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薬ができることはごく一部 - ブログ

BMI=35.6のかなり丸に近い60台の人ですが、診察中膝が痛いといいました。6年前にレントゲンとっていますが、その時は膝に変形は目立ちません。

「まずは太ももの筋トレをしなさいよ。相当筋力落ちているはずですよ。筋肉があるときはひざ関節にかかる体重が分散してたけど、筋肉がなくなってしまうと関節に直接体重がかかるから痛くなるんだよ。」といって椅子に座ってもできる太ももの筋トレをして見せました。

ヴィネは膝痛い人には必ずこんな話をするんですが、ほぼ筋トレをやってくれない。今回も無駄かなあ~と思って期待はしていませんでした。

ところが豈(あに)図らんや弟図る、この方は実践してくれました。そして1か月後には「全然痛くない」と歓喜の報告。

ひざの痛みも、考えてみれば「動かない」という生活習慣病の一つです。だから習慣を直せば治るはずです。これが80,90の高齢者にはもう言えません。変形もあるだろうし、太ももだけでなく全身の筋力が落ちているし、認知症も入っている可能性も高いからです。生活習慣直せるのはせいぜい60台です。

なのに普通は膝が痛いと鎮痛剤とシップが定番の治療です。この方もほかの病院に行けばレントゲンとって時にMRIまで取って、薬が出る可能性が強いでしょう。そしてほとんど痛みは治りません。薬ができることってごく一部なんです。ちなみに今回膝に関してこの方が当院で払った医療費は0円です。

さらに言えばBMI=22にすればほかの病気も雲散霧消する可能性もあるんですが、それはハードルが高すぎるか・・・。

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