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ブログ 一覧 (カテゴリ:医療)

今までの ブログ の一覧です。

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2021年08月23日(月)
2021年08月23日(月)

コロナ禍で日本は既に医療崩壊しているという認識が薄いのではないでしょうか。

自宅待機やホテル療養している人が一人でもお亡くなりになるという時点で、それは医療崩壊そのものでしょう。いやそれ以前の、入院できないという時点ですでに医療崩壊です。自宅療養中に状態悪化しても保健所との連絡がつかず、孤独死ですよ、この日本で!

抗体カクテル療法も7月になってやっと国内で承認されました。あのトランプ前大統領がコロナになってすぐ復帰したのはこの治療法のおかげなんです(実際にはレムデシベルも使っていた)が、もう1年も前のことになりました。日本は危機感がなさすぎです。ガースーの楽観的判断に振り回されはしましたが、それだけの問題じゃありません。抗体カクテル療法の承認を受けても8月の時点で病院ではまだ使っていないというところもあります。そもそも入院しなければ使えないというハードルを取っ払うべきでした。入院前に悪化してなくなるんですから。

仮設病院の建設とか酸素ステーションの建設も遅すぎ。たらたらして1っか月後、なんて判断じゃ遅すぎるんですよ。世界各国では競技場や催事場を急遽仮設病院に活用しています。それほど時間がかかる作業ではなく、各自治体の判断で動けたはずです。国はオリパラ開催に時間を取られて即座の判断ができなかったと思われます。オリパラ中止してコロナ対策に集中していれば、おそらく第5波の山もずっと低く、自宅で亡くなる人もだいぶ少なかったのではないかといまさらながら思いますね。

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家族にコロナ患者が出て濃厚接触者になったためにPCRを受けにある病院に行った。そこの院長に信じられないことを言われました。

「家族にコロナ患者が出ると、みんな濃厚接触者になるから感染するぞ。あんたみたいにステロイド飲んでいる人間は、特にコロナになると悪化しやすくて死ぬんだぞ」

幸い家族は誰もコロナに感染しなかったのですが、それからというものの、寝られなくなり急に汗をかき不安感が増してきたという。家族には家に帰ったらすぐに服を脱ぐように言い、家じゅうを消毒しないと気が済まなくなったとのことです。

このように心に強い傷を負うと、ヴィネのNHKや寝るときのカウンティング呼吸法を指導したところで、すぐにそれを受け入れてよくなるとは思えません。もちろん西村先生の著書を紹介しましたが、心にゆとりがないと、頭で理解してもなかなか生活を変えるまでには至りません。
時間を変えて直していくしかないです。

このような患者さんたちは世の中にとても多いと思いますが、こういう人の相談相手になる医療機関は非常に少ないのが現状です。

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架空の中学校、養生中学校の光景です。

この学校のヴィネ校長は教育委員会の中でも変人校長と知られています。コロナ禍第5波の真っ最中の9月、授業再開となりました。ほかの学校では対面授業にするかオンラインにするかはたまたその混合のハイブリットにするか迷っている中、いち早く全員対面授業にすることを決めました。当然一部の保護者からは不安の声が寄せられました。しかし校長はその保護者達を集めてその疑問に答えることにしました。その際には西村秀一先生の著書を紹介し、科学的な根拠があることを説明して納得してもらいました。

さらに授業中や食事の時にアクリル板を使うことを原則禁止して、教室内は換気の程度を常にCO2モニターで監視することにしました。そのために原則窓は開放して扇風機を大量に購入。常に教室内はそよ風が漂うことをイメージしました。また休憩時間は積極的に戸外に出ることを指導。当然マスクは外していいと指導。

生徒達には頻繁な石鹸による手洗いの必要性がないことを説明し、むしろ昼休み時間と下校の前に鼻うがいするように指導。さらにはハチミツを持参してもらい昼食後と下校時にのどに垂らすことを指導。また机やいすの消毒は教師の負担になると判断して禁止。生徒も先生も寝るときは口テープをして寝るように指導。登下校の際もマスクは外していいと指導しました。

そうすると近くの住民からクレームが寄せられました。「子供たちを危険にさらすのか」と、いかにも他者の立場に沿ったような偽善者的な言いがかりです。そこでヴィネ校長は厚労省から「熱中症予防には戸外では十分な距離を取ればマスクをする必要がない」という通達で説得しようと思いました。しかしここで「十分な距離」が2メートルであることを根拠に「2メートル離れないで固まって登下校している」といわれそうなので考えなおしました。

「ううむ、こういう人たちはしゃくし定規にしか考えられないだろうなあ。じゃあウレタンマスクでかわそう」

ウレタンマスクはエアロゾルの吸い込み防止には全く効果ありません。しかし飛沫を外に飛ばすことは避けられます。運動中にどうしてもマスク着用をしなければならない時はウレタンマスクをつけるのがいいです。布マスクも同様ですが、できるだけ薄めの布マスクが正常な呼吸を妨げないのでいいでしょう。マスクをつけさえすればこういう人たちは「おお、ちゃんとマスクつけているな」と納得するはずです。

こうして養生中学校の新学期が始まりました。

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ヴィネは随分前からコロナ報道に登場する「専門家」に対してニセモノとかエセ専門家とかこき下ろしてきましたが、それに対して不快に思っていた人もいるかもしれませんが、そう思うあなた方はとても騙されやすい人です。

ここにヴィネの正しさを裏付ける情報があります。

西村秀一先生の本になかに「自称『専門家』の肩書にだまされるな」という項目があります。
専門家領域はヒエラルキーがあり、その領域のトップが言ったことはその下の者は何ら疑問を持たない。トップが間違えば下も必ず間違える。その結果どうでもいい環境消毒や空気感染をいつまでも認めないことの原因なのだという。

そしてそのトップがどうして間違えるのかなのですが、実は専門家として紹介された人たちがその領域の専門家でないことが多いためだというのです。コロナは感染症ですが、感染症というと範囲が広く、ウイルスではなく細菌の感染症だったり、呼吸器の領域ではなく血液ウイルスの感染症の専門家だったりと、そういう人が「コロナウイルスの専門家」として紹介されて登場してくるのです。

ヴィネは以前にこう言いました。「コロナはもともとはごく普通の風邪ウイルスだった。だからコロナを専門に研究していた人はゼロに違いない。つまり風邪なんか研究対象にしてもえらくなれないから誰も関心がなかった。むしろこの20年間風邪の予防と治療に強い関心を抱いていたヴィネの方がよっぽどまともなことを言える立場にある」と。

テレビに登場する専門家はせめて呼吸器領域のウイルス感染の専門家であるべきなのです。因みに西村先生はインフルエンザウイルスの専門家です。

その西村先生の文章に次のような部分があります。

なんとか賞受賞者などの有名科学者の意見までもが、まるで場外乱入者のように入ってきます。専門外でもブランド力のある人が意見を言えば、権威に弱い人たちには影響力を持って広がります。

この有名化学者が誰だかわかりますよね。昨年ヴィネは「黙っていてほしい」といったあのノ賞受賞者です。

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明日からの学校再開に向けて、東京のある小学校の状況がNHKのニュースで報道されました。

その相変わらずのナンセンス感染対策にヴィネは「まだやっているのか」とがっかりしました。
それは、先生方が生徒たちの机やいすを消毒する姿です。今まで夏休みの間誰も利用しなかった教室に、どれだけのウイルスがいると思っているんでしょうか。

ゼロでしょう!!!!!!!!

教育委員会か校長先生の判断なのでしょうが、実際にやっている先生の中には「これ意味ねえんじゃね?」と思ってやっている人もいると思うんですけど。(ていうか一人くらいいてほしい!)

最後にNHKのアナウンサーが「再開に向けて手洗いや消毒を徹底してほしいです」なんて、「お前ら黙ってろ!」と言いたくなります。コロナ対策の間違いを感染初期から国中にまき散らしたマスコミの責任は非常に重いのです。

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65歳女性。膝が痛くて整形に行った。「変形あり。70になったらオペ」といわれたそうです。

相談を受けて当院でレントゲン再検査。変形ほとんどなし。半月板の石灰化がわずかにあるが、ヴィネの半月板よりは石灰化が少ないと伝えた。そしてスクワットすることを勧める。

1か月後再来。膝が痛くて階段おりるの大変という。ストレッチも含めてやるように指導。

このように淡々と書くと「それだけか」と思われるでしょうが、ヴィネは多弁です。いろいろな話を交えて具体的なストレッチ方法を話します。それでも「あ、この人聞いていないな」と感じることしばしば。

今日の患者さんは「ひざの痛みは全くなくなりました」といわれたので
「なんで?」と問うと
「筋トレしました」

筋トレし始めて1週間程度で痛みが軽減しているのを実感したとのことです。
強い変形がない限り、ひざの痛みの治療の基本は筋トレなんです。でも信じてくれる人は非常に少ない。シップと鎮痛剤にばかり頼っています。医者側も自宅での筋トレを治療の中心に据える人は少ない。医療機関でのリハビリより自宅のリハビリのほうがいいこともあるってことを知ってほしいです。

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CO2モニターを買いました。

何故って?そりゃ換気の程度を知るためですよ。当院の換気には自信がありますが、それを証明するために買いました。

お値段は13,000円くらいです。アマゾンでは半値くらいのものもありますが、やはり日本製でないと安物買いの銭失いになります。安くても返品保証があるから安心と思うかもしれませんが、その面倒を考えると少しくらい高くてもいいと思いました。ちなみに中国製のUV照射機ですが3か月で壊れました。交換しても同じだろうと思い返金してもらいました。

屋外のCO2は大体410ppmでした。事務員3人がいる受付では550~570ppmでした。ただし話はしていない状態です。診察室は525ppm(会話あり)。誰もいない待合室は430ppm。

一般にCO2モニターは1000ppm以上になるとアラームが鳴ります。息を吹きかけると2000以上になります。

明日以降患者さんがたくさんいたときにはどこまで上がるのか調査してみます。

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亜鉛の量が足りなくサプリを飲んでいたのですが全然効果なく、サプリ摂取にたいしてこれまで以上に否定的な考えを固めました。

そこで日本薬局方に載っている(つまり正式な薬)亜鉛を含む薬を飲んでみたら、やっと正常値に届きました。しかし正常値の下限ギリギリです。そんなに亜鉛って上がりにくいものなのでしょうか?そして同時に採血したほかの結果で、ヴィネ特有の肝機能障害が再び・・・!

ヴィネの肝機能障害はランニングに伴う筋たんぱく消耗に対して、供給量(つまり食事中のたんぱく質)が少ないことによるものとの結論に達しているのですが、このところの走行量は月間300キロ(8月になって少し落ちている)でそれほど多くないし、特有のだるさもなかったので、この結果にはちょっとショックでした。

この肝機能障害と低亜鉛は関連するのかもしれません。つまりヴィネはランニングで消耗する亜鉛が多すぎるのかもしれないです。しかしこれ以上薬飲むのも嫌だし・・・。亜鉛合金インゴットでもなめちゃいましょうか。

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2度目のコロナワクチン接種から3か月たった8月20日に抗体価を測定しました。

結果は545.0U/ml。7月12日は748.0U/mlなので着実に低下しています。やはり接種後8か月の追加接種は必要な気がします。ちなみに藤田医科大学齋藤邦明教授と国立感染症研究所の共同研究で、2回のワクチン接種後平均14.3日後にIgG抗体を測定したところ、246.6±153.6U/ml(17.2~762.4)に上昇したと報告。さらに女性のほうが抗体価が高く、年齢では高齢者ほど抗体価は少ないとのことでした。

その結果から判断すると、ヴィネのワクチンの効果はかなり高かったとよきに判断できます。やはり強い副反応を経験しただけのご褒美はありました。

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なぜワクチン接種に関してこんなにごたつくのか?

まずワクチン接種開始ですが、ヴィネは知らなかったのですが1月4日の年頭記者会見で「2月下旬までには接種開始できるように準備を進める」といっていたのです。それが2か月も遅れたのはどうしてでしょうか?

ワクチン接種の業務は厚労省、経済産業省、国土交通省など各省庁にまたがるため、河野行革相を調整役として起用したのです。しかし彼は「壊すのは得意だが調整は苦手」というもっぱらの評判。

ここに世界的なワクチン需要の高まりで、ファイザー社のワクチンの供給が1月の契約より遅れることも災いした。

厚労省が事前に調整する前に、河野行革担当相が「まずは直接俺に上げろ」といい始め、これでは単に混乱を招くだけ。詳しいことは何も知らないのに何でも自分が中心になってやりたがるんですね。
ファイザー製のワクチンが普通の注射器だと1瓶から5回分しか取れないという程度の不測の事態に振り回されるなんて、大したことないです。

十分な調整をしないまま一日100万回の接種に突き進んだ結果供給不足に陥り、自治体や企業を混乱に巻き込んでしまいました。

思うんですが、政治家って根回し得意なんじゃないでしょうか。それとも儲け話にならない緊急事態の根回しはパニックになるだけなのでしょうか?

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