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マスクの話 その2 粒子の大きさとマスクの種類 - ブログ

これまでの復習もかねてマスクとその予防効果について考えてみました。

マスクを使う理由として、粉塵、花粉、PM2.5、細菌やウイルスなどの病原菌があげられます。

そのサイズを比較すると

1)花粉 直径40㎛
2)PM2.5  PMは空気中を漂う粒子状物質。2.5はその中で健康被害が大きい直径2.5㎛のもの
3)結核菌 直径0.3~0.6㎛ 長さ2~10㎛
4)ウイルス コロナは0.1㎛前後

マスクの種類

ガーゼマスクや布マスクは論外なのでここで比較対象にはしません。マスクの種類としてN95マスクとサージカルマスクを取り上げます。
N95
0.3㎛の粒子を95%遮断するものです。アメリカの規格です。これはフィルター性能だけでなく形状まで工夫されていて、横漏れまで含めて95%遮断なので、縁が完全に顔に密着するようにできています。

サージカルマスク
これは外科医が術野を唾液などで汚染させないためのマスクで、花粉症予防や風邪予防に開発されたわけではありません。
一見医者が使っているのだから効果抜群だろうと思いがちですが、実はサージカルマスクには基準がないのです。製品の性能表示を見ないとわかりませんが、どうも5㎛当たりのきめの粗さ(細かさ)のようです。いずれにしても浮遊状態のウイルス吸入を防止するものではありません。

N95相当のマスクというのもあるようです。素材としては作るのは簡単でしょうが、横漏れまで考えて作っているかどうか不明です。全国マスク工業会会員マークがあるものの方がいいかもしれません。

きちんとマスクを使えば、花粉はマスクでトラップできそうです。しかし花粉は目からも入りますし、自宅に戻ったからと言って服などについた花粉を自宅の中に持ち込めば、自宅でもマスクをつけなければなりません。それだけシーズン中は飛散量が多いというわけです。

飛沫感染
ウイルスがどのような形で人に感染するのかですが、ウイルスはそれ自体で空中に浮遊するものと、咳くしゃみで唾液の粒(飛沫)の中に入って浮遊するものがあります。
ウイルスは裸で空気中に漂ってると短時間で死にます。それでも最近コロナは3時間生きていたと言いう研究データがあります。今のところウイルス単体での感染はないと言っていますが、おそらく何の根拠もなく言っているだけでしょう。というのも「ない」ことを証明するのは非常に困難ですから。例えば「月には生物がいない」ということは証明するのが非常に困難ですが、みんなは「生きてるわけないよな」と納得しているだけです。

普通コロナウイルスは痰などの水分の中で生きていると思われます。
飛沫の大きさはいろいろあるのですが、なぜか5㎛を境にそれ以下をエアロゾルそれより大きいものを飛沫と表現している傾向があります。だからでしょうか、「コロナは飛沫感染だ」「予防にはマスクが必要だ」と勝手に自信をもって言っているのは。しかし少し考えればわかることですが、5㎛以下のエアロゾルはマスクで防ぐことは難しいのです。5㎛以下ということは3㎛とか1㎛もあるわけで、それだって直径0.1㎛のウイルスに比べれば格段に大きい粒子です。5㎛以上で排泄された粒子も時間がたてば次第に水分が抜けてエアロゾルになることだって容易に想像できますよね。

お勧めのマスクってあるのか?

N95ならかなり多くのエアロゾルをとらえてくれそうですが、N95相当品というのは横漏れがあるので効果のほどは何とも言えません。なおN95のマスクははかなり息苦しく長時間つけ続けるのは苦痛だと言われています。

サージカルマスクは元々予防のためのものではありませんが、多少は効果があるのかもしれません。どうしても3密が避けられない時はつけておいた方がいいでしょう。

そして何度も言いますが、マスクはつけ方が非常に重要です。ちゃんとしたつけ方しなければ全く効果なしです。お金の無駄。半分以上の人はそんなまちがったつけ方していますよ。

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