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ブログ 一覧 (カテゴリ:食生活)

今までの ブログ の一覧です。

パン屋やドーナツ屋で、店が閉まるときに50個の商品を残しておかなければならないというルールがあることは、そこで働く人から聞いたことがあります。パン屋、ドーナツ屋に限らず、あらゆる食品販売業界に共通している考えではないかと思います。

そしてロシアのウクライナ侵略のあおりなどで原材料や輸送費が高騰し、食品は軒並み値上げが続いています。商品の中身を減らして値段を据え置くステルス値上げとか、小麦粉の代わりに米粉を使うお店とか、そんな涙ぐましい努力をしているというのに、東京のある駅に入っているパン屋では、今まで通り50個のパンを捨てるために作っていると知りました。こういう発想するのって日本だけじゃないのかなあ?

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牛肉1kgの生産に必要な穀物の量はとうもろこし換算で11kg、同じく豚肉では6kg、鶏肉では4kgとなります。牛肉1㎏生産には2万リットルの水も必要です。これでは近い将来地球は破綻しちゃいます。そこで代替肉として昆虫が注目を浴びています。

ヴィネも地球防衛隊の一員として、昆虫を食べる経験を積んでいかなければならないと判断しました。

そこで今回はコオロギを食べました。といってもコオロギスナックで、コオロギの姿かたちが残っているわけではありません。手前にある薄茶色のものが中身のそれです。

味は・・・・、うーん、変わった味です。しかし内容表示を見ると、使われているのは小麦ではなくタピオカでんぷんでした。どうも変わった味はそれによるもので、コオロギによる味ではないと思われます。因みにヴィネはスナック菓子の塩で必要もない塩分をとることに抵抗があるので、洗って食べました。

コオロギは暖かくて飼育に電気代がかからないタイで産生されています。エビの養殖よりも環境に悪影響はなさそうです。これから昆虫食が浸透していくことを願ってます。特にこれからの若い世代には環境に関心を持っていただきたいので、アピール力に長けたJKたちが受け入れて、コンビニでも手軽に買えて「コオロギを食べる」ことを「ろぎる」なんて言葉がはやるといいですね。

ところでヴィネにとって、これが初めての昆虫食ではありません。過去にはなごった(イナゴを食べる)こともあるし、いこった(カイコを食べる)こともあります。しかしまだのこった(蜂の子を食べる)ことはありません。

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これから世界はどうなるのか?原油も上がる、小麦も上がる。芋づる式になんでも上がりそうです。

そこで今年は自給自足がテーマになりそうです。

風邪は「ひいたかな?」と思ったときに手を打つべきです。口内炎もでき始めのまだ痛くない時に治療開始すれば1日で治ります。すべて兆しが見えたときに手を打つのが賢い人間の行動パターンです。でももっと優れた人間は、予防に腐心する人間です。例えば本来は風邪をひかないような予防が最も大切だし、口内炎も起こさないように食べ過ぎなければいいのです。もっともこういう生活をしているヴィネは付き合いの悪いつまらない人生と思われるかもしれませんが・・・・

ロシアのウクライナ侵略が予防できれば一番良かったのですが、気違いがやることは予想できません。これからの世界がどうなるかとても不安です。多くの無実の人々の生活が脅かされることが予想されます。

政治家に頼ったって大したことをしてくれそうにありません。そこで我々がとれる対策として、食生活の一部を自給自足するという手を提案します。庭がない!?そんな人でもプランター使えばいろんなものが作れますよ。

第一弾としてヴィネはなめこの菌床を桜の木に植え付けました。この桜は拙宅近くの寮にあって、毎年ヴィネの目を楽しませてくれた木ですが、その桜の大木が切られてしまったのです。痛かったろうに、涙一つ、うめき声一つ上げられず倒れた桜の木の恨みを少しでも晴らしてあげようと、ヴィネは枝の一部をいただきました。だからただ。
菌床は何と200個も入っていて200円でした。500個だと300円ですが、そんなに買っても使いきれないので200個で十分。200円でこの秋はなめこだらけのぬるぬる生活です。

 

 

 

 

 

 

そしてそろそろジャガイモの植え付け時期でもあります。過去にはイノシシにやられてイモの栽培をあきらめていた時期がありましたが、今年は自宅周囲を堅牢な柵で覆っているので安心して栽培ができます。そのあとはサツマイモです。小麦粉、コメに頼らない生活へまい進です。

理想は自給自足ですが、どう頑張っても一日に食べる量の一部しか自給できませんから、自給自足というのはおこがましい。せいぜい自給自趾(趾:あしゆび)ですかね。

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「先日は1週間に一度の排便が、プルーンで毎日「こんなに出るの?」と感動された方の話を載せました。その話を別の患者さんに紹介しましたところその方は「私はプルーンより寒天粉ですごく効果があった!」と感激の言葉。

「42年間(の自分の人生)でこんなにいい便が出るなんて初めて。こんな出るものか!これまでこんなに便がたまっていたということか・・・。」とまで言われました。「下手すると1か月ずっとポロポロっと兎の糞が出る感じだったのが・・・。(ほかの医院で)マグミットをもらっていたんですが全くですよ!!」

おわかりでしょうか。

薬より効果のあるものが世の中にはあるってことを。プルーンや寒天粉だけじゃないんですよ。生活習慣病だって、がんだって、いくらでも自分でできる対策はあるんですよ。

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ロシアがウクライナに侵略して国土をぐちゃぐちゃにしています。

ウクライナの国土はとても肥沃な土地て、特に小麦の一大産地でもあります。そのイメージカラーが黄色で、それがウクライナの国旗の下半分の黄色になっています。ちなみに上半分の青は空の色です
このままロシアの侵略が止まらないと、今年の小麦の供給は激減します。すでに小麦の価格は上がっていますが、今後もっともっと上がるはずです。小麦はパン麺類、お菓子など我々の食生活の非常に広い範囲を占めています。
だったら「朝はパンじゃなくてご飯にするわ」「スナック菓子もせんべいにするわ」で、米価も上がると思います。こうして日本人のエンゲル係数は上がるでしょう。

と、ここまでが一般人の考える行動の変容範囲。ここでヴィネがひそかに思うのは、

「イモ食う生活していれば影響は少ないのになあ~」です。

しかしヴィネは声を大にして言いません。SNSでは絶対に言いません。そんなことしたらイモの値段も上がっちゃいますから。拡散力のないヴィネのブログだけでヒソヒソというだけです。

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<症例1>

40代女性。1週間くらい便秘する。

食生活は加工品が多い。こういう人に「野菜とれ」といっても実行できないのはよくわかっている。そこで寒天スティックを勧めたが、一日1本程度しかとらず効果なし。そこでプルーンを練る前に5個くらい食べることを提案。
 次回来院時に「毎日便が出ている!」と感激の言葉。

<症例2>

60代女性 左下腹部痛と便秘

軽度高血圧があることと、血液検査で軽度の糖尿病あることを指摘した。。血圧も糖尿も減量が効果的であること説明し、ヴィネの考える食生活の基本を説明。ついでに減塩の仕方についても説明。実際チョー減塩したら血圧が40くらい下がった人の例を出す。
その話に驚いたが、「食事控えているけど、ストイックには無理かも・・・」と患者さん

1か月度「塩分に敏感になって来た」という。「年末年始は食生活が乱れるので注意してね」と付け加えるヴィネ。

年末年始はヴィネの言いつけを守り、さらに今日「大した努力していないのに体重が3,4キロ減った。味に敏感になり、今まで平気で食べていたそごうの地価の弁当がしょっぱく感じるようになった」とウキウキと報告してきた。その言葉にこちらもうれしくなったが、こういう時は夫の反発を招くものなのでそのことを聞いたら、「夫も味に敏感になり弁当がしょっぱいといってます。夫も痩せてきました」とのこと。

こうしてヴィネの言葉に従順に反応してくれる人は100人に1人もいません。今日はたまたまです。

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デイサービスは、いろんな病状の高齢者が利用します。その中には糖尿病の方も少なからずいます。

事業者としてはサービスのつもりなんでしょうが、テーブルにざるにもってお菓子が置いてあるところがあります。つまり食べ放題放題になっているのです。

当院通院の患者さんが、「どうしてもねえ、そういうところに行くとちょっとつまんじゃうのよ。みんなも私が遠慮していると思って『遠慮しないで、ほら』と勧めてくるの」といわれてました。

糖尿で食事を気をつけなきゃいけない人もいるっていうのに、目の前にお菓子を置くという無神経な業者がデイサービスを運営する資格ないでしょ。高齢者はそうでなくてもエネルギー消費が少ないのに、お菓子で不必要なエネルギーを取り込んだら、食事が食べられなくなります。それは便秘にもつながるのです。

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「口内炎が頻繁にできるので薬ください」
と患者さんが普段の診断のついでに言ってきました。ちょうどいい機会ですから、ヴィネがこれまで口内炎にどのようにかかわって来たのか、お話ししましょう。

最初に口内炎に関心を持ったのは、甲田医院に少食療法で入院していた時です。よく噛むような食事をしていた時に口の粘膜を噛んでしまったのです。
「やば、こりゃ口内炎になっちゃうなあ」
口腔粘膜を噛んでしまうと、ふつうは2,3日以内に100%口内炎になります。 ところがあら不思議、この時はそうならなかったのです。そして「これはもしかして少食療法が関与しているのではないかな?」と思ったのです。

少食療法をやめて普通食にしたときに、自然と口内炎になったことがあります。口内炎は通常2,3日は痛みがなく、粘膜が局所的にはれている時期があります。(この時期に気づかない人少なくないのですが・・・)その時に食事を3割減らしてみました。すると、その後痛みのある潰瘍を形成しることなく自然と治ってしまったのです。

以上のことからヴィネは考えました。
口内炎は食べ過ぎで発症するのではないか?そして口内炎ができて痛いということは、「食べる量を減らせ」という体の訴えなのではないか?昔ならそれはできただろう。なぜなら昔は今のように柔らかい食品は皆無だし、飲むだけで栄養が取れるようなものもほとんどなかったはずです。が、現代人は柔らかい食品や飲み物に囲まれているので、そのまま食べ続けることをしてしまうのです。だから口内炎は治らないのではないか。その後何度も口内炎を起こしかけてもやはり食事を減らせば自然に治っていったため、確信に至りました。

理屈はわかったが、口内炎で痛んでいるの患者さんにとって、そんなことを言われても、今回の口内炎をどうかしてほしいと思っているので通じません。しかも現代人に3割食事を減らせといっても無理な話です。

そこでヴィネは次善の対策を用意しています。

口内炎はでき始めは腫れているだけで痛くない時期があるのですが、その時期に口内炎の薬を貼ったりつけたりするのです。すると1,2回の治療で見事に治ってしまうのです。問題はその痛くない時期に気づくことができるかどうかです。今日の患者さんも「へえ、そんな時期あったっけ?」と言ってましたので、感じない人もいるのでしょう。

口内炎の治療にビタミン剤が出されることがありますが、絶対に効果ありません。だってヴィタミン不足になる現代人どれくらいいると思いますか?皆無ですよ。それより食いすぎ、特にお菓子系の食いすぎは口内炎を引き起こします。

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て DIP:食事誘発性体温反応

食事をすると体温が上がるのは体験的に知られていることです。もちろんアイスやかき氷を食べたときは違うけどね。

ふつうは食事のカロリーの10%が熱になるといわれていますが、タンパク質は30%が熱になります。手術中に低体温になった時に、点滴にアミノ酸(タンパク質の構成成分)を入れると体温が上がりますので、体動かさなくてもタンパク質たくさんとると体温が上がるんですね。

そこで思い出すのは、ヴィネがイギリスにいたときのことです。雪が降る中をジョグしていると、向こうからランナーが走ってきました。なんとその彼は短パンにTシャツだったのです。すれ違う時に「ハ~イ」と元気に挨拶していきました。こっちは完全に防寒対策とっていたのでちょっと恥ずかしかったです。当時は「イギリス人元気だなあ」という印象しかなかったんですが、彼らが食べる肉の量は半端じゃないので、それが理由だったんだと思います。

さて話は戻りますが、さらに食事で熱を出しやす補助するものはネギ、玉ねぎ、にんじん、大根、抗がらし、こしょうなどです。この季節に合った食品ですね。

食事の構成としては、朝昼にたんぱく質取るより、夜に取ったほうが寝ている間に筋肉になりやすいとのことです。ヴィネは運動しないでプロテインとっても筋肉にはならないだろうと思ったのですが、実際は運動しなくても筋肉になるとの研究データがだされています。高齢になるとタンパク質より糖質に大きく傾きますので、さらに筋肉は落ちて冷え性になるのです。

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ヴィネはほとんど食べたことがありませんが、昔を思い出して「ああそうだったなあ~」と感慨に浸りました。

マックに限らずハンバーガーを包む素材は、わざとカサカサ音が出るものにしているというのです。その理由がなんと、カサカサ音が食欲をそそるから問というのです。

信じられますか?でもヴィネは「なるほど納得」と思いました。
というのも、アンディ君が食べ物の包装紙やビニールの音にとても敏感なのです。

カサカサ、と音を立てると垂れた耳を少しだけピックっと動かして首を持ち上げます。その後ヴィネが手を止めて音を出さなくしても数秒後にはヴィネのところに走り寄ってしっぽを振るのです。(アンディは特に食に強い関心があるからかもしれません。ほかの犬はどうなのでしょうか)

人も犬もカサカサ音に食欲を刺激されるのは同じなんですねえ。

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