よく「走っているときに何を考えているんですか」と聞かれたことのあるランナーは多いと思います。ヴィネもよく聞かれます。そんな時の答えが今一自分でも納得できず、「本当に答えになっているのかなあ」と思っていました。
新聞に田中希実が書いていました。
「競技を通して自問自答を繰り返します。そうして自分のアイデンティティを確立していくので、スポーツは心のよりどころにもなります」
これです!!自問自答なのです。
「足首が痛いなあ、どうしたんだろう。帰ったらマッサージをよくしておかないとなあ」
「今日は調子がよくないなあ、気持ちが乗らないぞ。昨日何をやったかなあ、睡眠はどうだったかなあ」
「いい感じで走れているなあ。膝をもう少し前に出せるかなあ」
「おおおっと、ストライドが伸びてしまった。ピッチ走法を心がけなきゃ」
「ハムが突っ張るぞ、スピード落としておこう。ストレッチ足りなかったかなあ」
ランニングじゃないことも考えたりしますが、そこでも結構自問自答します。ランニングは自問自答するにはとてもいい体の状態なのです。走ることに集中するというのはある意味瞑想の域に入っているので自問自答がしやすいのです。ランニングでなくても集中してウォーキングしているときも自問自答できます。走ること以外で瞑想の域に達することができるものには草取りがあります。もちろん集中してやるのですよ。
ヴィネは最近外来でほとんどの人に歩くことの意義を説明しています。鬱など精神疾患の人にも積極的には歩くことを勧めています。足が痛いといって歩こうとしない人にも歩くことがシップや鎮痛剤よりも効果的であることを説明しています。おそらくほとんどの整形外科医は足が痛い人には歩くことを控えるように言うでしょうが、ヴィネは逆です。



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開けてびっくりなんとあの記録で年代別3位に入ったというのです。もちろんグロスの記録ですから、ちゃんとスタートできていれば12分近くいい記録なので、1位だったかもしれません。69歳で60台の1位なんて「あ~、チョー残念!」
そして副賞がなんと5000円の商品券!!自民党議員に配られた疑惑の10万円の商品券に比べれば、微々たるものですが、それでもほかの大会の副賞に比べて価値は高いです。ただ、副賞というのは地元の特産品などが多いのに比べて、商品券を副賞にしたということは、板橋には特産品がないということの裏返しではないでしょうか。
それでもまあそこそこの調子のよさのような気がします。寒いし雨も降っているのであまり給水は必要ありません。
会場に入るところが一か所しかなくて、そこに大きな水たまりがあります。バキュームカーで水を吸い取っているのですが、全然役に立ってません。人一人しか歩けない泥道を行くか、果敢に水たまりに入っていくしかありません。誰も水たまりを行く人がおらず、ここでも大渋滞。

