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今更珍しくもない - ブログ

千葉大が5年間で9件の癌を見逃しをして、うち2人が死亡していたとの報道がありました。
CT所見を受け持ち医が自分の専門分野じゃないので見ていなかった、というのですが、例えば膵臓癌かもしれないと思って受け持ち医が腹部CT検査を依頼したとしましょう。そしてその報告書に専門医(多くの場合放射線科医)が膵臓の項目には「所見なし」と書き、婦人科の項目に「卵巣がんの疑いあり」と書いてあったのを、受け持ち医は自分の専門分野の膵臓の部分だけ読んで、婦人科の項目は読まなかったといったようなことが起こっていたということでしょう。

驚くことなかれこのようなことは全国各地で頻発しているはずです。ヴィネも開業して20年近くになりますが、過去に2回同様の被害になりかけたことがありますから。

ヴィネの場合はもっとひどく、専門医である放射線科の医師が見逃したのです。しかもヴィネは「エコーで後腹膜に腫瘍が確認されますので、CT(MR)でご確認お願いします」という紹介状をつけていたのにですよ、肝臓とか腎臓とか細かい所見書いていているけどヴィネの指摘したことには何のコメントもないのです。
1回は画像をもって放射線科まで行って「これ腫瘍じゃありませんか?」と聞きました。もちろん相手は見逃しを認めました。2例目は「またかよ」と思い初めから別の病院に紹介しました。
千葉大で5年で9件は少ないほうかも。本当ははその何倍もあったりして・・・。

見逃しとは違いますが、こんな例もあります。
深夜に腹痛になったので救急病院受診した所、MRI撮られて異常なしといわれて胃薬の処方を受けた人です。翌日当院受診して発症経過からアニサキス(胃の寄生虫)が強く疑われ、すぐに内視鏡を行いアニサキスを除去しました。
またこんな例も。腹痛で救急病院受診しCT撮られて異常なし。胃薬処方されて帰宅するも症状が一向に改善せず当院受診。おなかを触っただけで胆嚢炎を疑いました。エコーをやって間違いないなと判断して別の病院に送って緊急手術を受けたという症例です。

いずれも共通するのは高額な検査機器を持っているところは、これらの検査を好んでするけど(これらの検査はドル箱だからね)、医者は面倒がって詳しい問診や検査の前の患者の診察を端折っているのです。問診や診察に時間をかけても上乗せ料金が発生するわけではないので、そんなことどーでもいいのです。

市場原理で言えば淘汰されるはずのこういった病院ですが、おっとどっこい生き残っているのです。安倍政権と同じで、日本人冷めやすいからいくら疑惑があったってほとぼりさめりゃ元に戻るんです。
文句は言えないんですよ。日本人はみんなそれを良しとして生きてきたから。

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