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コロナ禍でほくそ笑む人 - ブログ

「コロナが続けばいいって、全くとんでもねえ奴らだよ」

ヴィネと雑談がメインの患者さんがそう怒っていました。

「あのバラックの飲み屋の女が、店の前で写真撮ったりしているから、『何やってんだよ』と聞いたら『コロナの時短要請に従えば6万もらえるから、こんないい話はない。もっとコロナが続けばいいなあ』って言いやがった。週に3日ほどしか開いてないで一日せいぜい2,3万の売り上げしかないところだよ。町の中じゃ酔っ払い運転の取り締まりが強いから、あの辺の店はちゃんとしてるけど、田んぼの中にバラック立てて飲み屋やっている奴らなんて、普段寝そべってテレビ見てるだけだよ。近所の飲んべえが来たってせいぜい2,3万の売り上げしかないよ。それが何もしないで6万ももらえるって、どうかしているよ」

そうですよ。コロナによる補助金の使い方はほんといい加減。多くの店ははした金もらうよりはオープンした方がいいといってますが、泣く泣く要請には従っているのです。一方こういうやつらもいるんですねえ。
飲食業、旅行業が潰れればそれに関係する多くの業種も影響を受ける。でもそこまでは補助金は回らない。

政府とそのお抱え専門家は空気感染を否定し、それによる対策を怠って、漫然と飛沫接触感染だけの対策しかしてこなかった。飛沫と接触感染対策は比較的簡単なんですよ。この1年取ってきた対策は全く進歩がありません。それでは感染を防げなかったのに、いまだに体温測定、マスク手洗い消毒、ソーシャルディスタンシングやっていれば「徹底した対策を取って開催しています」などと評価する。これらはすべて飛沫と接触感染対策だけなんです。空気感染はこの寒い冬に窓開けろですかんね。やってられませんよ。その少しでも罪滅ぼしのつもりか、NHKは2段間換気などという七面倒くさい方法を紹介してますが、「まずNHK職員全員が1ケ月継続してやってから報道しろ」と言ってやりたくなります。ほかの報道機関も何も考えてませんね。

一方独自によく考えている現場はそれぞれが報道では紹介されない対策をとっています。しかしそれができる現場は比較的余力のあるところです。飲食業や旅行業は疲弊しすぎて自分ではもう立ち直るパワーが残っていないんじゃないでしょうか。

 

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