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新着情報 一覧

今までの 新着情報 の一覧です。

今朝目を通した漢方の雑誌に、口内炎の治療に関する記事をみました。

口内炎に使える漢方は3種類あって、これは〇〇(生薬名)が入っているので、副作用で飲めない人がいる。そんな時は▽▽(漢方の方剤名)がいいです。6日で治りました。

という内容です。

「6日で治った!?」それは自然経過で治っただけだろ!普通口内炎は痛くなってから1週間かかります。

 口内炎の治療は痛くなる前にスタートする

が原則であることは、ヴィネは何度も言っています。腫れているときに治療開始すれば1日で治るのです。

今日来られた患者さんは何度も口内炎を繰り返す人で、1か月前に「痛くなる前の腫れている時期に治療開始しなさい」とヴィネがいったことを実践されて、実際すぐに治ったと報告されました。

毎回口内炎の患者さんには早期治療を伝えているのですが、実践する人はすごく少なく、さすがにヴィネの心も折れてしまいます。最近は1度言ってやってくれない人には次回は説明しないことにしました。でも今日のこの方の報告はうれしかったです。折れかけたヴィネの心も少しつながりました。この方はもう2度と口内炎で困ることはないでしょう。

WHOは7月27日に、日本の新規コロナ感染者が1週間で97万人で世界最多だったと報告した。しかし感染者の全数把握していない国もあるので、日本が一番感染者が増えている国かどうかはわかりません。

日本に入国するのに陰性証明が義務付けられています。G7では日本だけです。こんな水際対策取っているのに世界一の患者数です。

テレビで町ゆく人たちを見ると、欧米でははほとんどがマスクつけていません。日本でもこの夏になって熱中症の危険性が増すとのことで、外でのマスク着用はしなくてもいいことになりました。ヴィネは果たしてどれだけの人がつけなくなったのか観察したところ、確かに少しノーマスクの人が増えたようです。アンディの散歩のときにマスクつけていない人10人見つけたら祝杯上げようと思っていましたが、7月の猛暑の日が続いた時に、一気のノーマスクが増えました。とはいってもやはり圧倒的に少数派ですけどね。

テーブルやいすの消毒の必要性がないと報道されましたが、一度っきりでいまだに無意味な消毒行為が続いています。アクリル板もむしろ換気を妨げる可能性があるけど、そのことを考慮している風でもない。むしろ「今一度感染対策をしっかりしてもらって」という専門家の言葉が、、同調圧力社会の日本では自粛警察の出現を招きそうです。

第7波の爆発的流行で、医療はひっ迫状態。当院でも発熱外来で半分くらいはお断りせざるを得ない状態です。その大きな要因はHER-SYS(ハーシス)です。国が一元管理するために導入した患者の登録義務です。当初120項目もの入力が必要で、全く現場を知らない官僚のやりそうなクソな作業です。現場からの不満が上がって、入力項目がかなり減りましたが、それでも報告自体がとても大変なのです。これがなければ患者さんを断ることはなくなると思われます。
 国はハーシスで一元管理するといってますが、それで何かいいことがあったのでしょうか?結局自宅待機患者140万人とか、救急搬送断られたりとか、ほとんど医療崩壊ですよ。おそらく一元管理なんてできていないはずです。

在宅医療をやっていると

「ああ~、またか・・・」

と、全身から力が抜けて「もうこんな事にかかわりたくないなあ」と思うことがあります。

ある在宅患者の家に初めて伺った時に「はいこれが○○病院の余った薬です」と、悪びれた風もなく旦那が買い物バック一杯の薬を持ってきたのです。ざっと目を通すと、毎回90日分の処方が、3回分くらいあります。その80%ほどが使われずに残っていたのです。残り20%を服用していたかどうかはわかりません。もしかすると捨てていたのかもしれませんし、どこか部屋の別の所に紛れ込んでいるかもしれません。薬は喘息の薬とか高血圧とかコレステロールとか、睡眠薬とか精神科の薬とかでした。この方は認知症もあり、全く薬の管理ができていないのです。夫もほとんどかかわっていなかったようです。

しかしこれを処方した医師は、外来で患者を診察していてそのやり取りから認知症があると気づいていたはずです。それなのにちゃんと内服しているかどうか確認せず「また90日分出しておきますね」と言っていたに違いありません。残薬を調べる面倒な作業を完全に頭から消し去っているとしか思えません。

今回残薬の値段を調べたところ174,400円でした。問題は薬代だけではありません。結局この人は病院に行っても治療に結びつくことはほとんどやっていなかったわけですから、この方の再診料や検査料だって無駄になっていたのです。つまりこの方の医療費全てが無駄遣いされていたと考えられます。

降圧剤も飲んでなかったので、血圧だって高かったでしょう。しかし受診時に血圧測定するとか自宅での血圧はどうなのかという会話をしていれば血圧が高いことがわかって、薬飲んでいるかどうかに疑念がわくはずですから。

平気でこういう医療をやっているやつらのことを考えると、ヴィネは医者をやめたくなってくるのです。

7月の走行距離はだいたい400キロでした。
 「だいたい」と、正確に言えないそのわけは、GPSウォッチが壊れてしまったからです。突然画面が消えてしまって、回復しなくなりました。時計に残っていた走行距離も見ることができません。

ヴィネはエプソンのGPSウォッチを使っていました。日本製だし、No1じゃなくNo2を買うことが好きなヴィネには合った商品ですが、なんと2019年にエプソンはGPSウォッチから撤退してしまいました。

根性なし!!

というわけで多分7月は395キロくらいだと思います。

はじめのうちは450キロペースで走っていたのですが、7月17日から20日まで北海道を旅行していて、走行距離は激減しました。普通なら環境のいいところで走りたいところですが、移動して観光すると、なかなかその時間が取れません。入浴や食事の時間も決まっているので、それに合わせると意外と走る時間がとれないのです。

8月はとても暑くて走る気がそがれます。最近はアンディとのランの後、自宅近くに比較的長い距離日影が取れるコースを発見したので、そこを往復して距離を確保しています。しかし風がない湿度の高い日はとてもやる気がうせてしまいます。

というわけで8月の目標は350キロの落とします。

やってられんわ!温暖化!

太平洋戦争が始まった昭和16年、最終学年の4年生だった医学生(当時医学部は4年間)は、12月(真珠湾攻撃は12月8日)に繰り上げ卒業となり、医師国家試験を受けずに医者になることができました。

もちろん若い医者を戦地に派遣するためです。おそらくその下の学年の医学生も卒業を(1年くらい?)早められて卒業したようです。そのあたりの手続きは、厚生省や文部省ではなくすべて陸軍が行ったとのことです。

以上101歳になるのヴィネの父の話です。戦争になると何もかもクレイジーな世の中になるんですね。そして政治家って、努力して平和を手に入れようとするより、勇ましいこと言ってほかの国と対立したがります。

コロナ対策のために自己の免疫力をアップしたいと「腸活」なる行為が注目されています。

腸には免疫細胞の7割が集まっているので、腸内環境の大切さが注目されるわけです。腸は長さ約10メートル。およそ1000種類100兆個の細菌 が腸内フローラ(細菌叢)を作っています。腸内細菌を大きく3つに分けられます。そしてその割合が大切だといわれています。つまり善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7が良いとされているのです。そして善玉菌を増やすには発酵食品、食物繊維、オリゴ糖で、悪玉菌が増えるのは高脂肪食、高カロリーとのこと。

以上が受け売りの知識。「腸活」はやはりもののイメージがあり、浅くて軽いです。おそらくそんなもので健康、免疫力など保てません。ヴィネが20年以上も前から提唱している「腸より始めよ」は、もっと意味が深いのです。

人間が日常的に訴える不調は腹の不調が圧倒的に多いのです。下痢、便秘、腹痛、腹が張る、さらには。消化管というもっと広く考えると、胸やけ、のどのつまり、口内炎、口が粘る等々。枚挙にいとまがありません。これらすべての症状には原因があって、即対応するべき(手を打つべき)症状なのです。それをせずに何ら手段もなく「様子を見る」は無策といっていいです。「腸活」をしていてもこれらの症状に無頓着だと、あなたの「腸活」が正しいかどうかわかりません。つまり自分の「腸活」が正しい方向に向いているかどうかは、これらの腹の不調がないことを確認することでできるのです。

日々腸を考えて生きることであなたの健康長寿が達成されるのです。

女性にはない、男性だけが持つY染色体。

男性が女性より寿命が見字形原因として、このY染色体が短命ということが一因かもしれないのです。
つまり加齢とともに細胞からY染色体が消えていきやすいのです。そうなると心機能が落ちて心不全になったり、大動脈の病気になりやすいのです。

まだY染色体を元気にする方法は発見されていませんが、ヴィネとしては有酸素運動を続けるとY染色体の寿命が延びる、という研究結果が出るといいなあと思っています。

 4回目の接種を終えた対象者(高齢者)は4割日どまっています。

第7波の感染者が急に増えている状況から、医療関係者にも接種対象を広げて速やかな接種をするように働きかけています。しかしヴィネはコロナワクチンを打つと強い副反応が出ます。39度を超える発熱。悪寒戦慄。解熱剤を飲んで熱は抑えられても悪寒戦慄は治まりませんでした。そんなわけでもうワクチンは打ちたくないなあと思っていました。

ある患者さんが抗体価を調べたいといってきました。有料になると伝えたところそれでもかまわないといわれたので実施しました。すると9000単位以上の非常に高い抗体価の数字でした。「もしかするとヴィネもそのくらいの抗体価があるのかもしれない」と思うのは当然の流れです。

というわけでこの度測定してみました。そしてその結果は、

9822単位!!!

この検査会社の測定限界は9999,9単位ですからほぼそれに近いかなり高い数字です。因みに3回のワクチン接種して1か月後は9999.9以上、と測定限界を超えた値でした。

この結果を知ったら、強い副反応を我慢してまで4回目のワクチンを打つ必要はないと確信しました。しかしこの高い抗体価は全ての人が高い抗体価を保つとは言えませんが、少なくてもヴィネの同級生の医者も(具体的な数字は忘れましたが)かなり高い数字だっといっていました。

一方3回のワクチンを打っても感染する人は珍しくありません。その人抗体価が少なかったからだとは言えません。つまり今のワクチンはオミクロン株に対するワクチンではないから、いくら打ってもオミクロンのコロナには感染しちゃうといえるかもしれないのです。さらに今のワクチンを打つ意義は「重症化を3割減らす」と言われています。つまり今のワクチンはオミクロンの感染予防ではないのです。それに3割って数字は微妙ですねえ。ヴィネとしては「3割程度なら副反応の強いワクチンは打ちたくない」です。

秋には出てくるらしいオミクロンワクチンに期待をしたいです。

7月に入ってから一日平均15キロのランをこなしています。

例年だとこのくらい走ってくるとだるくなります。そして肝機能障害が起きます。肝機能障害の原因ですが、いろんな可能性を調べたのですが、ヴィネの肝臓の位置が低いために、走りの振動をもろに受けることで起きるのではないかという結論に至りました。

そして肝機能障害を克服するには、ラン後のたんぱく質の摂取が重要なので、ラン直後に鯖缶、チーズ、納豆卵かけごはんなどとっていました。練習直後にタンパク質をとることの重要性は、ヴィネが10年以上前になりますか、健康スポーツ医の講習を受けたときの講義で知りました。

ひざの手術やらコロナで大会もなくなることで、大会参加はこの数年していませんし、練習量も子供だまし程度でした。そして今年は復帰の年ですので、練習量もピーク時に迫る勢いで増やしています。

ところが今年は今のところだるさが出ていません。そして血液検査でも肝機能といわれるGOT,GPTの数字が、練習前よりは上がっているものの、例年よりはずいぶん低いです。これはいったいどうして?

実は今年が例年と違うのは、練習直後にザバスを飲んでいることです。ザバスの有効成分はタンパク質です。
「だったら肉魚、乳製品卵大豆と同じじゃん」
というのがこれまでのヴィネの理屈。しかしここまで現実を突きつけられると、「ザバスが食事でタンパク質をとるのとは違う」ということを認めざるを得なくなります。どう違うのかというと、食事でとるとき、胃に入ってからの分解と吸収に時間がかかっているのではないか。それがザバスだとすんなり吸収出来てタイムラグがないのではないかということです。

練習直後のたんぱく質摂取は素早くしなければなりません。30分も過ぎてしまっては遅いです。今まで30分以内に食べればいいと思っていたのですが、そのゴールデンタイムに吸収も完結できなければならないのではないかと思いました。

メーカーは商品を売りたいがためにこういうものを作っているのであって、実生活で工夫すれば同じことができるというのが、ヴィネのこれまでの思考回路でした。しかし今回は深~く納得しました。

こうしてヴィネはメーカーの研究成果に頭を下げなければならなくなったのです。

ヴィネは小学校の時の担任がえこひいきをする音楽の先生で、彼女に嫌われて暴力を振るわれていたので、それがトラウマになって音楽が好きになれませんでした。それが、突然ケーナを吹きたいという思いに駆られました。郷愁を呼ぶその音色が好きだからです。若いころアンデス市みたいな催し会場で購入したことがありましたが、その時は全く音が出なくて捨ててしまいました。

ヴィネがブログにケーナというアンデスミュージックに使われる縦笛を練習し始めた、という話を覚えている方がどれだけいらっしゃるでしょうか?

3年前の2019年5月から始めてもう3年になりますが、「何でケーナ?」と思われる方がほとんどではないでしょうか?ピアノやギターなどメジャーなものではなく多くの人が知らないケーナとはこんなシンプルな楽器です。

これは竹製で、前に6個後ろに1個の穴が開いてるだけのシンプルな楽器です。とても軽くて持ち運びが便利。ピアノなんて持ち運びできませんからね。そして安いです。サックスなんてかっこいいけど何十万もしますが、ケーナは1万も出せば買えます。南米に行けば夜店のステッキごとく一本100で売ってます。

しかし安いからといってバカにしないでください。シンプルなだけにとても難しい。特に高い音がなかなか出ません。2年くらいで何とかすべての音が出せるようになりますが、それでもそれはただ音が出せたというだけで、美しい音色を響かせるにはまだまだ先の話です。いまだに1曲をまともに吹けません。途中で音が裏返ったり音程が狂ったりします。

日本全国でみてもケーナを趣味にしている人は非常に少ないです。ケーナブームはサイモンとガーファンクルの「コンドルは飛んでいく」が、火付け役でした。1970年代から90年代は多くの愛好者がいたと思われます。最近では若い人が参加することはまれで、しかもコロナ禍で今まで長年やっていた人も退いてしまいました。ヴィネはこの3年間で2回だけ練習を休みましたが、自分でも驚くくらい真面目に練習を続けたなあと思っています。

さて、そんな人たちの発表会が3年ぶりに開催されました。ヴィネは初めての参加です。かばんに突っ込んでいたのでよれよれになっていますが、新大久保の目立たない小さなホールで開催されました。

 

ヴィネは参加者の中で経験が浅い方ですから、結構緊張し、足ががくがく震えるのがわかりました。しかし思ったよりうまく演奏することができて、先生にも「結構よかったよ」と言われました。あとで録音を聞いてみましたがゆとりのない演奏だという反省はありますが、現時点では満足できる演奏だったと思います。

これで死ぬときに「あー、俺は音楽を全くたしなまないで死ぬのか」という後悔だけはしないで済みそうです。これでバケットリスト(死ぬまでにやることリスト)の一つ達成です。もちろんこれからもケーナは続けますけどね。