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新着情報 一覧

今までの 新着情報 の一覧です。

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2020年08月14日(金)
2020年08月14日(金)
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2020年07月31日(金)

第一波より大きな第二波が襲っているけど、そんな中でも 「コロナ自粛から落ち込んだ経済を回さなきゃいけない」ということで再開に踏み切る店やイヴェントが出てきています。そんな光景を報道するときに、ほとんどの場合「入場時の体温測定や手指の洗浄など、きちんと対策をとって営業再開しています」といった表現を使います。

なんなんですかこれって。自分の頭で考えることせず、周りでやっているからやらなきゃ後ろ指さされるのでやってるだけ。そんなんものにTVが「きちんとした対策取っています」ってお墨付き上げるんじゃないよ。いわれるとなんとなく自分はちゃんとしているんだと思っちゃう単純さ。そんな対策取るつもりのなかった職場にもプレッシャー与えて、現場は疲弊しているってこときづいていないのか?

以前にもいったけど、対策は「確率」で考えなきゃ意味ないんですよ。

誰もいない路上でマスクつけてることのばかばかしさ。自家用車の中でマスクつけて何も気づいていないドライバー。ひたすらテープルや取っ手を消毒する従業員。お金触るたびに手指消毒する市民。それらの行為を「そこまでするべきじゃないですよ」と言わない専門家。
先日は保育園の保母さんが来て言っていました。「遊具やおもちゃも休み時間のたびに消毒しなきゃいけないんですよ」「それは誰が決めたんですか」と聞くと、「みんなで決めました」

自分で自分の首を絞めてますね。

最近林先生と東大王の伊沢がペアで出ているTVをよく見ます。

今日はコロナ感染に関して、専門家と言われる医師が二人、質問に答えるような番組でした。林先生も伊沢もゲスト出演でした。あれだけ頭がよくて豊富な知識がある人なのに、一般人と同じレベルの理解の仕方に驚くとともに。がっかりしました。もっとも専門家の面を汚さないようにとの局の意図もあるのでしょうけど・・・。

ヴィネが以前から指摘している、実生活からかけ離れた「推奨手洗い方法」にも少しも疑問を挟みませんでした。ヴィネだったら「指と指の間の股のところにそんなにウイルスが付着しないでしょう。洗い残ししやすいところって言ってもそれは実験上のことでしょ」とか、?「(スパコンの)富岳のシミュレーションはちょっとおかしいですよ。対面に人がいる時にくしゃみしちゃうときって、下を向くとか口に手を当てるとかふつうするでしょ。それを何のエチケットもなく相手の人に向かってくしゃみしますか?そんなシミュレーションして恐怖を庶民に植え付けないでよ」とか突っ込んでほしかったなあ。

一般の医者から寄せられた疑問もレベル低すぎです。患者から「コロナに一度かかったらもう二度とかからないのか」と聞かれて返答に困ったとか「乳幼児にマスクさせるべきか」とか、あんたら医学生やり直せよ!と言ってやりたいわ。

新型コロナによって東京オリンピックが延期になりましたが、来年開催できるかどうかだって今の状況考えると怪しいですよねえ。そんな中で「オリンピックが開催するにはワクチン接種が間に合うかどうかにかかっている」とワクチン製造に期待している人もいるでしょうし、各国がワクチン製造にしのぎを削っています。

そこで今回は免疫の面から見たコロナ対策についてのお話です。大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授宮坂昌之さんの新聞記事を参考にヴィネが自分の意見を展開していきます。

まず誰しも無関心なのが、皮膚や粘膜のバリア機能です。もしこのバリア機能が非常に強固なら、病原体は体内に入ることはできません。そのことに無関心で、やれ手洗いだ消毒だマスクだと対策をとっても、その効果は限定的なのです。特に頻繁に手洗いして手荒れを起こしている人は、手の細かい傷から 病原体が入る可能性が高くなります。手洗い消毒はほどほどにしなければいけません。

マスクをしなくてものどや鼻の粘膜が丈夫なら病原体は入りにくくなります。そこで重要なのが寝る時の口ばんそうこうになるわけです。粘膜は乾かしてはいけないのです。粘膜の防御機能維持のためには、睡眠中の口呼吸が一番よくないのです。もちろん食後の歯磨きは口腔衛生の維持の意味でも重要です。汚染された粘膜は正常な機能を保つことができません。
皮膚や粘膜を突破して病原体が体内に入ると、まず働くのが白血球の一種である食細胞です。食細胞は異物が侵入すると数分から数時間で発動します。

以上が自然免疫といわれるもので人間が生まれたときから持っているものです。この自然免疫が強い人はそれだけでコロナウイルスを退治することができます。
自然免疫で排除できない場合は獲得免疫の出番となります。獲得免疫の中心的存在となるのが抗体です。

この抗体には3種類あるというのはヴィネも初耳でした。つまりウイルスを退治してくれる抗体(善玉抗体)だけではないのです。中には逆にウイルスを活性化させる悪玉抗体と、ウイルスを攻撃もしなければ活性化もしない役なし抗体があるのです。人間にもいろんな人がいるのと同じですかね。働きアリにも何もしないアリがいるという話を聞いたことがあります。
そしてコロナの無症状患者は抗体量が少なく、重症者は抗体量が多い傾向がはっきりしていたというのです。つまり重症者は悪玉抗体をたくさん作っていたのではないかと推測できるのです。

さてワクチン開発ですが、実は新型コロナウイルスの場合、抗体が体内からすぐ消えるという特徴も持っているのです。つまり予防接種してもその効果は長くて半年。だからインフルの予防接種並みに毎年打つ必要がある。いや、もしかするとコロナは季節性の感染症じゃないのなら年に2回は打たなきゃいけないかも。コロナウイルスはRNAウイルスの一種で変異を起こしやすいという特徴を持っています。その意味からもワクチンは頻回に打つ必要性が出てきます。世界中にワクチンがいきわたるのはいつになるのか、とても遠い将来になりそうで、オリンピックは来年に開催される可能性はどんどん遠くなります。

新型コロナに対する薬の開発も進んでいますが、まだいつになるのかめどはたっていません。また薬ができたとしても、それは重症者限定で使われるはずです。無症状や軽症の人たちはただ不安を抱えて待っているだけしかないのでしょうか?

ここではヴィネはありきたりのコロナ対策のことについては言及しません。それよりもっと重要なことは、普段どのような生活をするかです。もちろん今盛んにマスコミが言っている腹立たしい新しい生活様式のことではありません。

日常生活で自然免疫力を上げることと獲得免疫を有効に働かせる方法こそが重要です。実はそれは何も目新しいことではありません。日ごろから有酸素運動をして、バランスの良い食事を決まった時間に食べて、しかも食べ過ぎない。入浴は10分以上必ず湯船につかること。(シャワーではだめ)また、決まった時間帯に十分な睡眠をとることも重要です。以上はヴィネがいろんな場面で何度も言及している「健康の3原則」にほかなりません。しかしこの3原則を一気に崩してしまう恐ろしい存在がストレスです。ストレスは絶対にためてはいけない。怒りを感じたそのつどその怒りを捨ててしまうことです。怒りは一時的なものにして引きずらないことです。

天国ってほどじゃないんですが、「走るも地獄止まるも地獄」の解決方法が見つかりました。

それは・・・・

ゆっくり走ることです!キッパリ

お、「何をいまさら」って顔してますね。

すでにやっている人には当たり前なんでしょうが、ヴィネは常にその時の力の8割以上で走る生活が身に沁みついていました。だからゆっくり走るということができなかったのです。

それが今回、走りなれていない人と一緒に走る機会があり、気合を入れてゆっくり走ったら、なんと全然楽なのです。

顔面の温度だって上がらないから、立ち止まって顔が熱く感じることもないし、もちろんラン自体すごく楽。

いや~こんな楽なランニング生活ができるなんて、65になってもまだ新しいことの発見があるんですねえ。

昨日は6:30、今朝は7:30にスタートして20キロ走りました。

幸い薄曇りでピーカンの時よりは相当日差しがさえぎられている感じがします。実感としては半減くらいに感じます。気温は30度程度でしょうか。

走り出して20分くらいで少し立ち止まると顔が熱い。むしろ走っているときのほうが顔の温度が下がるのかも。しかし走っていると体が熱い。これでは走るも地獄、止まるも地獄。気持ちがなえる瞬間です。しかしここで帰ったら今日の距離は10キロにも満たないじゃありませんか。

せめて10キロはいかないとなあ、と思い気持ちを振り絞ります。そして公園の日陰にたどり着きます。最近は日陰を数往復して距離を稼ぐ走りを取り入れています。ここの往復で10キロを超えると、大台に乗ったという安心感もあってか、大分走りも楽になりました。公園の水道水で大量の水を飲み、頭から水をかぶり、もう全身びしょびしょです。

そして何とか今日も目標の20キロを終えて、シャワーしながらスイカを食べるのが今のヴィネの楽しみです。コロナ禍で十分に運動ができない人もいる中で、ヴィネの趣味がランニングでよかったと思います。

格闘技やラグビーなどコンタクトスポーツはもちろん、対戦相手のいるスポーツはなかなか自由に活動できないでいます。個人で山に行こうとしても、いろんな規制がかかっていて、山に行けたとしても全然楽しくないです。比較的安全とされている水泳でも、今年は海水浴は禁止のところが多いし、プールだってある金メダリストがうるさいマナーを提示したもんだから楽しめないですよね。

ランナーでも都会の公園を主な活動の場にしているランナーは、ある人が余計なエチケットを広げたため人の目を気にしなきゃいけなくって、それだけでも息苦しい。田舎のランナーでよかったとつくづく思うこの頃です。

関東地方は今年一番の暑さになりました。市原も32度の暑さです。今年は梅雨が長かったので、完全に汗腺が開ききったランができなかったように思います。

そこで今日はちょうど12時前後に走りました。朝に6.7キロ走っていたので残り13.3キロを走り切り、ランパンはびしょびしょです。

ランパンびしょ濡れの時の記念行事は何と言っても尻スタンプです。今日は短いランパンをはいたのでカマキリ君の登場になります。カマを口元に構えている雰囲気が出て、いい出来だと思います。

大阪府の吉村知事がポピドンヨード液を含むうがい薬をすると、唾液中のコロナウイルスの量が減るかもしれない、という研究結果を報告しました。大阪はびきの医療センターが41人の軽症者に一日4回うがいしてもらったら、4日目でPCR検査での陽性率が9%だったが、うがいをしなかった人は40%が陽性だったという。

この研究ではPCRの検査は1回なので本当にウイルスが消えたのかどうかは確定的ではありませんが、ある程度期待は持てますね。しかしヴィネはポピドンヨード液である必要はなく、単なる水でもほぼ同じ効果が出たと思います。というのもうがい薬の濃度は7%で、それをおそらく10倍、いや2,30倍に薄めていると思われ、これでは消毒効果は全く期待できないはずですから。

ここで懸命な読者はお気づきでしょう。ヴィネのコロナ対策がこの研究のさらに上を行く究極の方法であるということが!

つまり、経験者ならだれでも知っている、うがいよりのどに蜂蜜を垂らすことのほうが非常に効果が高いということと、うがいでは鼻のウイルスが消えないから鼻うがいが必須だということです。はびきの医療センターの先生方もそこまでは気づいていないでしょうね。

まあこのブログの読者は一日100人にも満たないので、拡散することは少ないでしょうが、せめて皆さんたちは今のうちに蜂蜜と鼻うがいキットを買っておくことをお勧めします。

3月ごろに世界中でヴィネのコロナ対策が取られていれば、こんなに感染者が蔓延することも、死者が増えることも無かったろうにねえ・・・。

 

ヴィネは初めからランニング中はマスクをする必要はない、いやむしろするべきではない、と主張してました。特にノーベル賞受賞者の山中教授の「エチケットとしてランニング中はマスクをつけよう」というメッセージには強い違和感を感じ反論してきました。山中教授は自分の言葉の影響力がどれだけ強いか知っているはずで、それなのに全く的外れの呼びかけをしてくれたものだ。コロナパンデミックには人一倍何とかしたいという気持ちが強いのは理解しても、マスクをすることの悪影響を全く考慮しないまま、単にエチケットとしてマスクをつけるべきといったのは、医者としてはお粗末だった。

ここにきて日本臨床スポーツ医学会、WHO、日本感染症学会が屋外での運動時はマスクを推奨しないとか、運動時はマスク着用を控えるべきだ、と表明し始めました。

やっとですか、遅すぎますよ。

これは熱中症の季節になったから重い腰を上げた、というのが大きい理由でしょう。まさか秋になったらマスクつけましょうなんて言わないだろうな。夏でも冬でもマスクの効果は変わらないので、熱中症とは無関係に運動の時はマスクはするべきではないと、ヴィネはさらに一歩踏み込みたい。運動時で必要ないなら、さらに酒を飲むような場面でなければ戸外では原則マスクは必要ないとさえいえる。(酒はコロナ伝染の大きなアクセルになりえる)

またランナーの吐く息の広がりをシミュレーションしたCG映像をテレビで流したのも非常な罪だった。それを見たヴィネは即座に反論を展開したのを覚えているでしょうか。CG映像は意図的にどうにでも作れますから、少し冷静に考えることのできる人なら、あれは戦時中の大本営の自分に都合のいいところだけの放送と同じだと気づくはず。ヴィネは一見してあの映像が欠陥だと気づきました。CGでは大気の流れをまったく考慮に入れていませんでしたから。
海外ではCG映像がすぐに非難を受けたのに比べて、日本では反論する人がほとんどいませんでした。ヴィネはすぐに反論したものの全く孤立無援。CG画像がメディアでどんどん拡散して、無知なコメンテーターが通り一遍の解説を展開していき、それに感化される人がどんどん増えました。

今後もこんなくだらないことで皆さんは貴重な時間とお金を無駄にするんでしょうかねえ。

 

採血が難しそうな腕を前にして、ハタと気づきました。

そうだ、エコーやってみよう。

肘にエコーを当てるとすぐに血管が見つかります。エコーで辺りをつけて採血すると、難しそうな腕の人の採血もチョー簡単になります。採血だけじゃありません、点滴の時だってこれでやれば失敗する確率は激減します。時に5,6回もさして患者さんにつらい目に合わせた過去を持っている人は少なくないはず。

何でこんなことに気づかなかったんでしょう。医者になって40年。全然気づきませんでした。医学はすごく発展しているのに、こんな簡単なことが一般に知られていないなんてとても不思議です。硬直した医者の教育を受けるうちに、自由な発想の芽が知らずに摘み取られていたのかもしれません。

自由な発想は、今のコロナ対策においても必要ですよね。

学校健診では男子は上半身裸で、女子はTシャツを着たままで、診察の時には生徒のほうからその裾を少しめくって、医者は中に手を入れて聴診器を当てるやり方をしていました。大方皆さんも同じやり方をしていると思います。

しか~し!

これでは男女不平等ではないでしょうか!!どうして男子だけ上半身脱がなきゃいけないのでしょうか?もしその理由が、正確な皮膚状態の視診も必要だというのなら、女生徒は正確な視診は不必要となるのではないでしょうか?

そこでヴィネはこの不平等を解消するべく行動をとりました。

それは、

「男子生徒もTシャツを脱がなくてもいい」ということにしたのです。(誰ですか、その逆を考えたのは!)

するととてもいいことがありました。診察の流れがとてもスムーズになり、時間短縮になったことです。男子の中でも人前で服を脱ぎたくない人だっているでしょう。そういう人への配慮にもなったはずです。

もともと内科健診では皮膚の所見をとっても、それで医療機関受診にはつなげることができないのです。つまり服着ていても診察には何ら問題ないってことでした。

なーんだ、こんなこと気づかずに20年もやっていたんだ。恐ろしやマニュアル人間。