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風邪の専門家がいないのが問題 - ブログ

風邪ひくたびに病院に行って抗生剤などたくさんの薬をもらってきた。それで安心して薬に頼る自分がいると自己評価。風邪が治るまでいつも1週間はかかる。

こんな人はたくさんいます。そして「自分は風邪ひきやすい体質だから健康には気を付けている。風邪ひいたらすぐに病院に行って薬をもらって欠かさず飲む」というのです。周囲も「気を使っていますねえ」と感心する。

どこにでもいるそんな人のうちの一人が、昨年秋から当院に通院し始めました。そしてヴィネのホームページも参考にして生活に取り入れています。その方が風邪をひき熱が出ました。PCRでは陰性。おそらく扁桃炎と思われますが、培養をしても菌は出てきません。おそらく何らかのウイルス感染だったのでしょう。

この方はのどはちみつをやったのですが、たったの1回か2回しかやっていなかったのです。それでは治りません。
「10回くらいやらないと治らないよ。やってれば今頃すっきりしていたのに」
とヴィネはのどはちみつの使い方を説明しました。10回くらいやらなければいけないことはホームページに書かれていることなのですがざっと読みしたのでしょうね。

今日の再来ではほかに誰もいなかったので30分くらい滔々と話しました。前回のブログに登場いただいたシンパのランナーのメールを朗読して、「ちゃんとやればこうやって治るのよ。風邪は自分で治すもんだよ。風邪の治療を真剣に考えている医者なんていませんよ。抗生剤と鎮咳去痰約3つくらい出してうがい薬、解熱剤、総合感冒薬と、全部で10個くらい薬出して、これくらい出せばどれかが効くだろうという考えなんじゃないかな。そして1週間くらいして治ったら患者は『病院の薬で治った』と勝手に思うから、医者にとってこんなうまい話はないよね。実際は自然と治ったかもしれないのに。風邪ってほとんどが自然と治るから真剣に治療法を考えている医者はまずいないですよ。そして肺炎になったら肺炎の治療にシフトするわけで、その時には医者も患者もすでに風邪の治療のことなんて頭から消え去っています。『風邪の状態で治せなかったのがまずかったなあ。どうすればよかったんだろう』と振り返る人がまあいないんですよ。これは今のコロナ対策が奏功しないのと同じです。もうインフルエンザと同じレベルで治療を考えているから、検査キットだワクチンだ治療薬だと高度な対策が中心になって、足元の基本対策に頭回っていないんです。私は昔『風邪には漢方薬だなあ。漢方が理にかなっているわあ』と思っていました。でもねハチミツの効果に気づいてからは、漢方はハチミツの足元にも及ばないと思いました。そしてそれより口テープが上だと思うようになりました。だってハチミツの登場する機会がぐっと減ったんですから。さらに鼻うがいはコロナ蔓延で、理屈で考えました。風邪を何とか自分で治そうと考えてきた下地があったからだと思います」

ほかの医者が聞いたら頭に血が上るようなことをガンガン言いました。医者がこのブログ読まないことを望んでいます。医師会から目の上のたん瘤に思われているかも。

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