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ブログ 一覧 (2022年01月)

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92歳の母親が亡くなったことで、その主治医である在宅医を逆恨みして散弾銃で殺害したというショッキングなニュースに、ヴィネは考えさせられました。

ヴィネも在宅医療をしていますが、通常診療もしているので在宅の患者さんは少数です。そしてこれほどに激高する家族やクレームを言う患者や家族には会ったことがありません。でも外来でも少し「あれ?」と思うことはあります。つまり話が通じない、「どうしてそんな考えするのかなあ」と思うことがあります。

しかしこういう方は多少認知機能に衰えが見えているはずです。いわゆる軽度認知症(MCI)です。

認知症には周辺症状というのがあり、それがその人特有の行動を引き起こします。例えば徘徊、異食行動(食べられないものを食べる)、暴言や抵抗、幻視幻聴、妄想、昼夜逆転、不潔行動(ウンチをいじったりする)等々。

在宅にかかわる職種の人たちの半数近くが身の危険を感じるようなことを経験したというデータがありますが、その比率の多さに驚愕です。特に暴言や暴行は問題です。

この犯人も認知症で強い周辺症状(暴言、暴行)があったのだと思います。体が元気なだけあってこういう人は危険です。医療に結び付ければいいのですが、本人は病識がなく困っていないので病院にはかかりません。

この犯人がどうして猟銃を持っていられたのか疑問です。相当のクレーマーだと地元の医療関係者では有名だったらしいので、猟銃の免許が更新されていることが残念です。

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日本における濃厚接触者の取り扱いがとても厳しいです。自宅待機期間がやっとこれまでの10日から7日に短縮されましたが、欧米では自宅待機を必要としていない国もあります。

濃厚接触者が感染者よりも自宅待機が長くなる可能性があるのはご存じでしょうか?

もし感染者と別居できなければ、ずっと濃厚接触なわけで、そうなると最大17日間も自宅待機を強いられるのです。もし兄弟の一人が感染して学校を休んで自宅待機となると、その兄弟は感染者よりも長い期間学校に行けなくなるのです。日本のようにマッチ箱家屋だと、家族全員濃厚接触です。

ちなみに保健所からは感染対策を徹底していれば、濃厚接触にならないといわれましたが、全く根拠なしです。コロナはほとんどが空気感染(エアロゾル感染)ですから、手洗い、消毒、ディスタンスの感染対策は効果なし。アクリル板はむしろ空気のよどみを生むので、逆効果の可能性さえあります。マスクは多少の効果がありますが、それだって長い間同じ狭い家にいれば感染しますよ。

実際発熱外来では同居の家族がどんどん症状を訴えて来院されます。高率にコロナです。

感染者と家族は離れることができるのなら別居したほうがいいですし、そうすれば濃厚接触者でも3日の待機で十分と思います。感染者も7日の自宅待機で十分です。10日は長すぎます。問題は子供が小さい時です。親子どっちが感染してもほぼ確実にもう一方に感染させます。インフルのように予防薬があればいいのですが・・・。

さらにもっと強力な対策は222nmのUVですね。これがあれば空気感染対策もばっちりです。太陽光発電のように補助金出してこのUVの普及を図るべきです。

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大学入試共通テストでカンニングが行われたとニュースになりました。

SNSを利用したカンニングで。一体どういう方法で行われたのか、犯人が名乗り出る前にテレビで情報機器の専門家がその手法を推測してコメントしていました。

「おそらくスマホじゃなく眼鏡やペンに仕組まれたマイクロカメラのようなものを使ったのでしょう。返信(答え)を見る必要性もあるので、そうなると外に共犯者がいて、その人を仲介にして音声で答えを教えてもらったんじゃないでしょうか」

MCは「相当下準備して犯罪に及んだってことになりますね」と反応

しかし結局は、単独犯でスマホで写メったという単純な手法だったようです。この犯行どう考えても足がつきそうで、あまり深く考えていなかったと思われます。
この専門家、この事実を知ってその後どう感じているのか聞いてみたいですね。

ヴィネは考えたのですが、専門家って我々よりもずっと豊富な知識を持っているのでしょう。それを動員して想像するのはいいんですが、かなり外れていることもあるってことを心のどこかに持つべきですねえ。この犯罪は結局は人間がやることで、そこには知識のレベルの違いもあるし、経験も違うし、考えも感情も人それぞれだから、専門家の言うように立派な理論だけじゃ事は運ばないわけすよ。そこ、これから頭に入れといてほしいですね。

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オミクロンは感染力が強いといわれていますが、果たしてオミクロンの感染力だけで感染が増えているのか??

オミクロンは症状が軽く、早ければ3日で軽快する人が多いです。そういう人が10日も自宅にいるでしょうか?またあまり風邪みたいな症状がなくて、検査を受けない人もいると思われます。また、検査を受けたくても断られて、薬局で検査を受ける人もいると思われます。となると市中に感染している可能性の高い人が相当うろうろしているんじゃないかと思われます。

おそらくスーパーですれ違った程度では感染しません。問題は学校、保育園、幼稚園、職場、それに家庭です。

ヴィネのような開業医はどうでしょうか?

基本、診察室に入って来る人はオミクロンの可能性の少ない人だけです。発熱外来では換気はよくしてありますし、接触感染飛沫感染は起こらないような工夫がされています。問診票やお金は紫外線消毒しています。だから感染の機会はほかの職場や学校に比べて少ないと思います。

デルタの時は感染のチャンスは少ないと、心配はしていませんでしたが、オミクロンはわかりません。診察室に入ってきた人が無症状のオミクロンの可能性もありますから。デルタは症状が強くオミクロンは軽いといわれていますが、ヴィネはむしろ感染力の強いオミクロンのほうが怖いです。だって万が一感染したら、10日間急に当院を閉鎖しなければなりませんから。こういう時が一人しか医者がいない小さなクリニックのつらいところです。

というわけでヴィネは鼻うがいの回数を2回から4回~6回まで増やしました。つまり寝る前と起床直後を増やして、ほかにちょっと家族や職員以外と長く話したな、というときにも鼻うがいをしています。

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特にNHKで目立つんですが、

どこか取材に行ったときの報道をするときに、「感染対策を徹底して取材しました」とか「感染対策をしっかりして訪問しています」とか、まず一言述べてから報道内容に移るのが、とてもうざい!!!

わざわざ感染対策していることをコメントすることが、いったい何を意図しているのでしょう。

視聴者の非難をかわす免罪符のため? そんなこと言わなきゃ疑う人でもいるってのか?
ここまで言っとけばまずは安心っていう過剰包装の発想?
「おー、ちゃんとやってんだ。NHKさんは」という好評を得るため?

やってることがせいぜい手洗い、消毒、マスク、ディスタンス程度でしょ。大した事やってないじゃん。TPO考えず何でもやってりゃいいという画一的な発想だから、外の取材なのにフェイスガードするなど、全く無意味な対策までやっちゃうんですよ。

こういうことをすることが、自分で判断できず右へならえばかりする日本人の心に同調圧力の悪影響を与えることに気づかないんですかね。
早速センバツ高校野球に選ばれた高校の生徒が、インタビューで「感染対策をしっかりして練習に励み・・・」なんて違和感のある発言していました。おそらく先生が「そう言えって」言ったんでしょうね。

 

 

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アンディが来て1年になります。

ヴィネのランは彼によって散歩ランとなりました。コロナで軒並み大会がキャンセルになり、走るモチベーションも落ちていたので、この現状に甘んじておりました。結果、月間走行距離は100~150キロに落ちました。

体力落ちていることは間違いなし。もう10キロなんて走ろうものなら心臓バクバク、足はふらふらじゃないかと・・・。

そんなことがうっすらと頭に浮かんできて、「こりゃ、やばい」
おとといチョー久しぶりにアンディなしで走ってみました。
6キロ走ったのですが、調子よく走っているときでキロ5分20秒でした。気分的には5分程度かと思っていたのですが・・・・。でもその後筋肉痛が起こらなかったので一安心。そこまでは筋肉が衰えていなかったんですね。また、手術した後1,2キロ走っただけで右ひざ裏にツッパリ感があったのが、今回は5キロまでは全く感じず、5キロ過ぎに少し違和感があった程度でした。とてもうれしいことですが、積極的に対策とっていたわけじゃないので、一時的な好転現象かもしれません。

そして今日も5キロちょっと走ってみたのですが、ちょっと厚着したせいか、6分も切れない走りでした。こんな程度で今は満足。

 

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昨日9人のコロナ検査をしましたが、6人も要請となり、陽性率が66.6%と非常に効率です。たった一日の結果ですがテレビで言っていた30%とか52%よりずっと高い感染率でした。

デルタの時は一日に多くても3人しか検査しませんでした。一週間で見ても8月でさえ平均で2~3人程度。そう考えるとオミクロン株って本当に感染力が強いですね。

3回目のワクチン打っても感染する可能性があります。唯一安心材料は重症化しにくいということですが、それでも感染したくはないですねえ。

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内閣支持率で岸田内閣はDK(=don’t know  わからない、答えられない)の割合が非常に高いという特徴があるという。

発足当時、岸田の特徴として「酒に非常に強い」ことと「人の意見をよく聞く」という2つが印象に残っています。後者では「聞くだけだったら誰でもできるわ、それを自分の政策運営に反映するかどうか」と少し警戒していました。

10万円給付金に関してはその給付の仕方に関してはころころと変わり、朝令暮改と評されました。しかしこれは人の意見を聞いた結果より良い方にシフトしたと良きに考えられます。よほど有能な人間でない限り、どこからも文句の出ない政策を一発で政治家はいません。だから野党や地方自治体からの声を組み入れた結果ころころと変わってしまったともいえます。

人の意見を聞かずに突然休校にして卒業式ができなくなったり、布マスクを500億円もかけて作るような駄策をどんな反対があっても強行するこれまでの政権の時より、少しばかりほっとしてきた。

党内の有力者の顔を伺いながら、逆鱗に触れないように触れないようにしながらですが、アベノマスクの廃棄を決定しました。この勢いで今度は日本学術会議の任命問題を再検討してほしいです。でも最後は森友まで行ってほしいですなあ。

ところでなぜ岸田内閣にDKが多いのか?ですが、もしかして首相に強いリーダーシップを求めているからでしょうか?ヴィネはその考えは間違いだと思っています。なぜなら人間は頻繁に間違いを起こす動物だからです。間違いを起こすこそが前提だから民主主義があると思っています。だから人の言うことにも耳を貸して自らの間違いを正さなきゃいけないのに、無能な人間ほど権力握ると自分のやることはすべて正しい、自分には何でもやっていい権利があると勘違いするのです。中国、北朝鮮、ロシア、ミャンマー、ベラルーシ、それだけじゃないです。民主主義国家と言われる国でも権力握った人間は好き放題やります。トランプのように。ただ、一応選挙があるのでどうにか独裁国家とは違いますが・・・。

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住宅地に不定期で店舗を出して高齢者を呼び込み、様々な商品をプレゼントして健康食品を売りつける悪質業者が後を絶ちません。ヴィネの住む地域にも定期的に出店されてます。

5か月ぶりに来られた患者さん、「血圧が下がるかと思って測っていたけど、全然下がらないので来た」とのこと。この間健康食品を使っていたようです。

使ったお金は20万。一度に1年分買わされるという。さらにあくどいのは「15日に年金はいるでしょう」と誘導して、ATMにまで一緒に行って引き出しを手伝うのだそうだ。20万というお金は年金で払える範囲にするためかも知れない。

こういう光景を銀行員が見ても注意するわけにはいかない。一応は本人が納得して商品を購入するのを手伝っているだけだから。しかし認知症で判断がつかない高齢者を食っているという点では実にあくどい。

過去にこのような業者が報道で取り上げられたことがあったが、こいつらはいったん会社を閉めてまた別の会社を作るので切がありません。

実はヴィネは20年前にこういう店の中に入って、一般利用者のようにして話を聞いてもらうものをもらって帰ってきたことがあります。彼らがくれる健康食品とか錠剤のようなものの原材料は小麦粉とか乳糖とかのとても安いものに違いありません。人件費、場所代、広告代など考えれば20万円だったらそんなもんです。

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ワクチン打って4日目です。昨日は10時間寝ました。熱はないけどまだぞくぞくします。皮膚が敏感になっている感じです。

だるいというほどではないのですが、仕事の合間の空いた時間に、例えばまとめ物をするとか本を読むとか、調べものするとかほかのことをしようという気になりません。

こんな副反応だと、次回からワクチン打ちたくないという気になってしまいます。ほかのワクチンではこのようになったことはないので、効果があるとしてもメッセンジャーRNAのワクチンは嫌だなあ。

なんとなくワクチンを打ちたくないという人の気持ちもわからないわけではないです。

マクロン!ワクチン打ちたくない人の権利も理解せよ!

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