レースの時の給水ですが、実業団選手などはスペシャルドリンクを用意してもらえますが、一般ランナーはそれができません。多くは薄めたスポドと水ではないでしょうか?」
それをみんなどうとっているのか?トップランナーほどエイドごとに十分の水分をとっているとは思えません。タイムロスを気にして、はじめのころはエイドを飛ばすこともあるでしょう。エイドでスピードを緩めることないし、トップスピードでの飲水は難しく、だいぶこぼしてしまいます。ヴィネも同じような給水をしていました。
しかし先日のブロックランであることに気づきました。
25キロ過ぎでだいぶばててきました。その日は37キロ走りたかったので帳尻合わせで、1キロコースを3周することにしました。するとタイムがこれまでより1キロで10秒くらい良くなっているのです。疲れているはずなのにどうして??
考えるに、そこには公園の水道があり、1週ごとに給水したことが理由ではないか?ランナーはランニング中に好きなだけ給水したとしても発汗した量の75%も給水できていないといわれています。(このことは、実は名著「あぶないランナー」の「給水のおきて」にしっかりと記載されています)まして公園の水道水だと冷たくて少し甘いスポドに比べてなかなか飲めるものではありません。それでもなぜかその時は飲んだのです。それまでは4~6キロごと給水でした。相当脱水が進んでいたと思われます。
これからレースを迎えるにあたって考えました。エイドを飛ばすことなく毎回給水する。それも多少のスピードを落としてでも十分とることです。20キロ過ぎてからの給水では間に合いません。一度に多くの水分をとると腹がかぽかぽになってランに影響が出ます。暑い時のフルマラソンレースならは塩分も必要なので、塩分入りの飲み物をマイボトルで携帯する必要性があるかもしれません。
いや~、今回はとても重要なことを再認識しました。これも普段やらない周回コースでの給水をたまたましたことが原因です。長年いろいろやっていると気づくことがあるんですねえ。