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正しく怖がれる人などいない - ブログ

コロナが流行した当初「正しく怖がる」という何とも奇妙な言葉がマスコミで流れましたが、いったい何を言おうとしていたのでしょうか?ヴィネ的に考えてみました。

おそらく言いたかったのは、「コロナのことをよく知ってやみくもに怖がってパンニックにならないで冷静に行動してほしい」てな思いつきで言ったのだと思います。発生源はおそらく自称専門家でしょう。

しかし身近の医者が果たしてどれだけコロナウイルスのことを知って行動しているかとても疑問です。
十数人の医者がいる場面で、手指洗浄用のスプレーに関して「70%(75%という話もあります)以上の濃度のアルコールでないと効果ないですよ。でも巷で使われている手指洗浄用のスプレーはアルコールでないものが多いです」と話したのですが、そもそもアルコールでないとだめだということを、みんな知りませんでした。また、「マスクが感染予防効果がない」とWHOが発表していいるといっても、「でもマスクしないで先生のところで万が一コロナが出たら先生は濃厚感染者ってことになりますよ」と、通り一遍のマニュアル情報で脅されました。

手洗いにしてもインフル感染に対して効果があったかどうかの検証がほとんどされていないのです。つまりまともな根拠なく指一本ずつくるむようにして洗ったり手首まで洗ったりという七めんどくさい手洗いを勧めているわけです。あるのは直接関係ない研究データをつなげて「たぶんコロナにだって効果あるだろう」的な、まさに風が吹けば桶屋が儲かる論理で展開しているのです。これが医学でしょうか?こんな面倒な手洗いを宣伝している方々はご自分で実践しているのでしょうか?私はほとんどの人が実践していないと思っています。
ヴィネは消化器感染症なら手洗いは効果的だと思っていますが、インフルとコロナに関してはおそらくほとんど関係ないと思っています。ともに呼吸器感染であり、感染ルートは鼻が圧倒的に多いはずです。手から顔を触って、それが鼻からウイルスが侵入するメインルートとはとても考えられません。だから頻繁な鼻うがいが効果的なはずです。

専門家がこの程度ですから、一般人がどんな努力しても正しく怖がれるはずがありませんよ。