千葉県市原市 外科 内科 皮膚科 アレルギー科 婦人科 スポーツドクター 食習慣・運動習慣改善指導

previous arrow
next arrow
Slider

ブログ 一覧 (カテゴリ:医療)

今までの ブログ の一覧です。

2019年11月27日(水)
2019年11月20日(水)
2019年11月18日(月)
2019年11月15日(金)
2019年11月11日(月)
2019年07月17日(水)

以前3つの病院から20もの薬を出されている患者さんのトピックをあげましたが、その続きの話。

ある病院から「近くの医院に紹介状書くから今度からそちらで診てもらってください」といわれて90日分の薬が処方されました。その数日後に近くの医院に行くと「もらった薬すべて捨てなさい。こっちから出すから」と言われたとのこと。ちなみにこの方の医療費の自己負担なしです。

紹介状と言って90日もの薬を処方する医師も問題だけど、それを全部捨てさせる医師もクソ医者!!!

ヴィネのところにも「今後在宅でフォローしてください」という紹介状をもってくる方の中には90日も薬をもらってくる人が少なからずいます。多くの場合、かなり過剰な薬の処方をされています。ヴィネはそれを心ある薬剤師と協力して時間をかけて整理するのです。
いったい処方する医者は何考えているのでしょうか?在宅医に90日後にかかれというのでしょうか?そんなバカな話はないはず。在宅医に紹介するというのは、もう積極的な治療は難しい、体力的にも病気の進行を考えても通院は困難だと考えてのはず。だったらせいぜい1,2週間の薬処方で「その間に在宅医にかかってね」というべきでしょう。それとも自分の処方は完璧だと考えているのでしょうか?

こんなあほ医者がゴロゴロ全国にいると、それによる医療費の損失は全国レベルで見ると100億円くらいになっているのではないでしょうか?

今日専門家に下肢の静脈のエコー検査をしてもらいました。

結果は「確かに血液の流れは遅くエコーでもやがかかっているように見える。しかし逆流はしていない。また静脈に血栓もない。膝窩静脈は左右差がないが、右腓腹筋の中を通過する静脈が太い。しかしこの静脈が膝窩静脈に合流するまで、特に血栓や流れを妨げるものはない。静脈が原因で痛みが来るようには思えない。アドバイスとしていえるのは弾性ストッキングのようなもので圧迫して静脈の拡張を抑えることぐらいしかない。

ふーん、血栓がなくまた治療すべき疾患もないというのは一安心。しかしじゃあ何が原因?

さらに暗闇の中をさまよい続けるのか?

もし血管が原因でないとするとやはり靭帯?しかし靭帯や筋肉の痛みは何度も経験しているけど、痛みの種類が違う。その局所を抑えても痛まないし、少し休めばまた走れる(でもまた痛くなる)。鎮痛剤が利かない。

やっぱり血管じゃないのかな?まずはゲータはいてどうなるかだな。

日曜の休日救急診療の場面

6歳の女の子。3日前に微熱で近所の小児科受診。合成抗菌剤とアレルギーの薬2種類(鼻水用と鼻づまり用)と鎮咳去痰剤1種類処方された。
昨日になり39度の熱が出て、解熱剤使わずに受付では38.1度。診察室では比較的元気で遊んでいる。咳と鼻水もあり。頭痛と喉が痛いというが、扁桃の所見はあまりなし。普段は鼻閉はない。

インフル検査はマイナス。漢方薬2種類処方しましたが、診察室出る時にその母親がためらいがちに聞いてきました。
「あのう、抗生物質(合成抗菌剤のこと)って飲む必要あるんですか?」

今回この方がもらった薬についてコメントしなかったのですが、そう聞かれちゃ黙っているわけにいかないじゃあないですか。
「アメリカではもう20年以上前から風邪の初期に抗生剤は使ってはいけないといわれています。なぜ今回抗生剤が出たのかわかりませんが、溶連菌感染の扁桃炎のことが頭をかすめて処方した可能性はあるかも。でも今喉見ましたがあんまり所見なかったんですよ。その病院の時はあったのかもしれませんが」
「いえ、のどは見てもらっていません」
「じゃあ、なんとなくの予防投与なんでしょうかね。日本ではいまだに多いですよ、そういう処方。だから耐性菌が出てくるんですけどね」
「そうなんですか、それとアレルギーの薬って必要なんですか」
「これもよくわかりません。私は風邪ではこういった薬はまず出しませんが、ほかの医院では出すのをしばしば見ます。総合感冒薬にも同様の効果のある薬が入ってますから、多少は効果あるのかもしれません。でも今回の処方は明らかに適応外の処方です。アレルギー性鼻炎の病名をつければ保険上は通りますからねえ」

本当に疑問です。風邪の時にこうアレルギー剤は効果あるのでしょうか????

昨日は当番医でしたが、インフルも風邪も流行っていないと見えてたったの12人の受診でした。その中の一症例。

ある医院で喘息の薬をもらっているが、当院のほうが近いというので切り替えたいと受付で話しています。当番医の仕事は救急患者の対応なので定期薬の処方は別の日に来てもらうこととして、喘息発作状態なのでその対応をしました。

この方はリウマチもあり、薬手帳を見ると3か所の病院で合計20もの薬を出されていました。しかもそのうち2種類の薬が重複して処方されており、医師も薬剤師もほかで処方された薬を考慮していないことがわかりました。また、あまりにも薬が多いためか、ある医院の薬を「痛いときだけ(選んで)飲んでいる」とのこと。

薬が多いことは本人も自覚していて、他院で「喘息の薬が多すぎるんじゃないか」と言われたとのこと。ある病院から喘息の治療について紹介された医院では「うちから薬出すので、○○で出された薬は全部捨ててください」といい、40日分の薬を廃棄したとのこと。こういう薬の廃棄は無視できない金額になっています。こうして医療費は高騰するんです。廃棄させるほうはもちろん問題ですが、紹介するのに40日も薬を出す病院の医師も何考えているんでしょうか?在宅医療やっていると、前医から大量の薬をもらっている患者が非常に多いです。ヴィネは少しでも廃棄しないように薬の最後の1錠まで無駄にしないように配慮しているのですが、そんな苦労など誰も知らずに、気楽に廃棄している現状を思うと医者やってられなくなります。

やっぱおかしい。絶対におかしい。

今日は1キロで痛くなりました。キロ6分とすごく遅いのに・・・。今までのと痛みとは異質。

そこで3回目のエコーです。
あれ?今まで気が付かなかったのか?やけに膝の裏の静脈が太い。それになんか血流がよく見えない。左右で比較しても明らかにおかしい。血栓症?いやいや足が太くなっていないから違うだろう。
おお、ちょうど今日血管外科の先輩に会うんだった。陸上部の先輩なので頼みやすい。

そして画像を見てもらいました。
「どこかで弁の異常があるのかもしれない。ドップラーで見ればすぐわかるから、都合つけてみてあげる」とありがたい言葉。

そっかー、やっぱおかしいと思った。痛くなるのが急だし、痛いところ探っても全く分からないし、いたくなると全然走れなくなるのが筋や腱の痛みとは違うと思った。血管なら理解できる。
病名がはっきりするのは一安心。しかし血管となると治療はどうなるのだろうか、今後のヴィネのランニング人生はどうなるのだろうか・・・・

腸内細菌叢の話題もう一つ

NHKの腸活の番組からですが、最近NHKは同じような話題で2つも3つも番組を作る手抜きが目立ちます。きのうのTVでは3つも「ああ前に見たことがある」と記憶がフラッシュバックしました。内容が重複する番組で目立つのは「チコちゃんに叱られる」「ブラタモリ」「あさイチ」「ためしてガッテン」です。昨日はこれに「日本人のおなまえっ!」も加わりました。話題が尽きてしまったのかもしれませんが、はっきり言って手抜きじゃないですか?テレビなんか見ないでもっと知的活動に時間を回すべきかもしれない。

閑話休題。
腸内細菌叢についてですが、便移植法で難病の潰瘍性大腸炎が治るとか、自閉症も改善するとか、今までの治療に比べてたぶん安価な効果的治療法が見つかることはいいことです。番組ではニューギニア高地人の生活について言及していました。彼らの主食はサツマイモ。一日3回ほとんどサツマイモ。ほかにカボチャ、ジャガイモ、タロイモもありますが8,9割はサツマイモ。なのに体力がすごい。男はみんな筋骨隆々。ヴィネがニューギニアに行った40年前の状況と何も変わっていません。彼らのたんぱく質摂取量は我々よりずっと少ないのに、どうしてあんなに立派な体格しているのだろう。当時ヴィネもそう思っていました。

そこに東大の研究者の解説がありました。「おそらくですが、窒素を利用しているのでしょう。その窒素は空気中の窒素とか尿に含まれる窒素の再利用だという仮説です。」とのこと。

おいおい、東大で研究していてそんなことしか言えないのかよ。仮説を証明しなさいよ!

ヴィネは開業前に断食による健康への影響を知りたいために八尾の甲田医院に入院したことがありますが、甲田先生の著書によると「青汁だけで1年2年と健康に生きていける人が何人かいる。そういう人の体重を測定するとJカーブを描く。つまりある時点を底に、その後体重は増加に転じる」というのです。こういう人はおそらく便や尿中の栄養素を再利用しているのではないかと思われます。
20年前にヴィネでさえこの程度の知識は持ってたんだから、研究者なら解明できるんでしょうが!

人は食環境によって体内の環境も変わり、その状況で能力を十分発揮できるようになるのではないでしょうか?その大きなキーとなるのが腸内細菌です。決して美食多食では腸内細菌中の善玉菌の能力は発揮されず、むしろ悪玉がはびこります。

さあみんなで小食粗食で健康の花園(=叢)の生活を満喫しましょう。

久しぶりに来られた患者さん。
「いろんなことがあってなかなか来られなかったんです。実は脳梗塞で入院していて・・・」
「麻痺は残らなかったんですね」
「それがねえ・・・・」
と話し始めた内容は以下のような内容でした。

日曜日に東京に行く予定があったのですが、右手と顎あたりに少しのしびれを感じて「念のため」その日やっている病院受診。MRI撮って診察受けると
「脳梗塞ですからすぐ入院してください」

寝耳に水。こんなわずかな症状で入院??東京の用事キャンセルしなきゃいけないの?

いろんなこと頭をめぐりましたが、その病院の外来には院長が様々な専門医の資格を持っている看板があり、また卒業した大学も自分の親戚筋にあたる医師と同じということもあり、自分を納得させて入院することにしました。

2週間の入院中最初の1週間は絶食点滴。いったん退院して再受診した所、脳梗塞巣が広がっているので再入院といわれました。入院中、看護師から「ここは脳神経の専門じゃないから、一度他で相談したほうがいいですよ」といわれました。

退院後以前から信頼していた脳外科に行き相談した所「これは陳旧性の脳梗塞で治療の必要性はないですよ。それに脳梗塞巣が広がるってことはありませんから。まあ、うちのMRIのほうがあっちより精度の高い物だから間違いなし。あそこはちょっとね、そういうことがあるんですよ」と少し奥歯にものが詰まった言い方。

「ちなみにその病院はどこですか?」
私のその質問に、一瞬の間がありましたが
「○○○○○○○○○○」
「ははあ、なるほど。わかります。」

私もいろんなところからうわさを聞いていますので、納得がいきました。その方は多くの専門医を持っていることなどでその医者を信用して入院したことと、その後それが必要のない入院だったことから、自分の判断を恥ずかしいと思ったのでしょうか?夫以外に相談する人もなく、もやもやしたものを心に閉じ込めていたのでしょう。私と話した後で
「ああ、これですっきりした」とおっしゃっていました。
同じ医者として、このような医療被害にあわれた方に申し訳ないと思います。どうか今後このようなアコギな医者の餌食にならないように注意されることを願っています。

この例に限らず疑問に思う医療行為は少なくありません。特にCT,MRIについては撮り過ぎじゃないかと思うこと多々あります。この方の場合、4回MRI撮られたとのことです。国がいくら医療費を削減しようとしても、このような営利目的の医者がいたら医療費は高騰する一方です。

一方患者サイドにも問題があり、抗生剤に対するものと共通する日本人の過剰な期待があります。ヴィネが病院勤務の時、頭すこしぶつけただけで「CT撮ってください」と言われたことが何度もありました。医者の方にも「とりあえず検査しておいて逃げ道を確保しておこう」という気持ちが芽生えるのかもしれません。検査しておいてろくに読影しないで見逃すというのは、大学病院レベルでも問題になりました。

「持って他山の石とせよ」を常に心に刻むヴィネでした。

さあ、問題になるかなあ、このブログ!

このところの走りは絶不調。その理由は膝裏の痛みです。3キロあたりで調子が乗るころ、つまりスピードつけたくなるころになると、決まって膝裏の痛みに見舞われます。
多分腓腹筋の内側の起始部近くじゃないかと思うんですが、この痛みは今までと違って、再現性が少ない。つまり痛いところ押してみて、ちょっと痛いから「ここかな?」と思っても、実は反対側もそれなりに痛いのです。鎮痛剤も全く効果なし。普通なら筋肉の痛みならかなり効くし、腱の痛みだってある程度効果あるがな。でもこの痛みに関しては全く効果なし。
今日もランに行ったんですが痛みが出て途中で走る気がしなくなったのです。キロ6キロなら全然平気。5分半でもたぶん行ける。でも5分切る走りになると間違いなく痛くなりスピードダウン。ストレッチやマッサージもあまり効果なし。

いったいどこが痛んでいるのだろうとエコーで観察してみました。まず痛みに左右差がないので、目星をつけて「このあたりかな」と思いながら何らかの所見を拾うことができない。自分としては膝の真裏の一番深いところかなと思って探るのですが、わからん。30分程見ているうちに、右の腓腹筋とヒラメ筋の間の筋膜が左に比べて厚いことに気づきました。

写真で言うと白い帯状のところは筋膜なのですが右のほうが幅広くなっています。全体的になんかばさついている印象があります。

もしかすると筋膜炎で痛みが来ているのかな?でも押してもあまりいたくないのはどうしてでしょう?
それはともかく筋膜に炎症が生じると癒着が起きるはずで、そうなると筋肉の動きに制限がかかり痛みとなる可能性があります。これがスピードを出すと痛くなる理由なのかもしれません。

この癒着をはがすには筋膜リリースです。久しぶりにやってみようと思いました。なんて言ってもエコー見ながらピンポイントで生理食塩水を注入するだけですから安価です。

トータルで10ml注入しました。

 それが下のエコー写真。やや黒っぽい層になっているところが注入した生食です。これで明日の朝のランで痛みがなくなればヴィネの仮定が証明されたということになります。効果なければ次の日曜のハーフマラソンはゆっくりとファンランする方針。実はファンランってしたことない。いつも全力疾走でレースに出ているからそういうレースもたまにはいいかもしれない。

右の第一小臼歯をたたくと痛みが響くので、その原因がよくわからず、日大歯科病院に行ってCT撮りました。レントゲンでは病巣がありそうだったのですが、CTの結果問題なし!

じゃあ痛みの原因は何なのか?どうもこの歯が斜めっていて、歯槽骨ぎりぎりに収まっていることが一因かもしれないのです。しかしそのあたりの歯肉を押しても痛くはないのではっきりとした理由不明。ヴィネは歯槽骨の外つまり歯肉部分に透亮像があるのが気になるのですが、そこを聞いても「?」でした。

対策として一つは「気にしない」

まあそれでもいいんですが、じゃあインビザラインどうするかです。少なくてもこの情報は伝えておかなきゃいけないでしょうが、それを伝えたところでそこまで考慮した計画立ててくれるかどうか疑わしい。なんてったってCTとらなきゃわからなかったんですから。

ぜひとも必要で受けるわけじゃないインビザラインだからなあ~、思案、思案・・・

 

 

歯学部の大学病院というところに初めて行ってきました。
とてもきれいな施設です。この建物の横にも新たに建設中でした。

さて今日の受診の理由は以前から右の第一小臼歯に違和感があったからです。神経の治療もしていて通常のレントゲンではどこ悪いかわからないとのこと。大した症状でもないのでほのまま様子見でもいいのですが、いつか必ず悪化すると思って受診に踏み切りました。

2回の診察室に行くと、41もの診察のブースがあり、医者や衛生士と思われる人が忙しそうに働いていました。

さてヴィネの歯ですが、原因は非常に小さな病巣があるのではないかとのこと。このまま様子見てもいいが、治療法としては歯ぐきからアプローチして直接骨から病巣に向けて穴開けて治療する方法と、詰め物外して神経のずっと先の病巣に到達して薬を入れる方法。後者の方が時間もかかり、詰め物外すときに歯が折れてしまう危険性もあるというので、前者の手術を選択しました。

説明は非常に丁寧。専門用語をできるだけ使わずゆっくりと説明してくれました。ここまで丁寧な説明を受けるのは医者、歯医者を問わずヴィネは初めてです。ヴィネもこのくらい丁寧な説明をしなきゃいけないと深く反省した次第です。

ついでにインビザラインを受けることへの意見も聞きましたが、「問題はないですよ、ただ年齢が上がると動く程度が少ないので時間がかかると思います。また(今回のヴィネのように)炎症があるとそれを嫌がる医者はいますね」とのこと。実はヴィネの歯の主治医のドクターからはインビザラインはやめたほうがいいといわれていたので、その辺の確認をしたかったのです。スッと胸に収まる説明に安心しました。

なんと1時間も説明を受けてレントゲンも取って¥1600!
感謝感謝の日大歯学部でした。