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東京新橋などで焼き肉屋を経営している藤嶋由香さんの記事を読みました。最初の緊急事態宣言の時に店を閉めたのですが、運転資金の融資がなかなか振り込まれず、こうなったら「新橋一揆」と称して店を開けようとネットでも発信した方です。

この方は一番新しい店舗を300万円かけて感染防御対策をしました。通常の消毒はもちろんのこと火を使うためアクリル板は置けないので、最新の換気ダクトを導入したというのです。そして従業員には2週間に一度PCR検査を受けさせています。

このように政府や専門家が言っている対策だけではなく、さらに自分で判断して行動している民間人は多くはないがちゃんといるのです。ヴィネもUVライトの使用や、天井への換気を設置したりと、ふつうにテレビやほかのマスコミからだけでは得られない対策を施してきました。どう考えても専門家の言っていることは「本当に自分たちでやってるのか?」と疑うものが多すぎます。しかしこういう民間人が個別で工夫している対策って広がりません。それはマスコミさえも政府お抱えの報道機関になっているみたいで、政府や専門家の言うことばかり報道して、民間人の努力の重要性に気づかないからです。

藤嶋さんは国会審議を見た時に、ガースーは棒読み答弁ばかりで、堂々と居眠りしている大臣もいたりで、こんな風に決まった法律で憲法が保障する自由が制約されるのかと、ばからしくなったといいます。ヴィネは国会審議をみなくても知っています、「あいつらの考えていることは身内の利益と選挙のことだけ」だから政府の言うことと逆のことをするのが間違いないと。

何が何でもオリパラ大会をしたいと思っているのに、どうして日本はワクチン接種がなかなか進まないのでしょうか?

先進国はどんどんワクチン接種を進めて、あのアメリカでさえ、感染率が抑えられつつあるというのに、最も感染を抑え込まなきゃいけないはずの日本の接種率はまだ1%にも満たない状況です。

今月からやっと65歳以上の一般の人に接種が開始になりました。ところがうちにくる患者さんがみんな言ってましたが、予約取ろうと何回市に電話かけても通じない。「先生の所でやっているんですか?あ~助かった」という声を何回聞いたことか。個別接種もやっているということを市は市民に知らせていないことがこういう混乱を招いているのです。中には300回も電話かけたが通じなかったという人もいました。

当院での接種も制限があり、当院に普段から通院されている患者さん優先です。もう6月分も埋まりつつあります。

今日、ガースーが記者会見で一日100万件を目標に接種をする努力目標を掲げたといっていますが、1億回打つのに100日かかるんですよ。オリパラまで100日切っています。全然間に合わないじゃん!

「芸能人は歯が命」

というコマーシャルがありましたが、歯が大切なのは芸能人だけではないという研究成果の情報です。

歯周病の原因となるジンジバリス菌は強い菌ではないですが、全身に運ばれて炎症を起こし、アミロイドβという物質を作ります。これが脳に運ばれて蓄積することでアルツハイマー病を発症するというのです。つまり、脳でアミロイドβが作られると考えたいところですが、体のどこにでもアミロイドβをため込む可能性があるのです。
そしてなんとアルツハイマー病を発症するまで25年もかかるというのです。今の歯磨きは25年後の認知症予防のためなんですね。

研究では炎症を抑える天然物質も探索されていて、プロポリスや冬虫夏草がその候補に挙がっているとか。そういうものを取るのもいいんですが、歯磨きや定期的な歯石除去などの口腔ケアが大事です。また体内でひそかに進行する炎症を抑えるために、抗炎症作用のある食材の摂取も重要です。例えば青魚のあぶら、大豆トマトブロッコリー、ブルーベリー・・・・。

しかしヴィネは逆に炎症を起こしやすい食品をとらないことも併せてやらなければいけないと思っています。それが砂糖や糖質の摂取制限です。みんなの不得意なマイナスの食生活ですね。まあ、こういうものは自ら買わないで人からもらった時だけ食べるようにしたいですね。

緊急事態宣言のもと、一回目、2回目に比べて東京や大阪であまり人出が減っていないとのことです。街角のインタビューでの話を聞くと、ヴィネはもっともだなあと思いますよ。だって行き当たりばったりの政策で、先が見えないんです。

日本が参考すべきはコロナ対策に成功したニュージーランドではないでしょうか。ニュージーランドでは二けたの患者が発生しただけでロックダウンをしました。日本では考えられないスピードです。もちろん国民からは不満の声もあります。それに対して日本と大きく違うのは、アーダーン首相が国民の声に一つ一つ丁寧に答えたことです。

決断力だけではなく、その優しさも際立っています。そこが日本の政治家との大きな違いなのです。日本の政治家は「回答を差し控える」「個別の案件については答えられない」と、説明をしないことが頻繁です。説明をしても後で後ろ指さされないようなあいまいな答えに終始しています。つじつまが合わなくなると「ごはん論法」などという奇手を使います。国会でのうその答弁は当たり前。それを指摘されてもあやふやにして逃げ切ってしまいます。根源にあるのはそれを許してしまう日本の「わきまえて」周囲に合わせてしまう社会構造なんでしょう。ヴィネとは対極にある考え方です。

 

昨日17時ころに一回目のファイザー社製のコロナワクチンを打ちました。

注射の際の痛みはほんのわずかでした。しかし20時間ほどたった夜中に腕に痛みを覚えました。注射部位の発赤や腫れはありませんが、インフルエンザの予防接種の時よりは痛いです。でも朝のランニングにはほとんど支障ありません。中には1回目でも4日くらいだるさや頭痛が続いたという情報もあったけど、ヴィネに関しては副反応は強くなかった方です。

ファイザー社のワクチンは1.8mlの生食で溶かすことになっていますが、すでにボトルの中には0.35mlの薬液があるので合計すると2.15mlとなり、完全に無駄なくすえる注射器で吸うと、7本分吸えます。普通の考えなら「じゃあ無駄なく7人分打とう」という発想がわきますが、それでいいかどうか聞いても硬直した考えの役人や政治家はマニュアル通りのことしか答えません。しかしさすがに一般の接種を始めて、何人か無駄にして廃棄したという報道が流れたら、一般の人たちから不満が出たからか、余った分はあまり年齢など制限なく打っていいことになりました。

ファイザー社のワクチンは温度管理も大変ですが、振動を与えてはいけないという特殊な条件が付いているため扱いがとても面倒です。6月からヴィネの所でも個別接種を始めますが、それを考えると副反応ではなく今から頭が痛いです。

日本ではいまだコロナワクチンを打っていない医療従事者が非常に多いです。

ヴィネもまだです。やっと22日ころに当院に送られてくるようです。しかし余りそうです。ほかに回したくても予診票が届いていない人には回せないそうで、まだ一般の人にはとどいていません。どこかの自治体では仕方なく廃棄したとか。

こんな事務的なことはさっさよやれよなあ~!

ちんたらちんたら、やることすべて後手後手。

きのうNHKでコロナワクチンの効果について特集番組がありました。NHKが開発したAIが25万本の論文を検証した結果の番組です。

今世界で最も打たれているワクチンはファイザー社製のメッセンジャーRNAワクチンです。このタイプのワクチンは世界初で、どの程度の効果があるのか未知でしたが、92%の発症予防効果と94%の重症化予防効果があるといわれています。これは予想を大幅に超える数字です。インフルのワクチンもこれだけ効果あればいいのになあと思います。イスラエルでは高齢者の8割が摂取を終えた時点から急激に患者数が減少に転じたといわれています。

さて問題は変異ウイルスに効果があるかどうかです。AIはイギリス型の変異ウイルスにも効果があると判断しました。しかし変異は次々に起こります。特に日本のようにだらだらと中途半端な対策で患者が減らない状態が続くと、変異が生まれるチャンスを提供しているようなものです。

ダブル変異型ウイルスなどというさらに強くなったウイルスも出てきています。こうなってくるとファイザーのワクチンの効果もすこし落ちてきます。効果を少しでも会上げるにはどうしたらいいのか、研究者がいくつかのシミュレーションをしてグラフにしてました。やはり人の動きを制限することが重要のようです。

しかしこの番組は意図的にあることを避けた番組ではないかとヴィネは勘繰りました。それはオリンピックが開催されたらどうなるか、のシミュレーションを扱わなかったのです。おそらく研究者はしているはずです。そしてその結果は最悪なのではないでしょうか。だから政府に忖度して出せなかったのではないかと思っています。

TVで、子供が熱を出してもPCRをやってもらえなかったという母親たちの訴えが取り上げられていました。やらない理由が「子供は重症化しないからねえ」とか「お父さんお母さんが大丈夫ならやる必要はないよ」とのことですが、納得いかないようでした。当然でしょ。
大人に対しても、いまだにある一定以上の熱がないとPCR検査しないという医療機関もあります。

ヴィネの考えとしては少しでも風邪症状あればPCRをお勧めしています。たとえ熱がなくてもです。下痢症状だけでもコロナの人はいるので、下痢でもやります。下水を分析してコロナウイルスの研究さえされているくらいですからね。

どうして熱がある子供の検査をやらないのかですが、その施設でPCR検査ができないか、とにかくコロナ患者を発見しようという考えがないか、のどちらかではないでしょうか?

当院には他の医療機関からPCR検査の依頼が来ることがありますが、いろんなところから来るわけではありません。ある医療機関からは頻繁に紹介されますが、それ以外はまず来ません。

新型コロナ対策、いろいろ言われていますがどれも「これだ」って言えるものがないですね。

ある東京から地方へ移住した新聞記者のコラムに書いてありましたが、

何が根本治療か。「分散」しかない。

そうですよね。ヴィネも以前言及しましたが、結局感染症が脅威となったのは、稲作で人々が集まって共同作業をするようになり、定住するようになった時からですからね。狩猟採集の生活だったら大人数で集団を作ることはなく、みんな小グループに分散して生活していたわけです。そうなるとある部落で感染症が流行したとしても、その部落が全滅するだけで、ほかには波及しないわけです。大都市とその周辺でコロナ感染者が急増しているのは当然ですし、人が集まる宴会みたいなことをすれば当然クラスター発生の確率は上がります。

そうはいっても人間は悪いことをしたがる生き物です。うまいものを腹いっぱい食べたい。酒もたばこもやめられない。疲れることはしたくない。移動はできるだけ疲れない手段で、と電動キックボードを公道で走らせるように法を整備するとか!

ヴィネはそんな欲深い人間を懲らしめるためにコロナウイルスが進化したのではないかとさえ思ってしまいます。これから次から次に様々な変異株が増えて、ワクチンがそれに追いつかない可能性だってあります。

そろそろ分散を最終手段と考える時期かもしれませんよ。

 

新聞に載る川柳も感心しますが、この風刺画もすごく今の時世を言い当ててますよねえ。こういう発想がすぐできるやくみつるは天才ですわ