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ハイエナ医療 - ブログ

患者さんの自己負担がない場合、医療費は高くなる傾向があります。いろんな検査してもたくさん薬が出ていても、本人の負担はないのだから、まず文句言う人はいないからでしょう。

真面目過ぎるヴィネとしては、義憤を感じます。

以前「こっちから薬出すから、その薬全部捨てて」といった医者の話をしました。その話の続きです。喘息がひどくて当院初診されたのですが、あまりにも薬が多くて、しかも他院の薬を考慮せず出していることが分かったので、事情を説明してある医院からは薬を出さないようにしてもらったりして、だいぶ薬が整理されたと思っていました。

ところが今日その患者さんが「リウマチで見てもらっていたところの整形の先生がいなくなったので、○〇整形に行ったら『じゃあこっちで出すわ』といわれて薬が出ました。『小野木医院で出ているから』と言ったんですが、それでも出された。全然飲んでいなくて、今度ごみの日に出そうかと思っている」というのです。

なんと10種類もの薬が42日も出ています。さらに驚くことに、今までもこれらの薬は一度も飲んでいないというのです。すごく高い薬もあります。私が出しているのと重複する薬も2種類ありましたし、喘息に影響する薬もありました。

さらに、この人は最初に行っていた整形の病院でリウマチの診断を受けていたのですが、別の症状で行った病院で「リウマチがあるんだったらうちの整形に回してあげるよ」といわれてそこの整形を受診したのです。そしたら「リウマチじゃないだろう。これからはうちで見るから、もう今までの病院行かなくていい」といわれたのです。それがつい先ごろやめた整形の医師でした。
「リウマチではない」と言いながらも「ああ、少しは(リウマチ)あるんだ」とのことでリウマチの薬が出ていたのです。

みんなこの患者さんを金儲けの対象として奪い合っているような構図です。ヴィネはこの現象を「ハイエナ医療」と呼ぶことにしました