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また専門家が間違ったことを言っています - ブログ

訪問診療の車の中で聞いたテレビ番組で、コロナワクチンでアナフィラキシー症状を呈するのが女性に多いことについて、ある専門家が化粧品に含まれるポリエチレングリコール(PEG)という成分が注目されていると話していました。この成分を含む化粧品を使って過敏反応を起こしたことのある人は一応注意しておいたほうがいいとのことですが、キャスターかだれかが「そのPEGが含まれているかどうかってどうしたらわかるんですかすか?」と質問した時にこの専門家は馬脚を現しました。
「商品の裏側に必ず書いてありますから見てください」

化粧品の成分表示は化粧品のボトルそのものには書いてありません。パッケージに書いてあるのです。これが実は問題なのです。つまりパッケージを取っておく消費者なんていないからです。消費者は使うときにパッケージは捨ててしまいます。だから皮膚トラブルになって病院に来た時に、医者はどんな成分が入っているのか確認できないのです。

また一般に化粧品と思われているものは「薬事法」により、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のどれかに分類されます。そして全2者は成分が表示されていますが化粧品は表示の義務がありません。さらにPEGは石鹸、シャンプー、リンス、ヘアケア商品にも含まれることがあるので、女性が使ういわゆる化粧品だけ注意していればいいというものではないのです。

この専門家は男性ですが、実際の日常生活のことは関心なく、仕事の上で必要だったから断片的に入手した知識だけでテレビで発言したのでしょうね。

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