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ブログ 一覧

今までの ブログ の一覧です。

2021年12月01日(水)
2021年11月27日(土)
2021年11月27日(土)
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2021年11月17日(水)
2021年11月10日(水)

今日、整形外科受診してきました。

結論から言えば、一番程度の良い骨折で、オペの必要性はないとのこと。
一か月くらい鎖骨バンドをして負荷をかけないようにすればいいとのことです。

よかった~

今までは夏休みとか連休を利用してオペができましたが、今超多忙で一日たりとも休めませんから。

オリンピック選手でもランニング中に転倒します。でもヴィネの転倒は右足が上がっていないことが原因で、それは以前から自覚していました。ランニング中の転倒は勢いがついていますから大けがにつながります。本格的に気を付けないといけないよなあ・・・・。

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専門用語というか業界用語というか、医療の現場ではムンテラという言葉をよく使います。特に大きな病院では医療従事者の間で頻用される言葉の一つだと思います。

ムンテラというのは口(mouth)を意味するドイツ語(だったかな?)とテラは治療(therapy)から来た言葉と思っています(間違ったらごめんなさいググっていません)。意味としては病状などを説明するときに使います。例えば

「ちゃんと家族にオペのムンテラしておいてね」とか「末期がんだからシビアにムンテラしておかないと・・・」とかです。

このムンテラから、ムンテラマイシンという派生語があります。ムンテラにカナマイシン、ミノマイシンなど抗生物質によく使われるマイシンをつけた言葉です。意味としては患者さんへの説明によって薬と同じくらい、時にそれ以上の治療効果をきたすような説明のことをさします。

例えばこんな症例があったとします。決して珍しくはないですよ。

通常の治療には反応せず、多くの科の専門医の診察を受け、CT,MRIなどの高額な検査を受けても原因の端緒もつかめず、いろんな薬を使っても改善せず、その都度「気のせいです」「年のせいです」「精神科に行った方がいいかも」「今の病状を受け入れることですね」などと終止符を打たれちゃって、毎日病気のことが頭から離れず、生活の質が落ちてしまう状態。

こんな時に、ある医者が今までとは全く別の視点からある指摘をしたとします。患者さんもその時「あ、今まで自分は病気と闘うことばかり考えてきたけれど、それがかえって悪循環を生む要因だったのじゃないかな。もうすこし見方を考えてみようか」と気づくことができ、その後次第に病状が改善に向かう。 患者は「これまで高額な検査を何度も受けて、様々な薬を使ってきたのはいったい何だったのだろうか?」と過去を思う。

この医師が非常に有能でこの患者の病気の真の原因についての知識があったわけじゃなく、ただ今までのこの患者の治療歴を知り、「専門医がここまでしてやってきたんだから同じ道を歩んでも、この病気は治らない。この患者はここまで長年病気に振り回されてきたんじゃ相当精神も疲れているだろう。ここでいったん休んだ方がいいだろう」と思っただけかもしれません。しかしヴィネはこれこそがムンテラマイシンではないかと思っています。
ヴィネもこんな気の利いたムンテラができるようになりたいと思っているのですが、凡医にはなかなか手の届くところではないです。

患者を前にすると医者は専門的な知識からアプローチしていきます。しかしその過程で病因がわからなかったり治療が奏功しないと、なかなか方向転換ができないのです。自分の専門領域を離れるときは、別の専門領域に紹介するときです。

ムンテラマイシンの定義があるわけじゃなく、自分でこう勝手に思っているだけですが、次のようなものはムンテラマイシンとは言わないと思います。

例えば癌の術前の説明で、そのがんの悪性度、5年生存率、一般的にすすめられているエビデンスのある治療法を説明し、今回もそのエビデンスにのっとってオペする旨を伝え、オペや麻酔に伴うリスクなど不都合なことも隠すことなくすべて説明して、患者さんの同意を取る。この時の丁寧な説明はムンテラマイシンではなく単なるムンテラです。単に医療者側から見たマニュアルに沿った治療の説明をしただけですから。

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安静にしていれば痛くはないが、腕を伸ばす動きは痛みを伴う。

仕事終わってからレントゲンとってみました。そして骨折! 心配した烏口突起骨折ではなく、鎖骨の遠位端(肩に近い方)骨折でした。

普通鎖骨骨折はオペしないで鎖骨バンドで固定して自然治癒を待つのですが、「確か遠位端骨折ってオペの対象になるのでは」と思って調べると、遠位端にはけん引力が働きやすく、ずれるのを防ぐためにオペすることがあるようです。しかしヴィネの骨折は今の所ズレはほとんどなしです。

これからずれるのかなあ・・・。

鎖骨バンドがないので、今の所帯のようなものでたすき掛けしてバンドをつけている肢位を取っています。

オペは避けたいが、オペせずして治癒が遷延するのも避けたいです。ううん、悩むところ・・・・。

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今朝7時ころ、ランニング中転倒して肩と頭を強打しましたが、その後半日以上経過した経過報告です。

まず、朝食の時口が開けられませんし、かむこともできませんでした。側頭部の筋肉に響きました。しかし昼になるとその症状はほぼ消失。肩の痛みは、朝の時点ではまともに仕事できるか不安でした。内視鏡やエコーの操作ができるかどうか・・・。しかし上腕を体から離す動きをしなければ痛みはさほどでもなく、何とか診察は可能と判断。実際ほとんど支障はなしでした。

はじめのうちは腕を下げている状態もつらく、三角巾を使おうかと思いましたが、これもしばらくすれば改善。つらいのは腕を伸ばす動きです。遠くのものを取ろうとすると痛みが走ります。手を挙げるのもつらいです。口まで持っていくことはできますが、頭の上にまでは無理でした。日常生活では袖を通す動きがとてもつらいです。

夜に鏡で見てみると、鎖骨の外側を中心に腫れて内出血していました。押していたいのもそのあたり。上腕骨や鎖骨の骨折はないと思ったのですが、肩甲骨の烏口突起(うこうとっき)と言われる部分が怪しいです。まだレントゲンはとっていませんが、何とかじん帯損傷までであってほしいと祈り続けます。

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毎朝4,5キロ、アンディと走りに行きます。アンディは唯我独尊。己の心の赴くままに走ったり止まったり。こっちもアンディの走りに振り回されまいと、できるだけ歩かず走ろうとします。

車があまり通らないアスファルト道路だと、整備が行き届かず、多少穴があいていたりうねっていたりしても放置されます。

その時です!アッと思ったときにはすでに時遅し。

急にアスファルトの地面が目の前に迫って来た!両手をつき、右肩を強打し、さらに右側頭部まで思いっきりぶつけてしまいました。

かなり激しい衝撃です。これまでランニング中に何度も転んだことはありますが、ここまで頭を強打したことはありません。肩の痛みも尋常じゃありません。それほどスピードも出てなかったし、躓いてから転ぶまでの一瞬の間に「この程度なら(これまでの経験上)大丈夫だ」と判断する余裕さえありました。しかしすぐには立てず、車が来ないことを確認しつつ、数秒ですが路上に横たわったままです。そして「そうだ、この緊急事態でアンディはどんな反応を示しているのか?」という思いが頭をよぎりました。

ア、アンディ・・・と、見回すと、

ななな、なんと!!!!!何事もなかったようにアサッテのほうを見てるじゃありませんか!!!!

ショッ~ク!!!

先日テレビでご主人が脳梗塞で倒れた時に、飼い犬の柴犬がそばによって一晩寄り添っていたという話を聞いて、犬の忠誠心に感動していたところだったのに、おお、なんという違い。万が一強盗が家に入ってきてヴィネが刺されて倒れても、アンディは食い物を与えてくれる強盗にしっぽ振るのではないかと、疑いを強くしました。

この野郎!今日のお前の朝飯は減らしてやるぞ!!と思いながら帰ったのですが、結局食事中にじっとしっぽ振ってこっちを見つめられるといつものように挙げてしまいました。

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 10月17日に、抗原検査とPCR検査の違いについてブログをあげました。その中で薬局で買った抗原検査を自分でやってみて陰性だったけどPCRで陽性になった患者さんが二人いたとコメントしました。

おそらく抗原検査もちゃんとしたキットで適切にやれば信頼がおける検査になるのでしょうが、問題はその検査キットがまともなものなのか、また購入者がちゃんとした手順でやっているのかです。

新聞記事にあったのですが、一年位前から研究用の抗原検査キットが薬局で売られていたとのことです。GW以降かなりの売り上げがあったといいます。研究用キットには「診断には用いないでください」との断り書きがあったといいますが、市民はそんなところまで見ていないでしょうねえ。

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ちょっと驚きました。

医師会から人工呼吸器を無償譲渡するというのです。
理由は「新型コロナ感染患者の治療のために」というのですが、今まで患者を受け入れていなかった医療機関も譲渡の対象となっています。診療所レベルの小さな医療機関でもいいとのことでさらに驚きました。

一台ン百万円するはずです。高級車とまではいかなくても、拙宅の車(高級車に全く興味なし)3台分くらいの値段はするはず。タダでもらえるものならいただきたいとも思ったのですが、この呼吸器は気管切開した患者さん用のもので、うちでは使うことはまずありません。譲渡台数は20台以上と、おそらく市原市だけの枠でしょうが、これまた驚きです。

7月頃にこういうことをやっていれば在宅死者ももっと減ったはずですが、第5波が収束して落ち着いてから、当時必要だった政策にどんどん手を付けている印象がします。

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アンディはトイレトレーニングができません。犬のトイレトレーニングは子供のうちにやらなければ無理だそうで、人間に換算すれば48歳のアンディには無理な話。だから時々家の中でおしっこをしてしまいます。もちろんある一定時間散歩に行けないときはおむつをするような注意はしているのですが、それでもやられちゃうことがしばしばあります。

さて、家に誰もいなくなりお留守番するときは、おむつは必須です。しかしこのおむつ、固定が弱くずれたりするのでこの青い布を腹巻のようにして固定します。実はこの布ですが、成田ポップマラソンの参加賞でいただいたバフです。バフとはランニングなどの時に着けるフェイスマスクです。呼吸は楽にできて、冷たい風や日焼け防止などに効果があります。

 

このバフがアンディの腹巻にちょうどいいサイズでした。バフも第二の人生を送ることができて幸せそうですね。

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断捨離のことでふと考えたのですが、犬の生活って実にシンプルライフですねえ。

毎朝6時半、アンディは「散歩に連れて行って」としっぽ振って寄ってきます。
ヴィネはランニングウエアに着替えて、スマホとイアフォンとランニングウォッチを身に着けてピーウォーター(おしっこを薄める水)とプーバック(ウンチバック)をもってランニングシューズを履いて出かけます。用意に10分ほどかかります。さらに雨の日はこれに雨具です。
その準備している間ずっとアンディはしっぽ振りながらヴィネの後ろをついて来るだけです。雨の日に雨具を着る以外は何の準備もしません。ただそのまま外に出かけます。

だから「あ、スマホ忘れた」と言って戻ることもありありません。とてもシンプルな究極のミニマムライフじゃありませんか!

アンディの頭の中にあるのは1に食い物、2に散歩、3に昼寝で、他なし。

それに比べて人間って欲深いですねえ。必要以上に食って、必要以上に富をかき集めて、中には自分の思想に反する人間を追い落として、人のものまで欲しがり・・・・。

しかし何をやっても最後には均等に「死」という終止符が打たれます。生きている間神は我々に不条理な現実を突きつけてきますが、この点だけは平等にしてくれました。

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少しずつですが、断捨離(ミニマライズ)しています。

断捨離で大きなウェイトを占めるのが本と衣類だと思います。もともと衣類は多くないし、大したもの持っていないので、捨てるのはかえって前髪を引かれる思いです。

一方本ですが、仕事に関する本が多すぎます。しかも読んでいない!!!(*_*;

学生時代の教科書もありますが、日々進歩する医学の中でヴィネが学んだ教科書は古すぎます。しかしこの教科書によってヴィネの今があると思えば、教科書を捨てるのは親を見捨てるようなもの。目を通さななくなったとはいえ、まだ捨てられません。ヴィネが死ぬときに棺桶にでも入れてもらいましょう。

教科書以外の医学の本ですが、ちょっと気になって読みだすと、眠っていた知識欲が呼び覚まされてしまいました。

「これらの本を目を通さずに捨てるのは、己の職業に対する冒とくではないか!」

そう思って、時間があるときにざっと目を通して、さらに開業以来記録している「診療お助けノート(別名タイガーロール:虎の巻」を作り始めました。そうすると治療に難渋している患者さんの治療に一筋の光明が見えてきたこともあります。早速その患者さんのカルテに次の診療の時の対策を記録しました。

こうして週に4,5冊の本を断捨離する計画です。

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