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やっと気づきましたか - ブログ

ヴィネは初めからランニング中はマスクをする必要はない、いやむしろするべきではない、と主張してました。特にノーベル賞受賞者の山中教授の「エチケットとしてランニング中はマスクをつけよう」というメッセージには強い違和感を感じ反論してきました。山中教授は自分の言葉の影響力がどれだけ強いか知っているはずで、それなのに全く的外れの呼びかけをしてくれたものだ。コロナパンデミックには人一倍何とかしたいという気持ちが強いのは理解しても、マスクをすることの悪影響を全く考慮しないまま、単にエチケットとしてマスクをつけるべきといったのは、医者としてはお粗末だった。

ここにきて日本臨床スポーツ医学会、WHO、日本感染症学会が屋外での運動時はマスクを推奨しないとか、運動時はマスク着用を控えるべきだ、と表明し始めました。

やっとですか、遅すぎますよ。

これは熱中症の季節になったから重い腰を上げた、というのが大きい理由でしょう。まさか秋になったらマスクつけましょうなんて言わないだろうな。夏でも冬でもマスクの効果は変わらないので、熱中症とは無関係に運動の時はマスクはするべきではないと、ヴィネはさらに一歩踏み込みたい。運動時で必要ないなら、さらに酒を飲むような場面でなければ戸外では原則マスクは必要ないとさえいえる。(酒はコロナ伝染の大きなアクセルになりえる)

またランナーの吐く息の広がりをシミュレーションしたCG映像をテレビで流したのも非常な罪だった。それを見たヴィネは即座に反論を展開したのを覚えているでしょうか。CG映像は意図的にどうにでも作れますから、少し冷静に考えることのできる人なら、あれは戦時中の大本営の自分に都合のいいところだけの放送と同じだと気づくはず。ヴィネは一見してあの映像が欠陥だと気づきました。CGでは大気の流れをまったく考慮に入れていませんでしたから。
海外ではCG映像がすぐに非難を受けたのに比べて、日本では反論する人がほとんどいませんでした。ヴィネはすぐに反論したものの全く孤立無援。CG画像がメディアでどんどん拡散して、無知なコメンテーターが通り一遍の解説を展開していき、それに感化される人がどんどん増えました。

今後もこんなくだらないことで皆さんは貴重な時間とお金を無駄にするんでしょうかねえ。

 

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