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グルタミン酸ソーダ - ブログ

ヴィネが最初に海外に行ったのは1976年だったかなあ。マニラの大通りを車で走ると、ビルのてっぺんにJINOMOTOの大きな看板を見て、日本の経済力の強さを実感しました。現地の人たちも「アジノモト~」と言いながら料理に使っていました。

一時味の素は石油から作られているといううわさがありましたがも、少なくても今はそんな作り方はしていません。

さて、昨日のためしてガッテンで、グルタミン酸ソーダの話題が取り上げらました。(味の素の成分はグルタミン酸ソーダ)昆布だしの主成分で、うまみの一種です。これを取ると食欲が抑えられ、料理の塩味もきつく感じられるので、減塩につながるというものです。

ヴィネのホームページでは「だしこそ命」としてだしをとることが減塩するうえで大事だと唱えているのですが、既存の料理にだしを入れると味が濃く感じるという切口は初めてで、「なるほど」とおもいました。さらに満腹の閾値が下がるというのは驚きです。見方を変えればだしの効いた食事は少量でも満足度が高く、単に甘い、辛いなどの料理は満足度がなかなか得られず食べ続けるということなのでしょう。さらに言っちゃうと、邪は下品な満足度なのでとことんまで食べ過ぎて太り、だしを取った食事は上品な満足度なので適切な食事の量になるということなのか。

やめられない止まらない、〇っ〇えび○○というコマーシャルがありましたが、あれは「うちの商品はうまみ成分がなく単に塩辛いだけなんで天井知らずに食べちゃいますよ」という意味だったんですね。

ところが今日早速グルタミン酸ソーダの話を患者さんに言ったら「ラーメン屋でごっそりスープに入れてますよねえ」とお玉ですくう仕草しながらいうのを聞いてがっかり。ラーメンは塩分取りすぎの代表食品です。またお店でラーメン残す人ってあんまりいないですよね。外食だと「金払っているのでもったいない」という心理が働くのでしょうか?

少なくてもお店で食べるときは減塩と食べ過ぎ予防効果はないと思ったほうがいいでしょう。

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