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ブログ 一覧 (カテゴリ:医療)

今までの ブログ の一覧です。

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これがインビザラインだ!!!!

なんて「!」を4つもつけることはないんですが、一見ただの透明マウスピースですが、今回これを4つ渡されました。実はこの4つは微妙に違っていて、2週間ごとに次のマウスピースを付けます。そうすることで少しずつ力を加えて歯を矯正するのだと理解しています。
今日はマウスピース装着に先立って少し下の歯の間をやすりで削りました。というのも下の歯どうしが窮屈なのです。最終的には5ミリくらい削るそうです。

さて装着感ですが、ややきつめな感じで、少し歯のかみ合わせが浅くなった感じ。ちょっと活舌が悪くなります。最終的にはちゃんとしたかみ合わせになるものと思っています。また外見的には言われなきゃまず気づくことはないでしょう。

これを基本一日20時間以上つけなければいけません。だから気軽に間食はしなくなります。規則正しく一日3回食です。飲みに行ったときはどうしてもつける時間が短縮しますので、自嘲しなければなりません。最もあまり外に飲みに行くことは少ないですが。

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年末年始にかけてネット環境を変えたので、それに伴ってしばらくブログを書くことができませんでした。

さてヴィネの膝にご関心ある方(ごく少数と思われませが)、新たな情報です。
滑液包にPRPを注射して「これでもうトンネル抜けた~」と叫んでおりましたが、なんとその後12月24日のランで、4キロほどでまた同じような痛みに襲われてしまいました。

がーん!ショック~~~~~

あれだけ信頼置いていたPRPは無力かあ~!この落ち込みは相当なものでした。両翼をもぎ取られた渡り鳥のようになすすべもなく地べたを漂うのか・・・・

いやいや、まだできることはある。今度はステロイドに望みをつなげました。ただしヴィネにとってステロイドは嫌な思い出があります。アキレス腱断裂がその部に対するステロイド注射が原因だったからです。
 しかし今回やるのは炎症を起こしている滑液包です。ここなら断裂起こすものがないはず。たとえ注射穴から少し漏れ出たとしても、腱自体に注射するわけではないので断裂することはないでしょう。

というわけで意を決して注射したわけですよ。するとどうでしょう、翌日の4キロラン、その次の13キロランと全く痛みがありません。調子に乗って正月は20キロランを4回やりました。

パーペキです。

パーペキとはパーフェクトと完璧を合わせてこれ以上にない極上の完成度を指す言葉で、確か東大一直線で初登場した言葉だと思います。

これで本当の意味で痛みから解放されたのではないかと思うのです。バンザーイ!(バンザイは一回で十分です。6回もやっちゃいけません)今日エコーで確認しましたが、滑液包もほとんど観察されず。これは完治といっていいでしょう。

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さて、黒幕である滑液包炎の液体を抜いた翌日のランですが、普通なら2キロ当たりで痛んでくるのが4.5キロ当たりで感を感じる

程度になりました。全く無症状を期待したのですが、常識的にはそれは無理。

よく膝に水がたまる人がいますが、一度抜いてもすぐにまたたまるのは常識ですから。そして翌日はほぼ前の状態に戻ってしまいました。

やっぱあれをやらなきゃダメか・・・・

そして昨日土曜日です。右図の⑩のところが滑液包です。再度エコーをすると案の定液体がたまっています。ここと①②③の筋肉を探り、圧痛のある部分2か所、合計3か所にPRPを打つことにしました。

エコーで慎重に滑液包に針を進め、ここに0.5ml注入し、針を細い針に変えて圧痛点にさして注入を・・・(針を変えて理由の詳細は省略)

ブシャ!!

ああ~!ショーック!!!!

なんと針と注射筒の接続が甘くて注入の内圧に耐え切れずPRPの液体が飛び散ってしまいました。

おおおお・・・かなりのショック、痛手は大きい。な、なんということをしてしまったんだろう。

もう一度やる?いやいや高い物だからそうおいそれとはできません。まあ仕方ない。ここはあきらめて、これだけでどこまで治るか明日に期待しよう。

 

 

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ゲーターを履いてもハーフタイツ履いても、一瞬改善した気にはなりましたが、結局痛みはあまり変わりないと判断せざるを得ません。
そんな悲観的な状況でも一日3キロとか4キロ位は走っているのです。そして大きな転機が起きたのが11日のランの時でした。

2キロ過ぎで痛くなり、立ち止まりマッサージをしていた時です。今までは痛い膝裏、つまり腓腹筋の付け根あたりを探っていたのですが、ふと膝の内側を押してみたら
「あれ?こんなところに圧痛が・・・・」

今まで自発痛ある所に圧痛がなかったので、対策も暗中模索状態。しかし今日は近くに初めて圧痛を確認できたわけで、こいつが黒幕か!?との思いに胸が高鳴りました。
胸が高鳴るってことは展望が開けたってことです。早速エコーで痛みの部位を確かめてみました。すると、なんと!!!!!!!

右の写真の黒いところと痛みが一致します。!お前か!お前がヴィネを4か月も悩ませていた黒幕だな。このエコー画像が動かぬ証拠だ!

こいつを退治しなければ。まずはここをめがけて針を刺し貯留する液体を吸引しました。
得られたのはドロッとした淡黄色の液体0.8mlです。おそらくこれは滑液でしょう。滑液とは靭帯が周囲の組織と擦れる時のクッションとなるもの。ここに炎症が生じると液体がたまるのです。つまり滑液包炎だったのです。
とりあえずこの日はここまで。吸引しただけで治るとは思ってはいませんが、まずはこれだけでどのくらい改善するのか見てみたいという気持ちがあります。

ところでなぜここに炎症が起きたのかですが、ここはいわゆる鵞足を形成するところです。鵞足とは大腿内側の縫工筋、薄筋、半膜様筋、半腱様筋が集まって脛骨の内側にくっつところを指します。

ところでここで一つの疑問があります。この現象はHTO(脛骨高位骨切り術)を受けたことと関係があるのでしょうか?
ヴィネは大きな関連があると思っています。つまりそれまではむしろO脚気味だったので膝の外側、つまり腸脛靭帯炎を起こす可能性のほうが高いのですが、それをオペによってアライメント(四肢軸)が変わり、内側に負担がかかるようになった。というのがヴィネの推論です。言ってみればHTOを受けた人は強度の強い練習をすると鵞足炎になる可能性が高いということが常識なのではないでしょうか?
だとしたらオペを受けた後にそのことを注意して欲しいものです。ヴィネは多くの整形外科医に「元のパフォーマンスに戻ることはほとんどない」「元のような成績を残した人は知らない」といわれました。しかしそんなことより、どんなことが起こりえるのかを教えてほしかったなあ。

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ヴィネが中村医師の活動を知ったのは今から22年くらい前だったと思います。海外ボランティアに興味を抱いていたころに本で読んで、辺境の地でハンセン氏病の治療に専念している医師の活動に非常に心を打たれました。

自分がここまで献身的に地元の人のために人生をささげられるだろうか?とても無理だと思いました。

中村医師の「一本の用水路は100の診療所に相当する」の言葉はには、まさにその通り。その言葉で『ODAの援助は地元の現状を考えていない』という友人の言葉を思い出しました。
友人はアフリカで井戸を掘る仕事をしていたのですが、ODAの支援で作った井戸は2,3年で悉く使えなくなっていると怒っていました。砂漠の中で高性能の井戸を作ってもすぐに細かい砂が原因で使えなくなる。地元の人が修理できないので、放置されている井戸が沢山あるのだそうだ。なぜそんなものを作ったのかですが、それは安い井戸だと日本企業が潤わないからだというのです。つまり井戸を作るのは地元の人たちのためではなく、日本企業のためだというのです。

その点中村医師の仕事は地元にしっかり根付いたものです。システムは単純なほど管理しやすい。そして一面茶色の荒涼たる土地が緑豊かな土地に変わるのを見ると、誰だってやりがいを感じるだろう。

ノーベル平和賞ほど不適切な人に与えている賞はないと思われる。オバマもゴアも金大中も佐藤栄作もスーチーも全員平和賞を返還せよ!そもそも政治家に平和賞をあげちゃいけないですよ。国によって評価は全く違うんだから。その点中村哲医師ほど賞にふさわしい人はいなかったと思う。しかし亡くなった今はもうノーベル賞をもらうことができなくなった。何か代わりになる賞はないものかと思うのだが、受賞によって政治家の人気取りに利用されないことを願う。

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以前3つの病院から20もの薬を出されている患者さんのトピックをあげましたが、その続きの話。

ある病院から「近くの医院に紹介状書くから今度からそちらで診てもらってください」といわれて90日分の薬が処方されました。その数日後に近くの医院に行くと「もらった薬すべて捨てなさい。こっちから出すから」と言われたとのこと。ちなみにこの方の医療費の自己負担なしです。

紹介状と言って90日もの薬を処方する医師も問題だけど、それを全部捨てさせる医師もクソ医者!!!

ヴィネのところにも「今後在宅でフォローしてください」という紹介状をもってくる方の中には90日も薬をもらってくる人が少なからずいます。多くの場合、かなり過剰な薬の処方をされています。ヴィネはそれを心ある薬剤師と協力して時間をかけて整理するのです。
いったい処方する医者は何考えているのでしょうか?在宅医に90日後にかかれというのでしょうか?そんなバカな話はないはず。在宅医に紹介するというのは、もう積極的な治療は難しい、体力的にも病気の進行を考えても通院は困難だと考えてのはず。だったらせいぜい1,2週間の薬処方で「その間に在宅医にかかってね」というべきでしょう。それとも自分の処方は完璧だと考えているのでしょうか?

こんなあほ医者がゴロゴロ全国にいると、それによる医療費の損失は全国レベルで見ると100億円くらいになっているのではないでしょうか?

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今日専門家に下肢の静脈のエコー検査をしてもらいました。

結果は「確かに血液の流れは遅くエコーでもやがかかっているように見える。しかし逆流はしていない。また静脈に血栓もない。膝窩静脈は左右差がないが、右腓腹筋の中を通過する静脈が太い。しかしこの静脈が膝窩静脈に合流するまで、特に血栓や流れを妨げるものはない。静脈が原因で痛みが来るようには思えない。アドバイスとしていえるのは弾性ストッキングのようなもので圧迫して静脈の拡張を抑えることぐらいしかない。

ふーん、血栓がなくまた治療すべき疾患もないというのは一安心。しかしじゃあ何が原因?

さらに暗闇の中をさまよい続けるのか?

もし血管が原因でないとするとやはり靭帯?しかし靭帯や筋肉の痛みは何度も経験しているけど、痛みの種類が違う。その局所を抑えても痛まないし、少し休めばまた走れる(でもまた痛くなる)。鎮痛剤が利かない。

やっぱり血管じゃないのかな?まずはゲータはいてどうなるかだな。

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日曜の休日救急診療の場面

6歳の女の子。3日前に微熱で近所の小児科受診。合成抗菌剤とアレルギーの薬2種類(鼻水用と鼻づまり用)と鎮咳去痰剤1種類処方された。
昨日になり39度の熱が出て、解熱剤使わずに受付では38.1度。診察室では比較的元気で遊んでいる。咳と鼻水もあり。頭痛と喉が痛いというが、扁桃の所見はあまりなし。普段は鼻閉はない。

インフル検査はマイナス。漢方薬2種類処方しましたが、診察室出る時にその母親がためらいがちに聞いてきました。
「あのう、抗生物質(合成抗菌剤のこと)って飲む必要あるんですか?」

今回この方がもらった薬についてコメントしなかったのですが、そう聞かれちゃ黙っているわけにいかないじゃあないですか。
「アメリカではもう20年以上前から風邪の初期に抗生剤は使ってはいけないといわれています。なぜ今回抗生剤が出たのかわかりませんが、溶連菌感染の扁桃炎のことが頭をかすめて処方した可能性はあるかも。でも今喉見ましたがあんまり所見なかったんですよ。その病院の時はあったのかもしれませんが」
「いえ、のどは見てもらっていません」
「じゃあ、なんとなくの予防投与なんでしょうかね。日本ではいまだに多いですよ、そういう処方。だから耐性菌が出てくるんですけどね」
「そうなんですか、それとアレルギーの薬って必要なんですか」
「これもよくわかりません。私は風邪ではこういった薬はまず出しませんが、ほかの医院では出すのをしばしば見ます。総合感冒薬にも同様の効果のある薬が入ってますから、多少は効果あるのかもしれません。でも今回の処方は明らかに適応外の処方です。アレルギー性鼻炎の病名をつければ保険上は通りますからねえ」

本当に疑問です。風邪の時にこうアレルギー剤は効果あるのでしょうか????

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昨日は当番医でしたが、インフルも風邪も流行っていないと見えてたったの12人の受診でした。その中の一症例。

ある医院で喘息の薬をもらっているが、当院のほうが近いというので切り替えたいと受付で話しています。当番医の仕事は救急患者の対応なので定期薬の処方は別の日に来てもらうこととして、喘息発作状態なのでその対応をしました。

この方はリウマチもあり、薬手帳を見ると3か所の病院で合計20もの薬を出されていました。しかもそのうち2種類の薬が重複して処方されており、医師も薬剤師もほかで処方された薬を考慮していないことがわかりました。また、あまりにも薬が多いためか、ある医院の薬を「痛いときだけ(選んで)飲んでいる」とのこと。

薬が多いことは本人も自覚していて、他院で「喘息の薬が多すぎるんじゃないか」と言われたとのこと。ある病院から喘息の治療について紹介された医院では「うちから薬出すので、○○で出された薬は全部捨ててください」といい、40日分の薬を廃棄したとのこと。こういう薬の廃棄は無視できない金額になっています。こうして医療費は高騰するんです。廃棄させるほうはもちろん問題ですが、紹介するのに40日も薬を出す病院の医師も何考えているんでしょうか?在宅医療やっていると、前医から大量の薬をもらっている患者が非常に多いです。ヴィネは少しでも廃棄しないように薬の最後の1錠まで無駄にしないように配慮しているのですが、そんな苦労など誰も知らずに、気楽に廃棄している現状を思うと医者やってられなくなります。

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やっぱおかしい。絶対におかしい。

今日は1キロで痛くなりました。キロ6分とすごく遅いのに・・・。今までのと痛みとは異質。

そこで3回目のエコーです。
あれ?今まで気が付かなかったのか?やけに膝の裏の静脈が太い。それになんか血流がよく見えない。左右で比較しても明らかにおかしい。血栓症?いやいや足が太くなっていないから違うだろう。
おお、ちょうど今日血管外科の先輩に会うんだった。陸上部の先輩なので頼みやすい。

そして画像を見てもらいました。
「どこかで弁の異常があるのかもしれない。ドップラーで見ればすぐわかるから、都合つけてみてあげる」とありがたい言葉。

そっかー、やっぱおかしいと思った。痛くなるのが急だし、痛いところ探っても全く分からないし、いたくなると全然走れなくなるのが筋や腱の痛みとは違うと思った。血管なら理解できる。
病名がはっきりするのは一安心。しかし血管となると治療はどうなるのだろうか、今後のヴィネのランニング人生はどうなるのだろうか・・・・

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