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さらにヴィネの鼻の穴が膨らむ - ブログ

7月4日の記事の続きどうなったのか気になっている方もおいででしょう。

1週間の抗生物質の治療で症状は改善
「前回ここに来た時と比べて何割良くなりましたか?」と聞くと
「7割くらいかな。まだ少し違和感あるけど」
「水虫のほうはどう?」
「それもだいぶいいです」

脚に触れてみるとむくみも半分以上改善。追加でもうしばらく抗生剤出しました。

「で?MRIに行ったの」
「はあ、異常なしですって」
あるわけないよ。熱血医師のオーバーリアクションなんだもん。大山鳴動してなんとやらですわ。CT,MRI,そのほかのもろもろの検査がすべて不要だったわけです。?まずは一番身近なところから攻めるってのがヴィネのやり方。ヴィネの完全勝利(?)

しかしそのヴィネも少し反省しなければいけないところがあります。実はこの患者さんは以前から長期にわたり下肢のむくみを訴えていました。今回はそれに加えて足首の熱感と痛みを感じて、同僚の「それって血管かもよ」の言葉に慌てて専門医を受診したのです。下肢のむくみに関してヴィネは高血圧や腎機能の低下、ずっと座っているなどして脚を動かなさいことや、塩分の取り過ぎが原因と説明してきました。しかし今回抗生剤内服後に脚を見ると、以前に比べてずっとむくみが改善しているのです。
もしかすると以前からあったこのむくみは、足の水虫の濃厚な感染が続き、慢性の炎症によって引き起こされていたのではないか?患者さんは水虫のことを一切言わなかったから気づくのが遅れたのですが、完全に説明がつかない下肢のむくみをみたら、足の水虫がベースにないか疑いを持つべきではないか?そうすれば今回のような(水虫+細菌の混合感染による)蜂窩織炎にまで至ることはなかったのではないか?

とてもためになりました。