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朝の番組は「コロナパンデミックの今、戸外での活動をどうしたらいいか」というテーマでした。

一般に戸外での活動はお勧めだけれど、お互い距離を保つようにということです。

ここで山中教授の登場。教授もランナーです。

「ランニングについてはおおむね10メートルの距離を保つように。そしてランニング中は息が荒くなるので、よりエアロゾルが飛び散りやすいのでマスクをすることを勧めます」

え??

ランニング中にマスクやっても、マスクの両脇、鼻のわきからいくらでも空気の出入りがあります。楽に呼吸できないだけで全く効果なしです。

山中教授の「何とかしたい」という強い気持ちはわかりますが、教授は長年iPS細胞研究されてきた方です。私から見れば非常に高いレベルの研究に人生をささげてこられました。もともとありふれた風邪の原因ウイルスだった今回の新型コロナウイルスのことは、20年以上風邪のことを第一に考えてきたヴィネにお任せください。

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先月のスーパーでの売り上げが急に伸びたものの筆頭が、なんとハチミツだとのことです。

その理由が、3月10日夜の民放の番組のようです。ヴィネはこの番組を見ていないので、ネットで調べたことを引用します。番組ではハチミツをスーパーフードと呼び、「細菌&ウイルスを撃退するパワー」「新型コロナウイルスへの効果も期待!?」と紹介していました。その根拠として、長崎大学の研究論文です。そのほかにも、ハチミツの成分がウイルスの遺伝子を破壊するというような説明を、口頭で付け加えていました。この試験はシャーレで細胞を培養し、ハチミツを入れてウイルスの阻害の程度を調べる、というものです。

早速消費者庁は否定に回りました。消費者庁の言い分はこうです。

「新型コロナウイルスについては、その性状特性が必ずしも明らかではなく、かつ、 民間施設における試験等の実施も不可能な現状において、新型コロナウイルスに対 する予防効果を標ぼうするウイルス予防商品については、現段階においては客観性 及び合理性を欠くものであると考えられ、一般消費者の商品選択に著しく誤認を与 えるものとして、景品表示法(優良誤認表示)及び健康増進法(食品の虚偽・誇大 表示)の規定に違反するおそれが高いものと考えられます」

ヴィネは民放も消費者庁も間違いをしていることに気づいていないことを指摘したいです。

まず民放から。長崎大学の研究成果を勝手に「はちみつを食べることでコロナ対策に役立つ」と勘違いしているのです。つまりヨーグルトに混ぜたり、料理にハチミツ使ったり、パンにハチミツ塗ったりという方に転換しているのです。長崎大学の研究結果をそのまま実生活に応用するのであれば、食べたって駄目だけれど、喉をコーティングする方法である「喉はちみつ」はウイルスを阻害する効果がある、ということになります。どうしてそんなことが分からないんでしょうか?

ハチミツは直接喉に垂らすんです!!その後水飲んだり食事したりはしばらくしないでください。コーティングの意味が薄まります。

そして消費者庁。「その性状特性が必ずしも明らかでなく」と言っているなら、厚労省がしきりに勧めているマスクや手洗いだって根拠がないか薄いものなので、それらを否定することになります。たいそうなこと言っているけど何も言ってないのと同じです。確かにいろんなものが抗ウイルス作用があるというデマが流れて、それで一儲けしようとするやつらがいるのは事実であり、警鐘鳴らす必要はありますが、ハチミツに関してはもっと正確に伝えてほしいものです。

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エジソンは多くの名言を残しています。

その最も有名なものは

天才とは、1%のひらめきと99%の努力である

でしょうか?エジソンはしばしば「ひらめき」という言葉を名言の中に残しています。ひらめきも努力も片方だけでうまくいくこともあるけど、エポックメイキングな発明は両方が必要なんですね。

以下の三つは今のコロナ対策について考えさせられるところがあります。

最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる

もちろん今取られている対策が最低の思考から出ているなんて思っていませんが、多くの国民の頭の中は混乱してどうしたらいいかわからなくなっていますが、それは得られる情報が混乱しているからです。

あなたが普段行っている方法よりも、もっとよい方法がかならず存在している。それを見つけなさい

ある方向に行き過ぎていて、立ち止まって視点を変えるということができなくなっているような気がします。

慣性は創造性を殺してしまう

これも同様。同じ視点からしか見ることができなければ、同じ風景しか見えない。「慣性」じゃなく「感性」が必要ですね。「管制」を敷いて人の行動を制限するのには限界があります。そうすればコロナ対策も「完成」して、全世界の人類が「歓声」を上げるでしょう。

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新聞に通販の全面広告が載っていました。

その最上段にあったのがマスクと手指洗浄用のアルコールスプレー。そのうたい文句を見てみると

「品薄が続くマスクを緊急確保!!」「ご自身のため、大切なご家族のため、対策して使ってください!」「入手困難なアルコールスプレーを緊急確保「強力除菌で対策!」
アルコールスプレーには、ご丁寧に「国立感染症研究所の発表では除菌に対してはアルコールの使用を推奨してます」という解説まで書かれています。

さあ、普通の人だったらなかなか手に入らない商品ですからとびつきたくなりますよねえ。

しかし冷静になってよく見ますと、どこにもコロナ対策とか書いていません。それどころかマスクには「花粉をブロック」とか「花粉症シーズンも到来!まだまだマスクが手放せない季節!」とあります。

え?これって花粉症用のマスクの宣伝じゃん!もう花粉症シーズンはほぼ終了。なのになんで「緊急確保」やら「家族のため対策して下さい」って書いてんの???

アルコールに至っては「国立感染症研究所」まで持ち出してきてます。しかしその濃度に関しては何の記載もありません。なのに「用途によっては適切な濃度を使い分ける必要があります」とイミフな説明。これはコロナ対策に必要な75%以上の濃度ではないことが推定されます。その逃げ道としてイミフな説明を追加したと思われます。

売ってしまえばこっちのもの。「勘違いしたのはあんたの方だからね」という声が聞こえてきそう

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コロナウイルスの侵入経路は、目、鼻、口の3つです。イラストを見てもわかるように、いずれのルートも扁桃腺を通過します。

そしておそらくここでコロナウイルスはいったんとどまります。その後しばらくして(人によってその期間は相当の差がありますが)気管に降りていきます。気管に降りていくと爆発的に増殖して肺炎になりと考えています。

There are three coronavirus entry routes: eyes, nose, and mouth. As you can see in the illustration, both routes go through the tonsils.

And perhaps here the coronavirus stays once. After a while (depending on the person, there are considerable differences during that period), they descend into the trachea. I think that when it gets down to the trachea, it will multiply explosively and become pneumonia.

喉の奥が扁桃とかアデノイドと言われるところです。リンパ組織が豊富でここでウイルスや細菌をトラップしてくれます。そうなると普通は違和感から始まって、次第にいたくなるのですが、どうもコロナウイルスの場合はここでの症状がはっきりしないことが多いようです。でもいるんです!!

それを黙ってみているんですか!?ハチミツっていう手段があるのに・・・。

The back of the throat is where the tonsils or adenoids are called. It is rich in lymphatic tissue and traps viruses and bacteria here. In that case, it usually starts to feel uncomfortable and gradually becomes more difficult, but in the case of coronavirus, it seems that the symptoms are often unclear. But there is! !!

Are you trying to keep it silent? There is a means called honey drop!

 

Closeup view of open mouth with tonsils

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拙宅にオオデマリという庭木が3本あります。初夏に白い花を咲かせます。

オオデマリに大量のサンゴジュハムシという甲虫の幼虫が寄生することを植木屋が教えてくれればぜったに植えませんでした。4月から5月にかけて大量に発生して放置するとほとんどの葉っぱが見るも無残な姿になってしまいます。

幼虫は殺虫剤をまくと退治することができます。しかし1年目の時は殺虫剤をまくことに気が引けて一匹ずつ捕殺してました。大変な労力です。しかし木が成長して上の方に手が届かなくなるとあきらめて殺虫剤をまきました。効果は抜群でした。

さてコロナウイルスですが、様々な薬が試されています。効果もあるようです。しかしそれらは試験的に使われているだけです。もちろん軽症や無症状に人には使われません。だからそういう人達はじっと恐怖の中で待っているしかないのです。

コロナは目に見えません。でももし見えたらどうしたいですか?一匹ずつとっ捕まえますよね。つまり捕殺ですよね。捕殺って物理的に殺しちゃうわけです。

コロナは目に見えないので捕殺はできませんが、おそらくヴィネは物理的に的に殺すことができると思っています。ハチミツ使えばです。はちみつはその濃度が重要です。薄めてはいけません。そのまま感染病巣に垂らしましょう。痛くなくてもそこにはコロナがいるんだから。

 コロナにはサンミツさけてハチミツ使おう

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19世紀のヨーロッパでは産褥熱で亡くなる妊婦が多かった。しかも助産師がかかわった分娩ではその確率は低く、医師や医学生がかかわった分娩でその確率が多かった。考えられる可能性を全て検証し、ついにその原因を突き止めたのがハンガリー人医師のセンメルワイスだった。

それは医者や医学生は午前中に解剖に携わり、午後に分娩に立ち会ったことによって、死体に付着していた細菌を妊婦に感染させていたのだった。当時はまだ細菌の存在が知られていなかったので、手洗いするという習慣がなかったのだ。

しかし当時センメルワイスの考えは世間から認められることはなく、功績が認められたのは彼の死後であった。

今では常識となっている手洗いであるが、当時彼の天才的な発想を理解できるものがいなかったのだ。彼は世に認められることなく46歳でこの世を去った。今でこそ「手洗いの父」とか「感染制御の父」とか言われて、2018年には生誕200年を記念して日本赤十字医療センターにその胸像が建てられていますが、独創的な発想というのは世間から認められるには時間がかかるものなのですね。

ところで最近の日本はコロナのパンデミックの前から「除菌、除菌」で見えない敵をシュッシュで退治しようという風潮が強いように感じます。それによって手荒れをしている女性が外来に来た時に、その考えを変えさせるのも時間がかかります。ここにきてコロナ騒ぎで多くの人が今まで以上に手洗いと手指洗浄をしています。もちろん手荒れになる人も多くなっています。テレビでも手洗いを徹底することを毎日報道しています。しかしコロナ感染に手洗いの効果を検証した報告はまだ出ていません。おそらく手洗いの効果に対して否定的な結果が出ても、もうこれだけ一億人の脳の中に手洗いが重要だと刻み込んでしまったら、それを変えることはできないと思われますので、報道はされずに埋もれてしまうでしょう。

センメルワイスが日本の現状を見たらどう思うのかなあ、と一人思いを巡らせています。

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 Even a doctor who was probably more cautious than an ordinary person would attack Corona mercilessly. Then, what is the meaning of preventive measures such as face masks, eye guards, gowns, and hand washing?
A large amount of disposable items, the time and effort involved in putting on and taking them off, and the anxiety and stress that this could really prevent. You fear that even if you sterilize it, it may be attached to aerosols, doorknobs, and tables floating in the air. You may wrap yourself up in susupicion , “I wonder if this person also has a corona”

There is a story of a 49-year-old Japanese doctor in New York. He felt fatigue and slight headache on 17th. He was said to be corona-positive on the throat test on the 22nd March. But he had no symptoms in his throat. Corona should have been infected by 17th. No, it must have been infected at least a few days ago or more. I wonder if what kind of tests were performed at that time could have been judged to be corona-positive.
It was probably because corona grew in your body. Then, before that, that is, if you can get rid of it when the absolute number of coronas before the onset of symptom is small, you can prevent the progression.

here! Use honey here! !!

I and some patients who come to my clinic know that honey has a dramatic effect on the early tonsilar symptoms of a cold.

It is speculated that the cold virus probably died due to the bactericidal action of honey (probably due to osmotic pressure).In anticipation of the bactericidal action of this honey, the tonsils are sterilized on a daily basis. If possible, I want you to do it three times a day. If you have to come in contact with many people, you should do it a few times. The virus always passes through the tonsils. Take aim at it. Although some viruses may reach the lungs quickly without being caught in the tonsils, many colds are marked by tonsilar symptoms. So even corona is likely to stay in the tonsils for the majority of the infection, and then the virus that has propagated will fall into the lungs.

 A robust castle have a moat or castle wall. However, these defenses can be overcome if devised. On the other hand, if you deliberately provide a part where it is easy to invade, the enemy will come in aiming there. In fact, that’s what you think, and you can aim at enemies that enter a narrow passage. In other words, you can aim at the enemy once inside the castle. 

In the case of me, I have nasal gargling every day ,too.

Please do not spread it on SNS.

If it spreads strangely, it can be called fake news, and honey is a natural product, so even if it disappears from the shelves, it is not possible to increase production immediately. If that happens, even people who really feel this effect will eat up. I hope that people who understand the theory of honey effects will gradually spread it. Actually, no matter how much honey is used, many people make their own arrangements, saying, “I’m drinking with honey lemon,” “I use honey candy,” and “I’m spreading honey on bread.” This has no effect.

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4月14日朝日新聞にNY在住でコロナに感染した日本人医師(49)の記事がありました。
3月17日(火)夕方、初期症状が倦怠感と軽い頭痛だった。この時「疲れているだけかな」と思った。18日未明、微熱が出て「風邪だろう」と思った。この時鼻やのどの痛みはないと記事に書かれている。この時もけだるさは持続し、初期症状が出た2日後に熱が38度に上昇。21日(土)健康管理ダイヤルに電話してもつながらず、22日(日)勤務先訪問して発熱外来に回されたが「明らかにコロナなので検査しない」と言われたそうだが、頼み込んで検査してもらい、その夜陽性の結果を受け取った。このころには味覚障害をおこしていた。強い寒気と39度近い熱があった。24日咳が出始め、強い倦怠感に襲われ一時は死の恐怖を味わった。幸い27日には解熱した。

この記事を読みヴィネは思った。おそらく普通の人より用心していたであろう医師であっても、コロナ容赦なく襲ってくる。だったらマスクやアイガード、ガウン、手洗いなどの予防策ってどんだけの意味があるんだ?
大量の使い捨て物品と、それを身につけたり脱いだりすることに伴う手間、本当にこれで予防できるのかと言った不安とストレス。いくら消毒しても空中に漂うエアロゾルやドアノブやテーブルに付着しているじゃないかという恐怖。人を見て「この人もコロナ持っているのかも」という疑心暗鬼。

49歳医師は22日にのどの検査してコロナ陽性と言われた。でも喉には症状なかった。17日にはすでにコロナは感染していたはず。いや、少なくても2,3日前もしくはそれ以上前にも感染していたはず。その時にものどの検査していればコロナ陽性と判断できたのではないか?
だるくなったのは体内でコロナが増殖したからだろう。だったらその前に、つまり症状出る前のコロナの絶対数が少ないときに退治できれば進行を防ぐことができるんじゃないか?

ここだ!ここでハチミツを使うんだ!!

ヴィネと当院にくる患者さん(の一部の従順な方)は、風邪の初期の扁桃の症状に、ハチミツが劇的な効果を果たすことを知っている。きちんと使えば一晩で扁桃の症状は治まる。おそらく風邪ウイルスがハチミツの殺菌作用(浸透圧による作用と思われる)で死滅したのではないかと推測している。

このハチミツの殺菌作用に期待して、日常的に扁桃を殺菌するのだ。できれば一日3回はやってほしい。もし多くの人と接触せざるを得ない時はもっと多くやるべきだろう。ウイルスは必ず扁桃を通過する。そこを狙い撃ちするのだ。扁桃に引っかからずに肺にすぐに到達するウイルスもいるかもしれないが、風邪の多くは扁桃の症状が表にでる。だからコロナだってその感染の大部分は扁桃に一時滞在して、その後増殖したウイルスが肺に落ちるはずだ。

今日のタイトルを「体内水際作戦」とした理由ですが、今まで我々がやってきたのは、「体内に入れないように防御しようとするもの」つまり城で言えばお堀や城郭の役目。しかしこれらの防御は工夫すれば乗り越えることができる。一方、わざと一部に侵入しやすいところを設けてやると、敵はそこを狙って入ってくる。実はそれが思うつぼであり、狭い通路を入ってきた敵を狙い撃ちすることができる。つまりいったん城内部に入ってきた敵を狙い撃ちできるのだ。これを「体内水際作戦」と呼ぶことにした。

ヴィネの場合、喉はちみつでのどの症状が改善した後、鼻水だらだら症状が続くので、鼻うがいも毎日やっています。

このヴィネを見て膝ポンと感じた方へお願いです。

SNSで拡散させないでほしい。

変な広がり方するとフェイクニュースと言われかねないし、はちみつは自然物なので商品棚から消えるようなことがあってもすぐに生産量を増やすことができない。そんなことになると本当にこの効果を感じている人までも割を食ってしまいます。はちみつの効果の理論を理解できた人からじわじわと広がってほしいです。実はいくらハチミツの使用法を説明しても「はちみつレモンで飲んでいます」「はちみつの飴使ってるから」「パンにハチミツ塗ってます」と、自分なりにアレンジしてしまう人が少なくありません。これでは全く効果ありません。そんなことでハチミツを無駄に消費してほしくないのです

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これまでコロナのパンデミックに関する記事を大分書いてきましたが、多くの場合「マスクは予防効果がない」「手洗いの効果って本当にあるのか疑わしい」など、否定的なことばかりで、不安に駆られている庶民の感情を逆なでしたり、現場で一生懸命汗を流している医療従事者の努力を踏みにじるようなものだとの感情を抱いた人もいたのではないかと思っています。

しかし間違わないでほしいです。ヴィネは何も面白がったりからかったりしたいのではなく、本気でコロナウイルスに対する効果的な対策がないか模索しているのです。そしてできるだけ効率的に、現場が疲弊しないような、さらに「大丈夫なんだ」という自信につながる対策を考えての行動なのです。

ヴィネはスパルタスロンで3位になった1999年に、ニンニクはちみつの扁桃炎に対する、今までの人生で経験したことのない劇的な効果を実感して、風邪の予防治療に強い興味を抱いたのです。40年の医者人生の中で、これほど自分の生き方を変えるすごい発見をしたことはないと今でも思っています。この発見以来20年以上、いかにして風邪を未然に防ぐか、そしてどうしたら早期に治療できるのかを常に考えて医療に携わってきました。いわばヴィネの専門は、学位をとった「乳がんの超音波診断」ではなく、「風邪の予防と早期治療」です。

世界にどれだけの医者がいるかわかりませんが、風邪に治療にこれだけの情熱を注いでいる医者はまずいないでしょう。感染症専門医と言え、「風邪は放っておいても自然と治る病気で、免疫力が弱い人などはこじらせば肺炎や死に至ることもあるので、バカにはできないよ」程度で、あまり情熱を注いできていなかったと思います。ヴィネは他院で処方された風邪治療の薬を見て、多くの医師の関心もないんだなあといつも思います。ヴィネは今でも「風邪の治療は病気治療の基本」だと思っています。
ここにきて新型コロナウイルスのパンデミックに直面して、一部の医師は風邪に対する研究も正確な情報もなしで適当にやってきたなあと初めて気づいたのではないでしょうか?

これから書くことは非常に重要です!

今、世界中でコロナ患者の発生の勢いに、診断、治療のみならず、経済的なダメージに対する対策も一度に考えなきゃいけない、しかも収束が全然見えないなか、みんな冷静になって考えることができなくなっています。

そこでいくつかの項目に分けて問題点を整理してみましょう。難しくはないですのでお付き合い願います。

まずウイルスが侵入するルートですが、目と鼻と口です。そしてPCR検査は喉と鼻からやっていますね。どうしてでしょう?
最終的にはみんな肺炎になって亡くなります。その段階ではすでに手遅れのことも多いです。そして肺や気管支から検体をとることは非常に難しいので、喉と鼻からとるのす。そして喉からとったほうが確率が高いと言われています。それはどのルートから侵入しても必ず喉を通過するからです。ちなみにドライブスルーで鼻から検体とるのは、そのほうが手間がかからず簡単に取れるからでしょう。

コロナウイルスの厄介な点を以下にあげます。

  1. 潜伏期間が長く、どこで感染したのか追えないこと。
  2. 無症状の人もいれば急に悪くなってたちまち死に至る人もいる
  3. ウイルスのタイプが微妙に変化してるのではないかという疑い→ワクチンの効果が限定的になりそう
  4. 本体が目に見えずその振る舞いが想像しにくいので、マスク、ガウン、手指消毒など様々な対策をとらざるを得ない

症状も多岐にわたります。嗅覚障害、味覚障害。味覚障害は嗅覚が障害されたから生じているに過ぎないと思われます。さらに喉の症状。咳。だるさ。呼吸困難。下痢などの消化器症状。しかし今までの報告では目の症状は聞いていませんから、今のところ目は単なる通過点でしかないのでしょう。

医療現場で様々な予防策を講じても感染してしまうことが少なくありません。また日常生活で完全防備は困難です。防護用品欲しくても品切れです。日本は欧米に比べてまだまだ感染者や志望者が少ない状態で、すでに医療崩壊を危ぶむ声もあります。同じことしていて何とかなると自信を持って言える人がどれだけいるでしょうか?誰も認めたくないけど、心の片隅にはそんな気持ちがあるのではないでしょうか?

ここで提案です。発想を変えましょう!!

コロナウイルスから完全に感染を免れようとする考えを改めましょう

「何馬鹿なこと言うんだ!」「非常識!」「混乱招くだけだ!」「犠牲者のことを考えたことがあるのか!」「現場で働く医療者を愚弄するものだ」

散々な罵声を浴びせられそうですが、ここでヴィネが勇気をもって言わなければ、どんどん取り返しのつかないカオスの中に陥ってしまうのではないかと心配しています。

今日はもう遅くなったので明日につなぎます。

 

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