術を受けるとまず1年は実戦に戻れません。場合によっては2年・・・。

ネットでは変形性関節症にPRPをやっているところもあるのでそれを聞いてみると、「PRPはあまり膝に効果ないんですよねえ」
おいおいそうかよ。のぞみが消えていく~
骨切術に関してその後別の整形外科医に聞いたところ、この医師はあまり詳しくはないのですが「そりゃアスリートは別かもしれないぞ。セカンド(オピニョン)に聞いてみたほうがいいよ」とのこと。

骨切術をしたら最低2週間、普通は3週間の入院が必要になります。急にそんなに長期に休むことはできないから、まずは関節鏡をやって直視下に見て老化具合を判断し、ぐさぐさになっているところはきれいにしてもらうことにしました。

MRIで方向性は決りましたが、予想外の展開となりました。

ちなみにアキレス腱ですが、これもE先生は「アキレス腱炎ですねえ、これも治りにくいんですよ。」がっくりの答え。まあしかしこれについては自分なりに何度か治してきたので何とかしようと思います。

ランをしているとしばしば池のはたで何人ものおっさんたちがたむろしているところに出会います。例外なく競うように2,30センチもの長さの望遠レンズ付きの高そうなカメラを持っています。
リタイアして時間はたっぷり。お金もたっぷり趣味につぎ込むことができるのでしょう。

彼らが待ち受けているのはカワセミ。
池の真ん中に突き立てた棒に止まるのを待っているのです。
カワセミはいつ来るかわかりません。すごく気の長い勝負ですよねえ。ほとんどの場合、おっさんたちは何もすることなくぶらぶらして立ち話しているのです。

実は昨日ランで帰宅途中一羽の鳥がヴィネを追い越して2,30メートル先の側溝の手すりに止まりました。体の割にくちばしが長いのでまさかとは思いましたが、カワセミでした。300メートル手前にはカッパ池がありますので、このあたりを縄張りにしているのでしょうか。

数年前にはこのあたりでフクロウも目撃しましたし、イノシシも出没します。自然が豊かというのか、田畑が荒れ放題になっているというのか、これからこういう光景に出くわすことが多くなりそうです。

世間一般にはアキレス腱炎という名前で通用していると思われますが、アキレス腱周囲炎というものと区別するようなことも言われています。そしてその区別方法まで成書には載っているんですが、実際はよくわからんのです。

そして多くの人にはなじみのないアキレス腱症という言葉。おそらくMRIで検査するようになり、「炎症じゃなくアキレス腱の一部が切れているのだ」という概念が沸き上がったんじゃないかと思います。

確かに運動を休んで何か月もたつのに全然治らないのは「切れている」という概念をもってすればなんか理解しやすいです。

しかし概念は変わっても治療法には進歩ないです。鎮痛剤とかシップとかストレッチでした。最近PRP療法が注目されて、大リーグ大谷や田中選手が受けて早期復帰したりするニュースを耳にします。

ヴィネが読んだ文献には3症例の治療効果が取り上げられていました。いずれも数か月もの長い病悩期間(なおらないでどうしようかな~てな感じで過ごしている期間)があり、PRP療法に至ったというのです。しかしその治療法を読んで「あれ?」っと思いました。だってPRPを患部に注射してその後1週間荷重を避けるのです。つまりギブスまいたりしているのです。

初めは「へえー、すぐに復帰できるわけじゃないんだ」と単純に思いましたが、しばらくして考えると、もしかすると本当にPRPで治ったんじゃなく荷重避けたことがよかったんじゃないか?と疑いを持つようになったのです。

そこで取り入れた24時間ヒールアップ療法。こんなに効果があるとは・・・・。結局炎症、周囲炎、腱症という区別なんてどうでもよく、単にヒールアップすればいいだけなのです。

あまりにも効果が高く、そしてあの苦しみはもう嫌だという思いから、今のところ走るときもそれ以外の時も、寝ている時間以外は常にヒールアップしています。あまりにも長期間片方の足だけヒールアップするのはもう一方の脚に負担がかかると思われ、今後対側にもヒールアップをしてみようと考えています。

参考までに、一抹の不安、ヒールが臭くなるんじゃないかという心配は今のところありません。

ランを再開して3日目です。まだ朝に6,7キロ走るだけですが、今までとはっきりと違いが判ります。

まず仕事の能率、というかてきぱき度が違うなあと思います。もちろん今までもてきぱきと処理で来ているんですが、コンマ何秒か動きが違うんです。

体のスッキリ度も違います。今まで糖質はかなり控えていましたが、走るようになり少し取り始めました。体重は変わりありませんが、脂肪が筋肉に置き換わっているような、そんな感覚になっています。

足ですか?アキレス腱は悪化していません。今日少しだけ半月板に痛みを感じました。まだ様子見の段階で、いわゆるガンガン(英語では「キチガイみたいに」っ表現するんですね)は走れていません。

走りだめできたこれまでの気候のいい時期に走れず、これから本格的な夏を迎える厳しい天候の時期ににやっと回復したのは少し残念ではありますが、くそ暑い夏に強いヴィネならそんなことはチャラチャラっと克服できます。

医療の進歩は目覚ましいものがあります。

iPS細胞はもちろんですが、免疫チェックポイント阻害剤で進行がんに驚くべき治療効果が得られたり、ダビンチ手術でより細かい手術が可能になったり、挙げればきりがないです。
しかし一方では横浜市立大学病院でまたもやがんの見逃しで会見が開かれたりと、非常にレベルの低いところでの医療ミスが目立ちます。しかしこういったミスはいずれAIによって解決されることになるでしょう。
つまりCT,MRIをとってその読影はAIに任せるわけです。ミスは大幅に減らすことができるでしょう。もしかしたら診断分野では医者が食っていけなくなるかもしれません。

がん検診も将来的にはなくなるかもしれません。血液たったの1滴で多くの癌が高精度で診断できる技術がすでに開発されているからです。しかしこんなことになったらがん検診で儲けている医師側から猛反発が来るでしょうねえ。そんな抵抗勢力も患者側が血液検査のほうに流れていけばわがまま言っていられなくなります。早くそんな時代が来るといいですねえ。がん検診ってはっきり言ってすごく効率の悪い作業(逆に言えば医者だけが得する仕事)ですから。

一方絶対に将来的にもAIに任せられない分野があります。在宅医療です。

とてもローテクで新しい技術が入る余地が狭く、AIの入れる余地は皆無です。ここでこそ人間力が発揮される分野。人と人の深い関係が必要となります。言ってみれば文化人類学的な素養が必要になってきます。
世界に先駆けて超高齢化社会の日本は見方を変えるとどんどん人が死ぬ社会となってきます。しかしそこに商機を見出し「儲かるから」という不届きな思いで在宅医療に参入する医師もいるはず。年間の見取り患者数を自慢げに話す医師や著書のサブタイトルに「年間見取り数〇〇〇人」と数だけを強調していることにも大変違和感を覚えます。

人生の最後の医療ってこんなんでいいんですかねえ。地獄の沙汰も金次第と言いますが、そりゃ違うでしょう!死ぬ時ぐらいカネのこと考えないで送り出してあげたいものです。

1週間ぶりのランです。ヴィネの天才的発案でヒールアップインソールが劇的な治療効果を発揮し、アキレス腱の痛みはななくなりました。そして今日ゆっくりランを再開。キロ6分半弱ですが7㌔を走りました。アキレス腱は痛くありません。しかし腓骨筋腱に違和感と反対の膝蓋骨腱に痛みがあったので、無理はしませんでした。

帰宅してからも痛みはなし。しかし念のため家の中でもヒールアップインソールは靴下の中に入れて過ごしました。夜アキレス腱をみると、痛みはないけど少しふくらんでいるのが少し気になります。

千葉大が5年間で9件の癌を見逃しをして、うち2人が死亡していたとの報道がありました。
CT所見を受け持ち医が自分の専門分野じゃないので見ていなかった、というのですが、例えば膵臓癌かもしれないと思って受け持ち医が腹部CT検査を依頼したとしましょう。そしてその報告書に専門医(多くの場合放射線科医)が膵臓の項目には「所見なし」と書き、婦人科の項目に「卵巣がんの疑いあり」と書いてあったのを、受け持ち医は自分の専門分野の膵臓の部分だけ読んで、婦人科の項目は読まなかったといったようなことが起こっていたということでしょう。

驚くことなかれこのようなことは全国各地で頻発しているはずです。ヴィネも開業して20年近くになりますが、過去に2回同様の被害になりかけたことがありますから。

ヴィネの場合はもっとひどく、専門医である放射線科の医師が見逃したのです。しかもヴィネは「エコーで後腹膜に腫瘍が確認されますので、CT(MR)でご確認お願いします」という紹介状をつけていたのにですよ、肝臓とか腎臓とか細かい所見書いていているけどヴィネの指摘したことには何のコメントもないのです。
1回は画像をもって放射線科まで行って「これ腫瘍じゃありませんか?」と聞きました。もちろん相手は見逃しを認めました。2例目は「またかよ」と思い初めから別の病院に紹介しました。
千葉大で5年で9件は少ないほうかも。本当ははその何倍もあったりして・・・。

見逃しとは違いますが、こんな例もあります。
深夜に腹痛になったので救急病院受診した所、MRI撮られて異常なしといわれて胃薬の処方を受けた人です。翌日当院受診して発症経過からアニサキス(胃の寄生虫)が強く疑われ、すぐに内視鏡を行いアニサキスを除去しました。
またこんな例も。腹痛で救急病院受診しCT撮られて異常なし。胃薬処方されて帰宅するも症状が一向に改善せず当院受診。おなかを触っただけで胆嚢炎を疑いました。エコーをやって間違いないなと判断して別の病院に送って緊急手術を受けたという症例です。

いずれも共通するのは高額な検査機器を持っているところは、これらの検査を好んでするけど(これらの検査はドル箱だからね)、医者は面倒がって詳しい問診や検査の前の患者の診察を端折っているのです。問診や診察に時間をかけても上乗せ料金が発生するわけではないので、そんなことどーでもいいのです。

市場原理で言えば淘汰されるはずのこういった病院ですが、おっとどっこい生き残っているのです。安倍政権と同じで、日本人冷めやすいからいくら疑惑があったってほとぼりさめりゃ元に戻るんです。
文句は言えないんですよ。日本人はみんなそれを良しとして生きてきたから。

新聞の風刺漫画見て、周りだれもいないのに思わず声を出して笑ってしまいました。

やくみつるすごい!

在宅で診ていた患者さんがなくななり、その家族の方が挨拶に来られました。その時の話です。

市原市の葬儀も請け負っているし、ほかの葬儀屋との値段も比べたら安かったので頼んだ葬儀屋なんですが、
「口が開いているし背中がこんなに曲がっている。整形しましょう」
といわれたのですが、「整形」という死んだ人に使う言葉に違和感を感じながらも
「少しぐらいくっちが開いていたり背中がまっがっていい手もいいですよ」と断ると、
「いや、おかしいですよ。58000円のところ32000円くらいに負けておきますから」といわれ、日本人の典型なんでしょうねえ、そういわれて強く断られずに受け入れてしまったというのです。

背中の整形っておそらく無理やりバキバキと背骨を折って平らにするだけです。死人は痛がりませんから何やっても平気という拝金主義の考え。なくなった方への敬意もなし。人を見て騙せそうだと思ったらどんどんつけあがってきます。その後もこの家が後継ぎいないと知ると「寺と縁を切ったほうがいい」と言ってきたとか。そんな業者への対抗策を伝えてあげましたが、世の中安倍や加計だけじゃなく悪人ばかり目立つ!!