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薬はどんどん飲みなさい - ブログ

タイトルの言葉はある医師が患者に対して放った言葉です。

この患者(70代女性)さんは当院に来られて、薬手帳を見せながら主治医に言われた言葉を紡ぐように話してくれました。薬手帳には16種類の薬が記載されていました。「ちょっと具合悪いこと言うとすぐに薬が出されます」「先生は薬の種類はわかっていると思うんですが、量(日数)は事務の人が決めるんです」「だから薬がすごく余っちゃって・・・」

「かなり飲み忘れあるんじゃないですか?」
と聞くと
「薬は自分で朝昼晩寝る前と飲む量を袋に入れてきちんと飲んでいます」
と答えました。しかしこれまでの経験から、十数種類もの薬を自己管理している方はほとんどいなかったので、すべての薬を持ってきてもらうことにしました。すると確かに朝昼晩寝る前と、出されている薬がきちんと分けて袋に入っていました。しかし今日なくなる薬もあればあと44日も残っている薬もあります。医師はいつも60日処方しているようですが、おそらく薬が追加になったときに、今まで出している薬がなくなる時期と同じくするような日数調整はせずに一か月処方とかしちゃってたのでしょうね。もしくはすべて事務職員任せにしていたのかもしれません。

この患者さんは2か所の病院に行かれていましたが、同じ薬が両方の病院でも出されていました。薬手帳見ないで処方している医者がまだいるんだと思いました。

このような症例は枚挙にいとまありません。おそらく70代以降の患者さんの半分は薬の量がバラバラじゃないかと思います。国は薬剤費を減らしたいために、薬価を極限まで下げていますが、そんなことしても焼け石に水です。認知症の独居の生活保護の患者に次々に高額な薬を出す医者、今までの薬をすべて捨てさせてほとんど同じ薬を自分のところで出す医者、こういった無責任な医者を一掃することが必要でしょうねえ。一千億円単位の節約ができるんじゃないかと思われます。

ちなみにこの患者さんの薬は薬局に頼んで数合わせをしてもらいました。一回では調整が無理なので2か月にわたっての調整です。薬局さんには感謝の言葉しかありません。

 

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