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オリンピック延期 - ブログ

やっと東京オリンピックの開催を延期することを”認めた”

”認めた”と表現したのは、日本もIOCもイニシアティブをとらず、周囲から「開催は無理だ」「選手団出さない」「練習できない状況で開催するなんて、アスリートファーストと言えない」と、周囲から完全な形での開催に固執する日本やIOCに非難が集まった結果、外堀を埋められる感じで渋々開催が非現実的であると認めざるを得なくなった形です。「4週間以内に決める」と発言したのがあまりにも危機感がなさすぎ、それにも批判が上がりました。
日本でも「予定通りの開催は無理だ」との常識的な大会理事を「軽率だ」と即座に潰し、潰すことのできない海外からのまっとうな声に押された形です。日本選手や元選手からは一人も「予定通りの開催は無理だ」という声は出ませんでした。日本ではこの数年間自分の意見を言う前に周囲がどんな反応するのか配慮する、つまり忖度する負の精神文化が培われ、まっとうな意見が言えなくなった社会構造が災いしたのだと、この問題の根の深さを感じます。改めてKY人間の重要性を感じます。

ところで1年後にはコロナウイルスが克服できるという確証は全くないわけですが、それを「人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証として完全な形で・・・・」と言う傲慢さは何も今回のことから学んでいないと思われます。まだ何もしていないのに「打ち勝った」と過去形で述べています。今後アメリカが感染の中心になり、その後南半球に波及することも予想されます。もしアフリカに及んだら大量に死者が出ることが予想されます。治療薬は開発されていません。ワクチンも早くて1年後に市場に出るかな、と言われている程度です。インフルエンザ検査キットのような簡易な検査法はまだできておらず、PCR検査も30%は偽陽性偽陰性があるのですから治療対象、隔離対象も決められないでいるわけです。それを非専門家が「克服した」というのはどういう神経でしょうか?

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